子どもに毎回、毎回、何を語るのか!
◇先日、わが家の腕白息子二人(小6と小4)が、留守番をすることになり
ました。
夜十時には、寝るという約束で、留守番をしたのです。
◇先日、わが家の腕白息子二人(小6と小4)が、留守番をすることになり
ました。
夜十時には、寝るという約束で、留守番をしたのです。
◇このメルマガでは、あえて叱ることに対して触れてきませんでした。
それは、日常的に子どもに小言を言っているだろうし、親が子どもを叱る時
は、真剣に叱っているだろうから、叱ることをそれほど取り上げなくてもい
いと思っていたからです。
◇この夏、10年ぶりに高校生に国語を教えていますが、国語の苦手な生徒
たちなので、国語に対して関心が薄く、消極的な授業姿勢の生徒が大半なの
です。
それでも、こちらとしては、国語の勉強する意味を伝え、国語の面白みを伝
えようと悪戦苦闘しています。
◇夏休みが、あと10日前後で終わってしまいます。
学校が始まるとまたいつものように、時間に追われて、子どもたちも親たち
も忙しい日々になってしまいがちになることでしょう。
そこで、今回は、学校が始まってから前向きな会話が出来るように、夏休み
の思い出を確認しておきましょう。
◇IメッセージとYOUメッセージという言葉を聴いたことはあるでしょう
か。
このメルマガでも何回か出てきましたが、子どもを叱る時には、Iメッセー
ジが有効です。
YOUメッセージの叱り方と比較してみると、その違いがよく分かると思い
ます。
◇子どもが、幼稚園に行き出す頃には、いろいろな言葉を覚え、時には、親
を不愉快にさせる言葉遣いをすることがあります。
それが、小学校に上がると、更にエスカレートし、言葉遣いに関しては、悩
みの種になることが多いのではないでしょうか。
◇私が理事を勤める私立学校は、指導困難校と言ってもいい学校です。
私もその学校に週2日勤務をし、子どもたちと話をします。先日も、ある問
題を抱えた高校1年生と話をしました。
◇夏休みが始まりました。
この夏休みは、子どもたちにとっては、自己改造する最大のチャンスです。
今回は、目標の決め方を考えてみたいと思います。
◇朝食を毎日しっかり食べている生徒とそうでない生徒では、学校の成績が
違うという調査が、色々なところで出ていますが、それは、規則正しい生活
スタイルかどうかということが学校の成績に影響を与えるからです。
生活の中に規律があるかないかが、実は人間のやる気にも大きく関係してい
ます。
◇子育ての中で、重要なことの一つが、多様な価値観の容認です。
子どもを自分の代理として子育てしている親が多いのは、不幸なことです。
そういう親は、自分のコンプレックスを子どもを代理にして解消させようと
することが多いので、価値観が親の価値観に一元化して、子どもを追い詰め
ることになる場合があります。
◇今回は、子どもの感情を理解する話の聴き方について考えます。
『反映的な聴き方を心がけよう』
◇前回も子どもの真意を聴くことに意識を集中しようと書きましたが、その
意識が出来たら、次は、どういう対応を子どもにすれば、子どもが話しをし
てくれるのかを考えてみます。
そのためには、反映的な聴き方というのが非常に役に立つはずです。
◇私たちのコミュニケーションは、2重の意味の中で繰り広げられるもので
す。
言葉は、表現面(デノテーション)と内容面(コノテーション)からなって
います。
◇子どもと向き合うことは、非常に重要なことです。
最近は、コーチングが子育てにも浸透してきて、子どもの話を聞かないとい
けないということが、言われるようになりました。
今回は、子どもの話をどう聴いたらいいのか、考えてみたいと思います。
『余計なことを考えながら子どもの話を聞く』
『子どもにあえて辛い思いを経験させる』
◇最近の子育ては、子どもに楽なこと、楽しいことを経験させることが、良
いことだというような風潮があるように思います。
また、子どもの自主性を尊重することが、大切なことだと思って、子どもに
大切な判断を任す風潮があるように思います。
『今できていることを承認して、未来に繋げる』
◇私は、事ある毎に、「子どものできていること」を認めることが、セルフ・
エスティームを高めるのだと言っていますが、今回は、今できていることを
通して、苦手なことをできるようにするということを取り上げたいと思いま
す。
『みんなと繋がる』
◇私たちは、みんなの役に立つことで喜びを得る動物です。
子どもの時から、そういう経験を一杯与えることは、重要なことです。
そして、そういう実感が多くなればなるほど、セルフ・エスティーム(自己
重要感・自己有能感)の高い人間になっていくようです。
『対応すること』
◇たとえば、テーブルのジュースをこぼした時、皆さんは、どう対応します
か。
A君「あっ!こぼしちゃった!」
母親「何やってんの!速く拭きなさい!(いつもこぼさないように注意
してって言ってるでしょ!)」
◇学習塾の先生から二つの相談を受けた。
一つは、中学校2年生の男子とそのお母さんのことだ。
その中2の男子は、テニス部に入っているが、勉強はいい加減で、よく塾を
休むそうだ。
部活で疲れると塾を休み、部活の朝連があると塾を休むそうだ。
お母さんに言っても、暖簾に腕押し状態で、お母さんも子どもの要望を受け
入れて、子どもを指導することはないようだった。
こんな生徒と親にどう指導していけばよいのかという相談だ。
◇私たちは、ついつい子どもを叱ってしまいます。たとえば、テーブルの上
のグラスを倒して、牛乳をこぼしてしまえば、何をやってるの!と子どもを
叱ってしまいます。
部屋が汚いから、部屋のおもちゃを片付けなさいと注意しても、子どもがな
かなか部屋を片付けなければ、おもちゃをゴミ袋に詰め込んで、捨てるまね
をします。
子どもを脅しながら、部屋を片付けさせようとするのです。
それほどさように、私たちは、様々な罰を子どもたちに使って、指示・命令
を子どもたちに行使しています。
◇対人関係で重要なことは、自分自身と他人をどういう風に見るかというこ
とです。
対人関係の構えという考え方が交流分析にはありますが、その考えによると
次のようになります。
組み合わせ1:自分=肯定、他人=肯定(自分も他人もOK)
組み合わせ2:自分=肯定、他人=否定(自分はOKだが、他人はNO)
組み合わせ3:自分=否定、他人=肯定(自分はNOだが、他人はOK)
組み合わせ4:自分=否定、他人=否定(自分も他人もNO)
◇私が、理事を務める私立高校の新入生ガイダンスが、4月1日にあった。
そのガイダンスで、保護者の方に、私の方から、約30分お話をさせていた
だいた。
今回は、そのことを書こうと思います。
◇子どもたちが、「あゆみ」を学校からもらってきたら、皆さんはどの項目を見
て、子どもたちと話すだろうか。
学校の先生の生活についてのコメントを当然見て、よいところは誉め、悪い点は
事情を聞いて、改善を促す。そして、各教科の成績について、親としてアドバイ
スをする。一般的にはこんなところだろうか。
◇劣等感なんて何もないなあと思える人も劣等感を持っていることがあ
る。私の知り合いにもそんな人がいる。
◇以前から、このメルマガで何回も書いていることだが、子どものやる気
を引き出すためには、子どもに自信を持ってもらうことが大切だ。
そのためには、親子関係の中で、子どものセルフ・エスティーム(自己重
要感・自己有能感)を高めるようなアプローチが、必要なことだ。
◇以前にも、このメルマガで書いたことだが、アメリカの心理学者が、コ
ミュニケーションに関する実験をした。
◇承認と誉めることの違いについて考えたい。承認と誉めることの違いが、
区別なく使われる場合があるが、承認と誉めることは同じではない。誉め
ることは、条件付けになってしまうので、本来は、あまり好ましいことで
はないのだ。
◇私は、お母さんやお父さんに長所と短所の話をよくする。人間の長所や
