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2006年05月02日

この世に100%悪いことなんかない

◇以前、私は自動車通勤をしていました。雨の日も風の日も暑い日も寒い日もエアコンをつけてお気に入りの音楽を聴きながら通勤するのは超快適でした。渋滞で時間が読めないことがタマニキズですが・・・。

◇雨の日、特に梅雨の時期に電車の中の汗と湿気のあのいやな感覚、混雑する中での他人とのふれあい、シャカシャカ流れるヘッドホンからの雑音、マナーの悪い座り方の数々はイライラ感の絶頂でした。

◇しかし、契約していた駐車場がマンション建設予定位置に変わり、電車での通勤を余儀なくされたことから、私にとって気づきがはじまりました。

◇晴れた日は、駅までの20分ほど歩きます。日差しのぬくもり、自然な空気の流れを肌で感じて気持ちの良いものです。

◇雨の日、バスを待ちながら、濡れはするものの、ふと頭に浮かんだのが、草木に降り注ぐシャワーの映像でした。想像する植物たちは、喜んで互いに、話し合っている声まで聞こえてきました。そうだ、恵みの雨だ!と頭の中でさけびました。

◇この気づきがきっかけで、今まで避けて通りたかった、私にとっての悪環境は、必ずしも悪くないこと感じるようになってきました。

◇そうなんです。私たちは、同じ事象でも、見方や聞き方、感じ方を変えると、全く違う体験が出来るのです。

◇周りの人に、または、あなた自身に、新しい視点を提供する質問が、『この問題の良いところは、どんなところだろう?』です。

◇これによって、今まで自動操縦でネガティブな視点から眺めていたものを、手動に切り替えて、新しい視点から見ることができるようになります。

◇さあ、今日からゴールデンウィークのスタートです。読者の皆さんも楽しい計画をたてていることと思います。しかし、予定通り行かないことも常です。

◇せっかくの予定が雨で中止になったり、予定の変更を余儀なくされて嘆いたり、海外に脱出する日本人が多いというニュースに羨望をいだくことはあなたのエネルギーの無駄遣いです。

◇想いも寄らないことが起きても、『この問題の良いところは、どんなところだろう?』という質問を投げかけてみてください。

読者の皆さん! ハブ ア ナイス ホリデイ!

罰を使って子育てはしてはいけない

◇私たちは、ついつい子どもを叱ってしまう。たとえば、テーブルの上のグラスを
倒して、牛乳をこぼしてしまえば、何をやってるの!と子どもを叱る。

◇部屋が汚いから、部屋のおもちゃを片付けなさいと注意しても、子どもがなかなか部屋を片付けなければ、おもちゃをゴミ袋に詰め込んで、捨てようとする。

◇子どもを脅しながら、部屋を片付けさせようとする。それほどさように、私たちは、様々な罰を子どもたちに使って、指示・命令を子どもたちに行使する。

◇しかし、この罰を使って子育てをしていると、思わぬ弊害が出てしまう場合がある。今回は、その罰の弊害を考えたい。

『罰の好ましくない効果』
   
1.罰する人がいなければ、子どもたちは、不適切な行動を取ってしまいやすくなる。子どもたちは、罰する人と罰しない人を区別するようになって、人の顔色を見ながら、自分の行動を取ってしまうようになる。罰する人がいなければ何をしてもいいと思うようになる可能性がある。また、親の判断に依存的になって、何をやるにしても親の言うことを聞くようになってしまう可能性がある。

2.不適切な行動を罰するだけでは、適切な行動を学べない。不適切な行動を罰するだけでは、適切な行動を学習できない。子どもの行為を罰するだけでは、行為をするという意欲も失われてしまう可能性があるので、不適切な行動をしなくなるが、適切な行動もしなくなる可能性がある。

3.罰も子どもの行為に関心を示す一つの行為になるから、不適切な行為を強化する可能性がある。親に無視されるよりは、罰せられることで、自分に関心が向くので、子どもは、関心を引くことに成功したことになっていまい、不適切な行為が続く場合がある。
 
4.罰を与えると親を憎むようになる。子どもは親に愛されたいが、親から罰を与えられ続ければ、親を憎むようになる。愛している親を憎むようになれば、その憎しみは、非常に深いものになる可能性がある。

◇罰だけの子育てをしている親はいないと思うが、罰を使う頻度が多くなっていれば、その弊害が出る可能性がある。罰による子育ての比率を極力下げるように意識してほしい。

週休2日制を再考することが大切なことではないのか!

