教師の生徒に対する承認頻度を上げよう!
『はじめに』
◇4月・5月の時期は、絶対に退会者を出してはいけない。年度替りにある程度退会者が出てしまうのだから、この新学年のスタートの時期に退会者を出してはいけないのだ。
◇また、夏期講習の仕込みの時期に不満退会者が出ると、夏期講習での集客に響くことになるからだ。
◇その他にも、6月末で退会者が通常月の2倍出てしまう可能性があるから、この時期は、極力生徒ケア・保護者ケアを徹底して、内部満足度を上げることが必要だ。
◇そこで今回は、教師の生徒に対する承認行為の頻度を上げることで、生徒の満足度が上げるということを考えてみたい。
『生徒一人ひとりに承認を与えること』
◇私どもが、各塾の授業をどう見るかというと、まずは、教師の承認行為の頻度を見る。教師の力量を測るときは、生徒のどこを見て、その生徒をどう承認するのかということで力量を見る。教師が生徒をどう見つめているのか(観察しているのか)、を見るのだ。
◇そして、その教師がどういうアプローチを取って、生徒を勇気付け、生徒のセルフ・エステーム(自己重要感)を高めるのかを見る。
◇大体において、伸び悩みの塾は、授業の中での教師の生徒に対する承認行為の頻度が少ない。教師が積極的に生徒の行為を認めようとしていないのだ。
◇演習問題の問題が出来ていれば褒めればよいのだが、無視をしたり、次々と問題を与えたりしているだけだったりする。これでは、生徒は問題演習を積極的に取り組もという意欲がなくなってしまうし、先生との関係が希薄になる。
◇だから、連休明けからは、各授業担当者に、生徒への承認行為の頻度を上げるように指示してほしい。生徒の出来たことを認めること、努力する姿勢を認めること、生徒の良い点を指摘してあげること、何でも良いのだ。生徒が塾に居場所を見つけることが、承認行為なのだ。ぜひ、生徒を認めて。教師との距離を縮めてほしい。
◇授業が生徒にとって、楽しいものになることが、退会を防ぐ最大のものだ。この意識をもって、授業に取り組んでほしい。
『経営者の視点』
◇自塾の基本動作の徹底と塾としての基本動作の徹底を両輪でまわそう。塾のスタンダードの上に立っていない独自性は欠点になってしまうケースがある。そのことを念頭において、自塾の基本動作を相対的に認識していこう。