短所は、固定的に人間の中にあるものではないのだ。
◇「子どものやる気を引き出す」というのが、このメルマガのテーマだが、
今回は、やる気の素について考えてみたい。やる気とは、自主的に自分で
何かをしようとする意欲のことを言うが、お母さんやお父さんが、一番重
要視しているのが、「自主的に」ということと、出来れば、「勉強」につ
いて積極的にやってくれないかということだろうと思う。
◇人間関係を考える時、年齢は関係ない。しかし、親子関係ともなると
このことを忘れてしまう親が非常に多い。今回は、人間関係の基本であ
る相互尊重について考えてみたい。
『お互いを尊重する』
◇お母さんは、子どもが失敗することや間違うことを恐れる。子ども
が、失敗しないように、間違わないように、必死に注意をし、確認を
とり、念を押して子どもを幼稚園へ、学校へ送り出す。
◇首都圏では、中学入試のスタートが1週間後に迫った。今年も合格不
合格に一喜一憂する毎日が始まる。第1志望校に合格した子どももそう
でない子どもも、そして全部落ちて公立中学校に行く子どもも、まずは
人生最初の関門を経験する。つまり、合格不合格に関係なく、中学入試
を終えて新しい世界に入っていくことになるのだ。
◇高校受験や中学受験のシーズンがやってきた。受験生は、入試が
近づいてくるに従って、だんだんと不安になって、やるべきことも
手につかない状況になってくる。そんな中で、お母さんが出来るこ
とは、受験生をさらに不安にさせないことだ。そして健康面での配
慮だ。
◇私は、子育ての講演会などで必ず最初に絵を描いてもらって、コ
ミュニケーションの難しさを実感してもらう。たとえば、三角形と
か富士山とか、色々なものを紙に書いてもらうのだが、誰一人とし
て同じ三角形や富士山を書く人はいない。単語一つの簡単なものを
絵にしてもらっても、同じ絵はないのだ。
◇新年明けましておめでとうございます。新しい一年の始まりです。
今回のテーマは、目標を決めるです。目標をお子さんと話し合いな
がら紙に書いて、誓いを立ててみてください。
◇早いもので、今回で今年は最後になります。このメルマガをご購
読いただき、ありがとうございました。来年もこのメルマガを宜し
くお願いします。
◇さて、今回のテーマは、部屋の大掃除。子どもたちは、掃除が大
嫌い!そんな子どもたちに部屋の掃除をしてもらうためには、家中
が大掃除をすることだ。
◇先週の練習問題の回答。
*これが正しいという意味ではなく、参考程度に考えてください。
例)消極的⇒(落ち着いている)
1.臆病⇒(慎重)
2.落ち着きがない⇒(活発)
3.優柔不断⇒(柔軟)
4.だらしない⇒(おおらか)
5.せっかち⇒(活動的)
◇私たち親は、どうも自分の子どものことになると、ついつい否定的
な言葉を使ってしまう。「何でこんなことも出来ないの!」とか「何
回言ってもあなたには効かないのね!どうしようもないわ!」とか、
到底他人には言えないようなことをずけずけと自分の子どもには言っ
てしまう。
◇私たち親は、自分の物差しで子どもの行動を評価してしまうから、親の
基準が甘い場合と厳しい場合では子どものセルフ・エスティームの高さに
違いが出る。
◇私たち親は、子どもをどういう大人にしたいと思って、子育てをして
いるだろうか。子育てのゴールを持つことは、非常に重要なことだ。そ
のためには、子どもの年齢ごとにステージを決めて、こういう子どもに
したい、という段階を設置することだ。
◇今回も前回に引き続き受験生のケアに関することを取り上げたい。それは、
入試が迫って来れば来るほど、新しい問題はやらないということだ。今まで
やった問題集や教科書をもう一度解きなおすことを徹底することだ。これは、
何も受験生だけのことではないが、知っていると言う実感を増やして、
やる気を引き出すという効果があるからだ。
◇先日、受験生の心理的なケアについてお母さんやお父さんに講演をした。
キーワードは、「不安」。その時の内容は、次のようなことだ。
◇子どもの成長環境について、最近は、色々な記事が出ているが、学校に
合格するための住環境とか、親子関係とかが、取り上げられることが多く、
子どもがどう成長して、どんな大人になっていくかが、テーマになってい
る記事はなかなか見ない。
◇日常生活の中で、子どもの話を聞く時に、私たちは、子どもと向き合っ
て話を聞くことが少ない。何かをやりながら子どもの話を聞いたり、子ど
もが話している途中で、席を立ったり、はたまた話の腰を折って、子ども
を説教したり、そんな聴き方をついしてしまう。これでは、子どもの
セルフ・エスティームは向上しない。基本的には、子どもの顔を見て、
子どもの真意を考えながら、話を聞くようにしてほしい。
◇私たち親は、子どもを立派にしたいから、ついつい出来ていないところ
や駄目なところを注意してしまうが、この注意が頻繁に行われると、子ども
のセルフ・エスティームはどんどん下がってしまう。そうなると、出来てい
ないことや駄目なところは、改善するどころか、どんどん悪くなってしまう。
◇子どもが勉強しない理由は、実に様々だとは思うが、その理由を聞き
出して、勉強しない原因を取り除くことが出来れば、子どもは勉強に
向かうようになるかもしれない。
◇最近、二人の成人男子から親との関係について話を聞いた。今回は、
そのことを書きたい。仮にその二人をAさん・Bさんとしよう。まずは、
Aさんの話から。
◇最近の親と昔の親の違いは、子どもに対しての強制力にあるかも
しれない。今の親は、極力強制力を子どもに行使して何かをやらせるのを
避ける。子どもが嫌だといえば、嫌なものをしても仕方がないということ
で、それ以上は、強制しない。
◇私たち親は、子どもを分身だと思ってしまうところがあるから、自分と子
どもの価値観は同じものだと思ってしまう。しかし、子どもは子どもなりの
価値観を徐々に形成していくものだ。親の影響は当然あるし、親と同じよう
な価値観を持つが、だからと言って全く同じというわけではないのだ。
◇子どものセルフ・エスティームの向上を目指すのであれば、子どもの意見
を親が受容することが大切だ。いつもいつも子どもの意見を親が否定してい
たら、子どもは、「自分のことをお父さんもお母さんも重要だと思っていな
いのだ!」と思うはずだ。これでは、セルフ・エスティーム(自己重要感・
自己有能感)は、向上しない。
◇子どものセルフ・エスティームの向上を目指すのであれば、子どもの意見
を親が受容することが大切だ。いつもいつも子どもの意見を親が否定してい
たら、子どもは、「自分のことをお父さんもお母さんも重要だと思っていな
いのだ!」と思うはずだ。これでは、セルフ・エスティーム(自己重要感・
自己有能感)は、向上しない。
◇子どものセルフ・エスティームを向上させるためには、親のアプローチが
重要だということで、子どもとのコミュニケーションに注目してきたが、
ここで、その前提である親の態度について触れておきたい。
◇8月19日日経新聞の夕刊に次のような記事が載った。
『外で遊ぶ・早く寝る子、「自尊感情」高い傾向 福岡県調査』
外でよく遊び、早く就寝する子どもは、自分に価値があると感じる「自尊感
情」が高い傾向にあることが、福岡県が小中学生約1万3千人に行った調査で
分かった。自尊感情と生活実態の関係についての大規模な調査はめずらしく、
専門家は「夢をもって前向きに生きるために必要な自尊感情が、生活習慣や遊
びの中で育つことが裏付けられた」と話している。
◇8月19日日経新聞の夕刊に次のような記事が載った。
『外で遊ぶ・早く寝る子、「自尊感情」高い傾向 福岡県調査』
外でよく遊び、早く就寝する子どもは、自分に価値があると感じる「自尊感
情」が高い傾向にあることが、福岡県が小中学生約1万3千人に行った調査で
分かった。自尊感情と生活実態の関係についての大規模な調査はめずらしく、
専門家は「夢をもって前向きに生きるために必要な自尊感情が、生活習慣や遊