【記事】
文科相、無料“公立塾”を正式表明
読売新聞(4/18)

○小坂文部科学相は17日、中央教育審議会(文科相の諮問機関)の総会に出席し、経済的理由で塾に行けない小・中学生を支援するため、来年度から退職した教員OBによる学習指導を全国でスタートさせる方針を正式に表明した。

○小坂文科相は「格差社会が論じられる中、『塾には行けないが、勉強したいという子に道をつけてほしい』という声を各地で聞いた」と紹介。その上で、「団塊の世代が大量に定年退職する時期でもあり、そうした子どもたちに手を差しのべる方法を検討するよう省内に指示してある」と述べた。

【中土井はこう考える】
◇教育改革がスタートした時点で、学力格差は必定だった。教育の自由化とゆとり教育で、学力格差は、当然起こるものだから、学力は、家庭で守れ!と言うことだったはずだ。

◇だから、今回の記事にあるように、「格差社会が論じられる中、『塾には行けないが、勉強したいという子に道をつけてほしい』という声を各地で聞いた」ということは、当然起こってしかるべきことのはずなのだ。

◇その声に対応して、公立塾を開設したとあるが、もしそうならば、まずは、ゆとり教育の象徴である、学校週休2日制を見直すことが先決ではないか。

◇そして、学習指導要領の規定を以前と同じようにマキシマムスタンダードに戻して、基本的な義務教育上の格差を生じさせないようにするべきではないか。

◇今回の決定は、非常に良いように見えて、誰もが責任を負わない態勢だ。誰が責任主体になるのだろうか。もし、学校長であるならば、正規の授業時間を拡大した方が圧倒的に親切だ。

◇もし、教育委員会が責任主体であるというのならば、現場の直接管理をどう行なっていくのか。また指導する教員OBが、責任主体というのならば、こんな無責任なことはない。誰もボランティア的に支援する人を責めることは出来ないからだ。

◇また、経済的に塾にいけない生徒の支援とあるが、ある生徒は、参加し、ある生徒は、参加しない。そして、そこに「経済的に」というメルクマークがついていることに疑問を感じる。もし徹底するならば、勉強したい全ての生徒に門戸を開放するべきだ。教育改革を実施した行政の責任をしっかり取るべきだからだ。

◇補習をしなければならない事態を作ったのは、一体誰なのか。経済格差が、補習する事態を作ったわけではない。教育改革が、そういう事態を作ったのだ。そのことを文科省は、どう考えているのだろうか。

教師の生徒に対する承認頻度を上げよう!

『はじめに』

◇4月・5月の時期は、絶対に退会者を出してはいけない。年度替りにある程度退会者が出てしまうのだから、この新学年のスタートの時期に退会者を出してはいけないのだ。

◇また、夏期講習の仕込みの時期に不満退会者が出ると、夏期講習での集客に響くことになるからだ。

◇その他にも、6月末で退会者が通常月の2倍出てしまう可能性があるから、この時期は、極力生徒ケア・保護者ケアを徹底して、内部満足度を上げることが必要だ。

◇そこで今回は、教師の生徒に対する承認行為の頻度を上げることで、生徒の満足度が上げるということを考えてみたい。


『生徒一人ひとりに承認を与えること』 

◇私どもが、各塾の授業をどう見るかというと、まずは、教師の承認行為の頻度を見る。教師の力量を測るときは、生徒のどこを見て、その生徒をどう承認するのかということで力量を見る。教師が生徒をどう見つめているのか(観察しているのか)、を見るのだ。

◇そして、その教師がどういうアプローチを取って、生徒を勇気付け、生徒のセルフ・エステーム(自己重要感)を高めるのかを見る。

◇大体において、伸び悩みの塾は、授業の中での教師の生徒に対する承認行為の頻度が少ない。教師が積極的に生徒の行為を認めようとしていないのだ。

◇演習問題の問題が出来ていれば褒めればよいのだが、無視をしたり、次々と問題を与えたりしているだけだったりする。これでは、生徒は問題演習を積極的に取り組もという意欲がなくなってしまうし、先生との関係が希薄になる。

◇だから、連休明けからは、各授業担当者に、生徒への承認行為の頻度を上げるように指示してほしい。生徒の出来たことを認めること、努力する姿勢を認めること、生徒の良い点を指摘してあげること、何でも良いのだ。生徒が塾に居場所を見つけることが、承認行為なのだ。ぜひ、生徒を認めて。教師との距離を縮めてほしい。

◇授業が生徒にとって、楽しいものになることが、退会を防ぐ最大のものだ。この意識をもって、授業に取り組んでほしい。

『経営者の視点』

◇自塾の基本動作の徹底と塾としての基本動作の徹底を両輪でまわそう。塾のスタンダードの上に立っていない独自性は欠点になってしまうケースがある。そのことを念頭において、自塾の基本動作を相対的に認識していこう。

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