びの中で育つことが裏付けられた」と話している。
◇子どもたちが、自主的に勉強して欲しいと望むのは、親としては当然のこと
だが、自主的に毎日ある一定の時間、勉強して欲しいと思うのならば、親の方
もその水準をちょっと考えた方が良い。そして、何のために毎日勉強するのか
も明確にしておいた方がよい。
◇子どもが、健やかに成長していくためには、親の承認行動が頻繁に子どもに
向かわなければならない。「あなたは、今のままでいいんだよ」とか「Aは、
よく頑張っているな」とか、子どもの現状を肯定的に捉えることが、非常に
重要なことだ。しかし、子育ては、そんなに単純なものではない。子どもに
対してしっかり叱ることも必要なことだ。叱ることも立派な承認行動の一つだ。
ただし、愛情を持って叱るという限りにおいてだ。
◇セルフ・エスティーム(自己重要感・自己有能感)は、最近色々なところで、
目にするようになった。直接的にセルフ・エスティームとは出てこないが、
自尊感情とか自己肯定感とか訳されて、書名に登場するようなった。大変
嬉しい限りだ。どんどんセルフ・エスティームが大切だということが、
広がっていけばよいと思う。
◇今回は、達成感を得る為の、スモールステップ式の学習の勧めを書きたい。
5分単位で、作業を繰り返して、一つ一つの作業に対して達成感を感じてもら
うというものだ。
◇長い夏休みが始まって、1週間過ぎた。横浜市の小学生は、サマー
スクールといって小学校で、勉強やらプールやらあるが、その他の地域では
どうだろうか。
◇夏休みが始まった!子どもたちの夏休みは、どんな休みになるのだろう
か。
◇お勧めしたいのが、夏休みも学校のある日と同じような生活時間を守る
ことだ。朝起きる時間から夜寝る時間まで、ほとんど通常の学校のある日
と同じように生活することだ。まずは基本的な生活スタイルを変更しない
ことだ。
◇私たち親は、子どもに素晴らしい人間になってもらいたいと思っているが、
その思いが強ければ強いほど、裏目に出る場合が多い。子どもに理想を
求めすぎて、子どものセルフ・エスティーム(自己重要感)を低下させて
しまうのだ。
◇子どものことを親はよく知っていると思っているが、果たしてそうだろうか。
◇親の前で見せる子どもの顔は、果たして本当の子どもの顔だろうか。友だち
の前で見せる子どもの顔、学校の先生の前で見せる子どもの顔、塾の先生の前
で見せる子どもの顔、近所の人たちの前で見せる子どもの顔、子どもには色々
な顔がある。そのどれもが本当の顔なのだ。
◇子どもは、時に無邪気な天使にも無邪気な悪魔にもなる。明るく屈託のない
笑顔を見ると、子どもはやっぱり天使なんだと思えてくるし、子どもの何気
ない一言がグサッと刺さって痛い時は、無邪気な悪魔のようにさえ思える。
◇親子関係は、親が子どもをどのくらい尊重するかで、関係の良し悪しが大体
決まってしまう。子どもを尊重するというのと子どもを放任するというのは、
随分と違うことなので、ここで注を入れておこうと思う。
◇こんな相談が来た。子どものやりたいことだけやらせておいても大丈
夫なんですかというものだ。答えは、ノーでもイエスでもない。子ども
の置かれた状況によって違う。
◇こんなことはないだろうか。「どうもあの人から言われるとやる気が
なくなる」とか「あの人に声をかけられると何かやる気が出る」とか、
そういうことはないだろうか。同じようなことを言われても、それを
言う人によって受ける印象が違う。そんなことは、日常的に経験して
いるはずだ。今回は、その違いが、どの辺にあるのか書いてみたい。
◇学校の先生と会議をもっていた時に、「やる気の出る叱り方を教え
てください」と不意に言われて、はたと気がついた。そうだ、まだこ
のメルマガで取り上げてない!と。そこで、今回は、やる気の出る叱
り方について書こうと思う。
◇中学校へ進学すると、中間テストや期末テストが子ども達の悩みの種になる。特に、中学1年生の定期テストは、初めてのテストでドキドキだ。そんな彼ら・彼女らにお母さんから、テストに対するアドバイスをしてあげてほしい。昔、お母さんもやって効果のあった方法として。今回は、定期テストで、高得点を取る方法を伝授したい。
◇よく「自分のことは自分で!」ということが言われるが、それは、先ず
自分のことを自分で出来るようにしてからの話だ。それでは、自分のこと
を自分で出来るようになるためには、どうすればよいのか。それは、子ど
もに形を教えて、それを実行させることだ。たとえば、挨拶の仕方を教え
る。掃除の仕方を教える。本の読み方を教える。机の上の整理を教える。
等々、様々なことを教えることだ。そして、それを実行させ、修正点を指
摘して、形が身につくまで徹底することだ。
◇最近、「『学力』と『社会力』を伸ばす脳教育」と言う本を読んだ。著者に
よれば、褒めることも叱ることも脳に影響を与える行為で、脳科学的に見れ
ば、これらの行為の必要性は明確だそうだ。
◇子どもの悪い点を直そうとしても無理なことは、このメルマガでも何回と
なく書いてきた。それでは、どうすればよいのかということについても、何
回となく書いてきた。
◇この前、ある人から息子の評判を聞いた。
「いつもニコニコしていて大変子どもらしいお子さんですね。」と言われた
のだ。裏を返せば、元気がよくて昔ながらの悪がきですね!ということだろ
うが、それを家の息子に直ぐに言ってみた。
◇最近、桜の花が美しい理由を友人から聞いた。
友人曰く「大概の花は太陽に向かって咲くけれども、桜の花は、人間に向
かって咲くから、綺麗なんだ。」この友人の一言に、私は痛く感動した。
この話を聞いて、親子関係にも当てはまるなと思った。
◇学習塾に勤めている時に、こんな生徒がいた。入塾した日は、その生徒
の髪の毛は、黒くて普通の髪型だった。それが、その次の時には、金髪に
なっていた。当然、少女は、金髪で塾に行くことはいけないことだと知っ
ていたが、なぜかその日は、金髪で塾に来たのだ。
◇朝日新聞3月28日付けの記事で「生徒が『先生を流産させる会』 い
すに細工、給食に異物」というものがあった。以下は、その記事の抜粋。
◇子どもが、自主的に勉強をする時がある。それは、子どもがその科目
を好きになった場合とその科目が出来そうだとか、分かりそうだとか実
感した時だ。そういう時に子どもは自主的に勉強をする。ちょうど、学
校の成績が返ってくる頃だ。成績を使って、子どものやる気の背中を押
してみよう。
◇現在、我が家には小学校4年と2年の腕白小僧が、一緒に住んでいる。こ
の前、彼らの部屋を覗いてみたら、なんと人間の住んでいる部屋ではないよ
うな状況だった。
◇最近、あるお母さんから相談を受けた。子どもに注意をすると、その時は
聞いてくれるのだが、直ぐに同じようなことをして、同じ注意を何回もする
ようになってしまうのだが、何とかなりませんかという相談だ。
◇最近の住環境は、昔とは比べ物にならないぐらいに変化している。家人が、
各々個室を持っていたりする。当然、子ども部屋をあてがって、子どもを早
いうちから自立=孤立させようとしている傾向がある。これは、元来の日本
の子育てにはなかった傾向だ。
◇先週の土曜日に初めて鹿児島を訪れた。学習塾の集まりの講演会に呼ばれ
て、講演をしてきた。私の講演の前にビデオが流された。物凄く感動的なビ
デオで本気で泣いてしまい、その後の私は、テンションを戻すのに時間がか
かった。
◇先日、講演会を頼まれて出かけていった。演題が、「NO1教育コンサル
タントが語る、子どものやる気を一言で引き出す親のコツ」というものだ。
大体、NO1教育コンサルタントとして誇れるのは、私の体重だけだ。多分
、私は、体重では日本でNO1の教育コンサルタントだろう(重いのか軽い
のかは、ご想像にお任せする)。
◇随分前の話だが、中学受験にまつわる話を一つ。私の部下で、教育熱心
な女性社員がいた。その部下の自慢の息子さんが、超難関国私立中学を受
験した。私が指導していたわけではないので、この親子の関係も子ども本
人の実力も分からないが、この子は、受験生の中でも非常に学力の高い子
だったに違いない。そうでなければ、錚々たる受験校を受けることはない
だろう。私は、随分と努力をしてきたんだろうなと思っていた。
◇私が、学習塾に勤めていた時に、度々こんな保護者がいた。「私は大学を
出てないので、この子にだけは、大学を出てもらいたい」という保護者だ。
大学に行くことを目的においているような保護者、いわゆる学歴コンプレッ
クスを持っている保護者だ。
◇子どもが、どんな時にやる気になるか、お母さんやお父さんは知っている
だろうか。子どもは、基本的には、自分を認めてもらった時にやる気になる
ものだが、そうだからと言って、すべての子どもが同じボタンを持っている
わけではない。やはり子どもの個性によって、やる気の入るボタンは違って
いるものだ。だから、自分の子どもが、どういう時にやる気のボタンが押さ
れるのかを知ることは、重要なことなのだ。
◇子育てをしていると、どうしても子どもに感情を引きずられて、イライラ
が募る。そんな時には、気分を変えることだ。気分を変えるための方法は、
案外簡単だ。
◇子どもにチャレンジ精神を植え付けようとするには、どうすればよいのか。
それは、失敗することを認めることだ。そして、失敗することを賞賛するこ
とだ。そして、失敗する以上に成功することを喜ぶことだ。
◇2009年がスタートした。年の初めに確認しておこうと思うことがある。
それは、親子のコミュニケーションが、子どもに大きく影響を与えるという
ことだ。子どもの信念(世界とはこういうものだ・他人とはこういうものだ・
人生とはこういうものだと思い込むこと)や価値観(好き嫌い・大切だと思っ
ていること)は、親の信念や価値観を反映する。
◇冬休みは短いから、夏休みのように余裕を持って、色々な体験をさせる
ことがなかなか出来ない。ましてや、この不景気に、旅行の計画を立てて、
いつもとは違った経験をさせようと思っても、そうは問屋が卸してくれな
い。そんな時は、休みのテーマを変えてみよう。たとえば、生活リズムを
確立するとか、読書の習慣をつけるとか、家で出来ることをテーマにして
みるのだ。
◇セミナーや研修で、相手を説得するワークショップを行うことがある。相
手の望まないものをまず聴いて、その望まないものを相手にやってもらうよ
うに説得するワークショップだ。参加者の方に何もコツを告げないで行うと、
大体は、無理やり説得する。そして、相手は、押し付けられたように感じる。
◇たまには、子どもの秘密を聴いてみよう。どういう風に子どもの秘密を聴
くようにするのか、と言うと、いたって簡単だ。誰か(たとえばお父さんや
学校の先生や幼稚園の先生やお兄ちゃんやお姉ちゃん)をダシにして、秘密
を聴いてみればよいのだ。
◇うちの息子が、学校の学童で問題を起こしたことがあった。小学校2年生
の息子は、小学校1年生の子ども達と遊んでいて、小学校1年生の子どもの
一人をからかっていたそうだ。面白そうだったので、そのままそのからかい
に参加した。からかわれた子どもが、親に言って、学校にクレームを上げ、
うちの息子も名前が挙がった。家内の要請で、親父である私が登場して、お
説教をすることになった。
◇皆さんは、子どもの友だちのことを良く知っているだろうか。子どもが、
今どんな友だち関係を結んでいるか、関心を持って子どもと会話をしている
だろうか。
◇子どもの良い点(=長所)に親は注目して子育てをしていこうとよく言わ
れる。そう言われると、疑問に感じる方がいるようで、たまに、質問を受け
る。それは、悪い点(=短所)を直さなくてもいいのですかという質問だ。
そこで、今回は、その疑問に答えてみたい。
◇皆さんは、勉強の出来る子と約束の守れる子のどちらを子育てのポイン
トにしているだろうか。多分、どちらも出来る子が、いいに決まっている
から、両方と答えられると思うが、実際は、勉強の出来る子に比重を置い
て、子育てをしている場合が多い。
◇皆さんは、水を凍らせて結晶が出来るのを知っているだろか。雪の結晶は
有名だと思うが、つい最近、水の結晶の写真の本を読んだ。水に色々な言葉
を投げかけたり、文字を見せたり、音楽を聴かせたり、綺麗な風景写真を見
せたりした後、その水を凍らせて結晶の写真を撮るのだ。そうすると、どう
いう風になるのかというと、これがまた驚く結果になる。
◇言語学用語にデノテーションとコノテーションがある。デノテーションと
は、表現通りの意味のことだ。たとえば、「狼が来た」という表現をその通
りに受け止めることだ。
◇朝起きない子どもに手を焼いていないだろうか。私のところにもそう
いうお母さんから相談が来るが、そういう時に良く言っているのが、朝
寝坊することは、誰にとっての問題なのかということだ。朝寝坊で不利
益を被るのは、お母さんなのか、子どもなのかということだ。
◇人間の「やる気の素」は何だろう。人間の「やる気の素」は、セルフ・エ
スティーム(自己重要感・自己有能感・自尊感情)だ。このセルフ・エステ
ィームが高いか、低いかでやる気の力が違ってくる。このセルフ・エスティ
ームが、まずは、やる気の原動力なのだが、そのやる気自体は、次の公式で
表すことが出来る。
「やる気=価値×期待」
◇子どもに勉強してほしいのならば、まずは勉強する空間を綺麗にし、子
どもの机の上を片付けることだ。子どもが机に座って、目のつくところに、
漫画本やゲームを置かない。基本的に机の周りには、勉強以外のものを置
かない。毎日同じ時刻に勉強するという習慣をつける。そういうことをコ
ツコツやってみよう。
◇皆さんは、子どもと握手をするだろうか。学校に行く時、習い事に
行く時、試合か発表かに子どもが出る時、子どもにお説教をして、そ
のお説教を約束させる時、色々な時に握手をしているだろうか。
◇子どもが、学校や塾でカンニングをしたら皆さんは、どうするだろうか。
先日、学習塾の講師の方に、そういう場合の対処は、どうすればよいのか
と聞かれた。
◇反抗期は、子どもが、自律=自立へ向かう親離れの時期だ。今までの親子関
係を脱して、新しい親子関係を築くための不安定な時期だ。反抗期に差し掛か
った子どもは、今までの親子関係を無意識のうちに振り返って、大体3つのパ
ターンでその時期を過ごす。
◇9月に入った。12月までにどうなりたいのか、子ども達の気持ちを確認す
る時期だ。大学受験生なら、12月までに参考書や問題集を何冊仕上げるか、
高校受験生ならば、中学校の内申点をいくつ上げるのか、中学受験生ならば、
偏差値をどのくらい上げるのか、色々な目標があるだろうが、子ども本人の
目標に対する本気度が、非常に重要なのだ。
◇最近は、夏休みが短くなった。だから、今日あたりは、もう学校が始まって
いる時期かも知れない。この夏に何をしたか、何を学んだかを振り返って、子
どもが成長したことを確認しておこう。
◇前回は、ちょっと難しい話だったが、今回は、セルフ・エスティームが高
いと何が出来るのかを箇条書きにして紹介したい。クリストフ・アンドレの
「自己評価メソッド」という本を参考にして10個にまとめた。彼は、その
ほかに「自己評価の心理学」という本も出している。
◇子育ては、コミュニケーションだ!とこのメルマガで何回となく書き、その
趣旨に沿って、親子の会話をヒントにしてきた。子育ては、子どものセルフ・
エスティーム(自己重要感・自己有能感)を高めることだ。このセルフ・エス
ティームが高ければ高いほど、新しいことにチャレンジできるし、他人に優し
くなれる。
◇夏休みに入って、子どもと接する時間が増えたのではないだろうか。こうい
う時期に、子どものちょっとした変化に関心を示して、良い変化ならば、その
変化の強化を図り、悪い変化ならば、しっかりと叱って、習慣化しないように
することは重要なことだ。
◇先週、プレジデント・ファミリー・クラブの関係で、Z会のWEB責任者の
寺西さんと対談させていただいた。彼は、その対談の中で、今でも覚えている
一番がっかりしたこととして、お母さんの思い出話をしてくれた。
◇話を聞くことは、実は話をすること以上に重要な側面がある。話を上手く聞
けるようになれば、それだけで随分と違った人間関係が開かれる場合もあるの
だ。親子関係も同じで、子どもの話を親がしっかり聞いてあげるだけで、今ま
でと違った関係性が生まれるはずだ。
◇コミュニケーションスキルの中で、I(アイ)メッセージとYOU(ユー)
メッセージという考え方がある。Iメッセージは、話してを主語して、話して
の感情や考え方を伝えるもので、YOUメッセージは、聞き手を主語にして、
話しての感情や考えを伝えるものだ。たとえば、以下のようなものが、Iメッ
セージとYOUメッセージだ。
◇子どもに約束を守ってもらうためには、親は、約束したことの意味を子ども
に理解させることが必要だ。この約束は、子どもにとって、どういう意味があ
るかを丁寧に示し、この約束が、実行可能なもので、そして、この約束を守れ
ば、こういういい点が子どもにはあるのだということを理解させることだ。
◇私たち親は、子どもに良かれと思って、いろいろと干渉する。その最たるも
のが勉強への干渉だ。親が勉強に関心を示さなければ、子どもは、勉強をする
ようにはならないが、そうだからといって、親が勉強に深く関わりすぎても、
子どもは勉強から逃げていってしまう。
◇子どもを集中させる簡単な方法は、制限時間を与えることだ。たとえば、5
分では少し難しそうな課題を与えて、「ヨーイ、ドン!」とやることだ。そう
すると、子どもは、必死にその課題をこなそうとする。ちょっと難しい条件を
与えて子どもを必死にさせ、その課題をこなせたら、十分賞賛してあげる。そ
ういうことを日常に組み込んでみると子どものやる気は高まる。
◇子どもを叱っていると、ふと子どもの気持ちが分かる時はないだろうか。ま
たは、きっと子どもは、こんなことを思いながら、私のお説教を聴いているの
だろうな?と思うことはないだろうか。そんな時、「今こんなことを思ってる
でしょ!?」とか、「煩わしいなあと思いながら聞いているでしょ!?」とか、
子どもの心の中が見えているように子どもに短い単語で語ってみるのはどうだ
ろうか。「今むかついてるでしょ!?」でも「煩わしいなあこの鬼婆!?」と
か。言葉は悪いが、そんな感情が、子どもの中にあるかもしれないし、そうい
うことをお母さんは、理解してるんだけど、あえて言っているのよ!的な状況
を子どもに見せてみるのもなかなかいいかもしれない。しかし、短い単語で。
◇ものには言いようがあるとよく言われるが、子育てにも当てはまる。それは
、子どもの言動に対しての親の言いようだ。
◇子育てで難しいのは、どこまで失敗させて大丈夫なのかの判断だ。いちいち
お母さんが、失敗する前に注意を与え、叱っていたら、子どもはどんどん萎縮
するか、お母さんの顔色を見て、行動するようになる。かといって、野放しに
していれば、最近は、大きな怪我を負ったり、予想も付かない出来事に遭遇し
てしまったりする可能性が大きい。それではどうすればよいのか。答えは意外
と簡単で、自分の前で見守ってあげればよいのだ。
◇このメルマガでも何回となく書いてきたが、コミュニケーションの目的の一
つは、相手のセルフ・エスティーム(自己重要感)を高めることだ。特に、子
どものやる気を引き出そうとすれば、子どものセルフ・エスティームを高める
ことが、どうしても必要なことは、何回となく触れた。しかし、親子関係では、
その辺が、分かっているけれど出来ない。それは、親の子どもに対する大きな
期待や自分の分身としての子どもに対する気安さが、原因かもしれない。大人
同士であれば、当然、こんな会話は出来ないなあと思っていることも、子ども
との間であれば、簡単に出来てしまう。分かっているけど、出来ないのだ。
◇先日、とうとう業を煮やして、子ども達に、部屋の掃除をする意味を教えた。
お母さんが何回も何回も、毎日のように叱っては、部屋を掃除させているのを
見かねてとうとう「掃除やりなさい!戦争」に参戦してしまった。
◇ゴールデンウイークに幕張メッセに「恐竜大陸」という恐竜展を見にいった。
小4と小2のチビをつれていったのだが、その帰りに本屋に立ち寄って、本格
的な恐竜図鑑と小学生用の恐竜に関する本を買って帰った。家に帰ってから、
3人で、恐竜図鑑を見ながら、今日見てきた恐竜を確認した。
◇先週、姫路で「日本教育者セミナー」という勉強会が、二日間あった。4名
の方の講演を聞いたのだが、その一人に元松下政経塾の塾頭の上甲さんという
方がいた。松下幸之助氏の教育観を具現化した一人だ。上甲さんの講演は、私
が、常日頃から考えていることに非常に近かったので、意を強くした。今日は、
上甲さんの講演内容を簡単に紹介したい。
子どもには子どもの言い分があるし、親には親の言い分がある。大体が、親の
言い分を子どもは聞いて育つ。子どもの言い分は、子どもの中で消えていくこ
とが多い。いや消えていくと言うよりも、心の片隅に積もって、人間観を形成
していくのだ。
◇子育てには、他者比較は禁物だが、時系列を振り返って本人の過去と今と未
来について語ってみるのは、有効なことだと思う。出来たこと、出来なかった
ことを比べるのだ。そして、もう少し大きくなったら、こんなことも出来るよ
うになるんだよと教えてあげるのだ。子ども本人が、自分の成長を確認できる
し、将来の成長に関してもイメージがしやすくなる。
◇皆さんの家では、お子さんがお母さんの財布からお金を盗んだ事件はあった
だろうか。私の家では、昨年、一番下の小1の息子と小3の息子が、とうとう
お母さんの財布からお金を盗んでいたことが発覚した。それも事情はちょっと
複雑で、おばあちゃんがその事実を発見し、子ども二入にお母さんには絶対言
わないから何をしたのか、話してごらんということで、我が腕白坊主の二人が
自供したのだ。
◇学校の通信簿が、返ってきたころだ。昨日か今日、全国の小学校や中学校
は、子どもたちに通信簿を返しているはずだ。この通信簿を見て、子どもに
何が言えるかを私たち親は、考えた方がよい。
◇子どものやる気は、恒常的に続くものではない。やる気は、紙風船と同じ
で、空高く打ち上げても必ず地面に落ちてくる。だから、何回も何回も空高
く打ち上げなければならないのだ。やる気は一度やる気を引き出して安心し
ていてはダメで、何回も何回もやる気を引き出すアプローチを心がけなけれ
ばダメだ。
◇私が、子どものセルフ・エスティーム(自己重要感・自己有能感)を高める
ことが重要だと主張しているのは、大人になった時に、自信を持って人生を歩
んで欲しいからだ。
◇今月の末から春休みが始まる。子どもの自律を促す絶好のチャンスが到来
するのだ。今から、春休みの計画を子どもと一緒に作り出してみてはどうだ
ろうか。
◇今月の初めにNHKのディレクターの方が事務所にみえて、学力低下問題に
ついて話をした。教育問題と学力低下問題を同一に考えるべきではないとお話
したが、その中で、学力を獲得することが、教育の重要な側面ではないのだと
強調しておいた。
◇子育てで重要なことは、見守ることだと言われる。子どもの様子を関心を
もって、見守ることだ。悪いことも良いことも子どもに関心を示しながら子
どもが自分で色々なことを学べるように親はそっと傍らに立って見ているこ
とだ。
◇子どもを持つお母さんのよくある習性は、間違いを恐れるというものだ。
子どもが、失敗しないように、間違わないように、必死に注意をし、確認を
とり、念を押して子どもを幼稚園へ、学校へ送り出す。
◇そして、幼稚園や学校から帰ってきたら、失敗をしていないか、間違いを
していないかと確認し、失敗をしてしまったり、間違いをしてしまっていた
ら、ついつい叱ってしまう。
「あれほど言ったのに、なぜ失敗をしちゃったの!」と。
◇正義感の強いお母さんは、子どもに対しても、正義を通そうとする傾向が
強い。子どもは小さな大人だとは言っても、それほど、言語活動が発達して
いるわけではないから、お母さんのロジックに勝てるわけはない。色々抵抗
はしていても、結局のところは、口でやり込められてしまうことが多い。
◇入試のシーズンがやって来た!中学入試、高校入試、大学入試と2月に入っ
たら目のまわる時期だ。子ども達は、屈託のない笑顔でいるから、全然受験を
意識していないかと言うとそうでもない。子ども達だって、親同様、動揺して
いるのだ。そこで、今回は、入試直前の精神的ケアについて考えたい。
◇毎回同じことで怒っていることはありませんか。先日もあるお母さんから、
相談のメールが来て、「うちの息子は、いつも学校の連絡帳を出さないんで
す!どうすればよいでしょうか」という。このお母さんに聞いてみたら、い
つもこんなやり取りがあるらしいのだ。
◇学習塾に勤務している時に、保護者面談でお母さんがよく話してくれた親子
の会話を今思い起こすと、随分と子どものやる気を奪っている会話が多かった
なあと思う。日常会話の中で随分と子どもたちは、お母さんに手厳しく注意を
受けていることが分かる。たとえば、こんな会話だ。
◇子どもの公共性を育てることを最近の親は忘れてしまったようだ。
◇この冬休みに、新幹線に何回か乗って地方の仕事をこなしたのだが、子ども連
れの家族は、決まって煩わしかった。小さい子の甲高い笑い声や話し声、そして
「そんなの関係ねえ!」の連呼には、正直参った。
◇受験に備えて、夜型学習から朝型学習に転換しなければならない時期になった。
この時期から風邪をひくことは禁物だ。インフルエンザの予防接種はされていること
だろうから、後は睡眠をしっかりとって、体調管理を徹底することだ。
◇自我形成において重要なことは、親の価値観をどういう風に掴み直すかという
ことだ。
◇人間の行動特性は、誰かに関心や注目を集めようとするところがあるから、そ
の人の悪い点を直そうと思って、そのことを指摘し続けると、直るどころか、さ
らに強くなって出てしまうことがある。関心や注目は、あるものを強化すること
になってしまうのだ。このことを分かっていると、良い点に関心や注目をして、
良い点を伸ばしていこうということになるのだが、それがなかなか分かっていて
も上手くはいかない。子育ても、人材育成も基本は同じなのだから、長所を伸ば
そうと思えばいいのだ。
◇私たちは、出来て当たり前だと思っていることが意外と多い。当たり前のこ
とだと思うと、その行為に対して、何も反応しないものだ。たとえば、挨拶を
するのは、人間として当たり前のことだから、子どもが挨拶しても、当然だと
思って、何も反応しないのだ。この当たり前の基準を下げてみると、子どもを
承認する機会が非常に多くなる。
◇こんな相談が最近あった。小学校3年生の男の子を持つお母さんから、次
のように言われたらしい。
お母さん:学校の宿題がないのなら、○○(通信教育の名称)をやりな
さい。
A君 :お母さんは、学校の先生じゃないんだから、宿題を勝手に作
らないでよ!
お母さん:何言ってんの?!学校の宿題がないなら、○○をやったって
良いじゃない!
A君 :宿題が出なかったんだから、学校の先生は、今日は勉強しな
くても良いって思ってるんだよ!
◇こんなケースがあった。幼稚園年長組の子どもが、9月の初めに個別指導塾
に親とともに相談に来た。塾の責任者が話を聞くと今から小学校1年の勉強を
始めて、大きくなったら医者になりたいという相談だった。話を良く聴いてみ
ると、その子は、習い事を数多くやっていて、塾に通える日は、日曜日もいれ
て2回程度だった。
◇結果が全てだと言われるが、子育てでは、一概にそうではない。子育てで重
要なことは、子どものプロセスに関心を示して、努力すること、真剣に取り組
むことの大切さを教えることだ。結果よりもプロセスが子育てでは、重要なこ
となのだ。
◇先日、朝日新聞の記事で、「『しからぬオヤジ』4割 中高生に干渉せず
福岡市調査」と言う記事があった。親子のコミュニケーションが足りないとい
うものだが、なぜ親子のコミュニケーションが不足するようになったのかを考
えてみると、親の方に問題があるのではないかと思う。親が、自分に自信がな
いのだ。
◇ここ数週間、亀田親子の話題で日本中が持ちきりだった。昨年来、亀田親子
の親子愛・家族愛をマスコミが持ち上げた。彼らのそのほかのヒール的な発言
や派手な練習スタイルのパフォーマンスについては、このメルマガで取り上げ
る資格はないから、亀田親子現象の親子愛について今回は取り上げたい。
◇子どもが親の言うことを聴かないのには理由がある。その理由を親は知ろう
とはなかなか思わない。親の言うことを聴かない子どもが悪いとはじめから思
っているから、力ずくで親の言うことを聴かせようとする。無理やり親の言う
ことに従わせようとする。
◇前回は、人それぞれのモチベーションのボタンがあって、NLP(神経言語
プログラム)の考え方に、価値観型の人間とビジョン型の人間に分ける考え方
があることを紹介した。今回は、前回からの続きで、ビジョン型の接し方を考
えてみたい。
◇モチベーションのボタンは、人それぞれだ。親と子どもでもそのボタンは違
う。親のモチベーションのボタンをそのまま子どもに押し付けても、子どもは、
全然響かないものだ。子どもには子どものモチベーションのボタンがあるもの
だ。
◇運動会シーズンに思うことがある。その昔、といっても今から10年ほど前
は、運動会に順位をつけなくなっていた。児童を平等に扱おうと順位をつけな
いで運動会をしていたのだ。こんな馬鹿げたことが、学校では堂々と正論のよ
うにまかり通ってしまうものだが、流石に最近は、順位をつけているらしい。
◇子どもの勉強を上手く見るコツは、あまり教えないことだ。親身になりすぎ
て教えてしまうと、子どもが分からない時に、「何で分からないの!?」と詰
問してしまって、お互いの感情を害することになる。
◇子どもは、無邪気な悪魔だと言われる時もあれば、無垢でか弱い存在だと言
われる時もある。子どもは風の子元気な子と言われる時もあれば、親の庇護を
必要とする小さな存在だと言われる時もある。つまり子どもは、両義的な存在
なのだ。だから、子どもを上手く把握することはなかなか難しい。特に、親は、
心理的距離が近づき過ぎていて難しいものだ。
◇子どもに、過剰な期待を抱くことは、避けなければならないが、全く期待を
かけないということも、よくないことだ。過大評価も過小評価も子どもにとっ
ては迷惑な話なのだ。
◇子どもが大人になった時に、親の価値観が、そのまま反映されてしまうとい
うことを意識しているだろうか。子どもは子どもだから、親とは違う価値観で
生きるはずだ!と考えるのは、ちょっと間違っている。完全に一致した価値観
ではないが、非常に強く親の価値観に影響を受けて、子どもは生きていくこと
になるのだ。
◇夏休みが、とうとう終わろうとしている。学校が始まるとまたいつものよう
に、時間に追われて、子どもたちも親たちもギスギスしてしまいがちになる。
そこで、今回は、学校が始まってから前向きな会話が出来るように、夏休みの
思い出を確認しておこう。
◇最近は、夏休みが終わるのが早い。ゆとり教育の影響で、8月中に授業が始
まってしまう。だから、宿題も早く終わらせなければならない。どうだろう。
宿題は終わっているだろうか。そこで、今回は、宿題のチェックをしてみよう。
◇IメッセージとYOUメッセージという言葉を聴いたことはあるだろうか。
このメルマガでも何回か出したように思うが、子どもを叱る時には、Iメッセ
ージが有効だ。YOUメッセージの叱り方と比較してみよう。
◇最近、モンスターペアレンツの話題が、何かとマスコミに登場する。新聞や
テレビの報道を見聞すると驚くべきクレームが学校に寄せられているようだが、
何でこんなクレームを親が言うようになってしまったのだろうか。
以下新聞からの抜粋。
・義務教育なのだから、野球部のユニホームは学校で洗って欲しい。
・おもちゃの取り合いで喧嘩になったのだから、おもちゃを幼稚園に置かな
いで欲しい。
・いじめが原因で、学校を転校することになったのだから、新しい学校へ通
う分の交通費を負担して欲しい。
・朝早く起きられないから学校で起こして欲しい。
◇夏休みに入って、子どもたちと接する時間が多くなっているのではなだろう
か。そういう時に、気分転換で、いつも使っている言葉遣いを変えてみてはど
うだろうか。子どもたちも、案外驚いて、お母さんの意図を探ってくるかもし
れない。たとえば、こんな会話。
◇自信とは、自分の可能性を信じることだ。自分には、何かをやる能力がある
とか、自分は、どんな状況でも何とかなるとか、自分に対する信頼がある状態
を自信のある状態というのだ。
◇最近は、ビジネス誌でも教育問題が取り上げられて、教育に対する関心が、
母親は言うに及ばず、父親にも高まっている。先月発売の「プレジデント・
ファミリー8月号」に私の塾選びのポイントが載ったが、親としてどう塾と関
わったらよいのか、どういう塾を選べばよいのか、簡単に触れておこう。
◇私たちは、子どもの幸せを祈りながら、教育に時間とお金をかけている。自
分の子どもだから、必死になって、育てているのだ。だから、色々な問題が生
まれる。
◇もし、客観的に子どもを見ることが出来、適切な距離を取ることが出来たら、
子育ては、非常に楽になるはずだ。子育ての問題は、親と子の近すぎる心理的
な距離に起因するところが多いからだ。
◇先週も土曜日、日曜日と京都、大阪で「子どものやる気を引き出す親のア
プローチ」と出して、学習塾の保護者の方にお話をしてきた。子育ては、親子
のコミュニケーションだから、そのコミュニケーションを通して、子どものセ
ルフ・エステーム(自己重要感・自己有能感)を高めることが大切なのだ。
◇このセルフ・エステームが高くなればなるほど、新しいことに挑戦するよう
になるし、何かについてやる気になるようになるのだ。こんな話を具体例を交
えて話し終わった時に、1人のお母さんから、質問があった。
◇夏休みを前に、もう一度、生活のリズムについて考えたい。色々な調査が示
すように、朝食を食べる児童・生徒の方が、朝食を食べない児童・生徒よりも
成績が上位にあるのは、なぜなのか。
◇それは、生活のリズムがあるからなのだ。一日のリズムをしっかり守ること
が実は、やるべきことをやる生活習慣になるからだ。だから、夏休みも学校が
あるときと同じように生活のリズムを崩さないようにしたい。
◇反抗期の相談が多いのだが、私は、反抗期があることは、大変喜ばしい
ことだと思っているから、それほどお母さんやお父さんは、嘆くことはな
いと思う。
◇まあ、突然反抗しだしたように思うから、お母さんもお父さんも慌てる
のだろうが、人間は、親から自律=自立する存在だから、親に対する反抗
は、自律=自立のスタートだと思ったほうが良いのだ。
◇この日曜日に、群馬県と埼玉県の顧問先の保護者会で話をした。
この時のテーマが「子どもに夏休みを有意義にすごさせるために」ということで、
45分ほどの話だ。
◇親は勉強して欲しいと思っているが、子どもは、親の心子知らずで、全く
勉強に向かわない。そういう現実が、日本には山ほどあるはずだ。
◇今回は、そういう状況になった時に親はどうすればよいのか、考えてみた
い。特効薬ではないが、漢方薬的にじわじわ効いてくるかもしれない、そん
なアプローチだ。
◇先日、お母さんが、相談に来た。
小学校3年生の息子の家庭訪問があったのだが、その中で、
学校の先生に、息子さんがもしかしたらいじめられているかもしれないと言われたというのだ。
息子に聞くべきか、聞かないべきか、どうしたらよいだろうか、という相談だ。
◇お母さんが、子どもをいつもいつも叱っていると、
子どもは自分に自信が持てなくなるから、
失敗を恐れ、何事に対しても臆病になっていく。
そんな子どもを私は、随分と沢山見てきた。
◇先日、ある百貨店でこんな会話をしている親子を見つけた。
その時の子どもも自分に自信のない子どもだったように思う。
◇こんな事実は、認めたくないだろうが、
兄弟(姉妹)がいる家庭は、愛情がその兄弟に平等に振り分けられてはいない。
親は無意識に、兄弟(姉妹)間に格差をつけて育ててしまう。
◇昔はそれでも、極力兄弟(姉妹)間で平等にしようと思って、
親も努力していたが、最近は、そんな努力をしない親が非常に多くなった。
学習塾などでは、お金をかけて元が取れる子どもにお金をかけ、
元が取れない子どもには、お金をかけないと堂々という親がいるぐらいだ。
◇私には、大学を卒業した時から、一つの思惑があった。
自分の子どもをテーマ別に育てたら、どうなるのかというものだ。
ただし、人間としてどうなるかではなくて、
勉強に対してどうなるのかという思惑だ。
人間としてどうなるかという実験は、流石の私も気が引けた。
今回は、そのうちの二例について報告しよう。
本人には了解済みなのだ。
◇先週、小学校6年生のお母さんから相談をいただいた。
子どもが、全ての面で、無気力になっているように思うのだけれども、
どうすればよいのかという相談だ。
◇詳しい事情を聞いてみると、その子は、週に習い事を物凄くやっているのだ。
習字、水泳、ピアノ、公文式、個別指導塾と、
ほとんどの曜日で習い事をやっているそうだ。
◇皆さんは、中学校や高校の時に、100メートルを何秒で走れただろう。
私は、中学校の時に12秒5で100メートルを走れた(今からでは全く
想像できないくらいだが、意外と速かった)。
◇新しい年度が始まった。そこで、やる気について考えてみよう。
やる気とは、その本人が、何かをやろうとする気持ちだ。
特に子どもの場合は、勉強だったり習い事だったりを自分から進んで
やろうという気持ちのことだが、親にとってはそのことが、一大関心事だ。
それでは、このやる気は、どうやったら出るのだろうか。
◇先日、あるお母さんと話をしていたら、娘さんの話題になった。
娘さんはこの4月から中学3年生になる。
携帯電話の使用料金から彼氏がいることが発覚して、
今ちょっとお母さんと娘さんは、気まずい関係になっているらしい。
◇アメリカの心理学者が、コミュニケーションに関する実験をした。
どういう実験かというと、二人一組になって、一方が手で机を叩いて
相手に曲名を知らせるというものだ。実験する前は、かなりの人が、
曲名は当たるだろうと思っていたが、そうでもなかった。
相手に対してただ手で机を叩くだけでは、曲名は、伝わらなかった。
◇3月に入って埼玉・群馬・栃木で、お母さんやお父さんに子どもと
のコミュニケーションについてお話をしている。その中で人間の長所
や短所について説明するのだが、なぜかお父さんの喰いつきが非
常に良い。そうだ!そうだ!と言わんとばかりの頷きだ。今回は、
この長所と短所について書こうと思う。
◇前回は、子どもの嘘は年齢によって、その意味するところが違うから、子ど
もの年齢に合わせて対応した方がよいというところで終わった。今回は、その
続きで具体的な対応を考えてみたい。
◇以前、こんな質問を保護者の方にいただいた。
「うちの子どもは、時々嘘をつくので、安心して子どもの話を聞いていられないんです」と。
◇私は、保儀者の方に、お子さんの年齢を聞いてから、私なりの回答をした
のだが、一般に子どもの嘘と言っても、年齢によって嘘をつく意味が全然
違っている。幼児の嘘と児童の嘘、そして中学生以上の嘘とでは嘘の意味が違うのだ。
◇受験シーズン真っ盛りの今日この頃、中学入試はひと段落して、
第1志望校に合格した子どももそうでない子どもも、そして全部落ちて
公立中学校に行く子どもも、まずは人生最初の関門をクリアした。
つまり、合格不合格に関係なく、中学入試を終えて新しい世界に入って
いくことが出来る。そのことをまずは確認しておこう。
◇そして、不合格のケアの話だ。受験校に落ちて、喜んでいる人間は
まずいないが(表面上は強がっている場合があるが)、そうだからといって、
その痛手が何にもまして大きいかどうかは誰にも分からない。ショックには
違いないが、どのくらいショックなのかは本人にも他人にも分からないかも
しれない。
◇随分前の話だが、私の受け持ちの生徒の親から電話があった。娘と喧嘩を
したら、娘が家を出て行ってしまって、夜になっても帰ってこない!という
相談だった。
◇娘が、私のことなんて何も分かっていない!お母さんなんてお母さんじゃ
ない!と言って、家を出て行ったそうだ。このお母さんとは何回も面談して
いたので、お母さんの何が、娘との喧嘩を引き出したのか、大体想像がついた。
◇前回の「見て見ぬ振りをしよう」について、反論があった。そんなことをしていたら、
どんどん助長して、さらに悪いことをやってしまうのではないかと。
◇子どもでも大人でも最初が肝心なのだが、悪いことをしたら、
最初にしっかり叱っておくことだ。そうすれば、その悪いことはしなくなる可能性が高い。
だから、この反論も一理あるのだが、しかし、そんなにしょっちゅう叱ってばかりいると、
子どもが叱られることに慣れてしまって、叱っても効果がなくなるのだ。
だから、たまには、見て見ぬ振りをして、叱る機会を制限して、子どもと接してみることを
お願いしたのだ。そして、それだけでは、子どもに無関心になったように思われるので、
さりげなく、注意をしようとお願いしたのだ。
◇街を歩いていると、お母さんが子どもを叱っている場面に出くわす。ある
お母さんは子どもを道の端に寄せて諭すように叱っている。また、あるお母
さんは子どもを叱りつけて、自分はすたこらさっさとばかり、泣いている子
どもを置いてきぼりにして、子どもがついてこないとさらに遠くから怒鳴っ
ている。
◇高校受験や中学受験のシーズンがやってきた。受験生は、入試が近づいてくる
に従って、だんだんと不安になって、やるべきことも手につかない状況になって
くる。そんな中で、お母さんが出来ることは、受験生をさらに不安にさせないこ
とと健康面で考えてあげることだ。勉強のアドバイスは極力避けた方が良い。
◇先週の火曜日に、顧問先の学習塾で、自閉症気味の男子生徒と会った。その
子は、中学3年生の受験生なのだが、学校でも塾でも初対面の人や機嫌が良く
ないと全くしゃべらない子のようで、入試の際の面接等で困るので、1回その
子を見てくださいということで、話をすることになった。
◇新年明けましておめでとうございます。ちょっと間の抜けた時期の挨拶で
失礼します。しかし、新しい一年の始まりです。今日は、目標をお子さんと
話し合いながら紙に書いて、「目標達成シート」を作ってみましょう。
◇今年一年を振り返る時期だ。子どももこの一年を振り返って、よかったこと、
悪かったこと、反省するべきこと、自画自賛すること、様々な思いをこの年の
暮れにもう一度確認して、来年に向かったほうが良い。
◇そろそろ大掃除のシーズンだ。子ども部屋の掃除について家族会議を開いて
みたらどうだろう。机の上が綺麗になる、部屋が整理される、自分の思いが部
屋の中で形になる。大掃除はいいこと尽くめだ。整理整頓は意外とやる気の素
なのだ。
◇街が年末で慌しくなり一つにクリスマスがある。子どもたちは、自らの
誕生日と同じくらい楽しみにしている季節がやって来たと言っていいだろ
う。週末は、クリスマスプレゼントに関する広告で新聞はいっぱいになる
ことだろうし、この頃のおもちゃ屋やおもちゃ売り場は戦争のようだ。
◇子どもは、素直だ。しかし、表面的には、なかなか素直には見えない。
先日もあるお母さんから相談をいただいた。
うちの娘は、厳しく育てたせいか、何をするのにも自信がないのです。
先生のお話を聞いて、認めて育てようと、娘のいい点を伝えているのです
が、全然心に入っていないように思うのです。どうすれば良いでしょうか。
◇先週は、大阪でお母さん方にお話をしてきた。その中で、次のような質問
があった。
読書感想文を子どもが書くのですが、どうも漢字の間違いが多くて困ります。
どうすればよいのでしょうか。
◇私は、お母さん方に話をするたびに、今の自分をどう思っていますか?
と必ず尋ねる。
今こうしていることが出来る自分をどう思っていますか?
今の自分に不満ですか?
と尋ねる。
◇私の長男が、二十歳になった。ちょうど今日が誕生日だ。初めて、
子どもが生まれると知った時の喜びや生まれてきた時の喜びを思い
出す。生まれてきてくれてありがとう!感謝してもしたりないぐら
いだ。実は、この長男、この5年間で沢山の人に紹介した。私の講
演会では、必ず登場する不肖の息子として。
◇顧問先で保護者会が始まった。先週末からお母さん方・お父さん方に
「子どものやる気を引き出す親のアプローチ」と出して、約60分お話
をした。先週は、3・5日で約100名の方に参加していただいて、楽
しいひとときを過ごすことが出来た。
◇人間のやる気は、目標があるかないかで違ってくる。最近の子どもたちは、
なかなか自分の目標を言わない。目標を聞いても、わからないととぼけるか、
本当にわかっていない。
◇どうだろうか。最近、お子さんと内緒話をしたことはあるだろうか。
お母さん:お父さんには内緒にしておくからAちゃんの好きな男の子教えて?
Aちゃん:え~?いないよ!
お母さん:あ~そうなの。お母さんはてっきりB君だと思ったんだけど。
Aちゃん:何で分かったの!?
お母さん:やっぱりB君だったの。B君のどんなとこが好きなのよ?
Aちゃん:そんなの恥ずかしい!・・・・
◇最近、こういう会話を耳にした。
お母さん:A君、明日の朝、何食べる?食べたいもの何?
A君 :えー?そうだな・・・。ホットケーキとハンバーグがいいかな。
お母さん:そんなのいやだな。
A君 :いやだよ。絶対食べたい!
◇昔だったら、朝飯のメニューを母親が聞くことはなかった。出された
ものを文句を言わずに食べることが子どもの務めだった。それが最近で
は、子どもに何を食べたいのか聞いてご飯の支度をする。
◇小学校に上がって、少しすると、子ども達は、間違いを非常に気にし出す
ようになる。間違いを指摘され、その恥ずかしさで、間違いはやってはいけ
ないことと思うようになる。
◇だから、学校でやったテスト用紙を家で隠したり、授業の中でやったプリ
ントの間違い直しの宿題を隠したりする。
◇そして、そういう隠し事を発見したお母さんは、大概は、子どもを責める。
何で隠し事をするのか、詰問する。
◇今回は、前回の解答編。
事例1)中学1年生の太郎は、板書をノートに写すのに大変丁寧で教師を
イライラさせます。イメージの図でさえ、定規で丁寧に描きます。
字は一字一字時間をかけて丁寧に書きます。だから、他の生徒の
2倍の時間を要します。丁寧に書くことが目的でないので、もっ
と早く書くように再三促しますが、相変わらずマイペースです。
◇まず、注目するところは、「イライラさせます」という教師の感情です。
こういう感情が引き起こされると言うことは、「注目を引く・関心を引く」
ということが、生徒の目的になっているということです。
◇私たちは、ついつい子どもを叱ってしまう。たとえば、テーブルの上のグラスを
倒して、牛乳をこぼしてしまえば、何をやってるの!と子どもを叱る。
◇部屋が汚いから、部屋のおもちゃを片付けなさいと注意しても、子どもがなかなか部屋を片付けなければ、おもちゃをゴミ袋に詰め込んで、捨てようとする。
◇子どもを脅しながら、部屋を片付けさせようとする。それほどさように、私たちは、様々な罰を子どもたちに使って、指示・命令を子どもたちに行使する。
◇しかし、この罰を使って子育てをしていると、思わぬ弊害が出てしまう場合がある。今回は、その罰の弊害を考えたい。
