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ドストエフスキー

民衆の中には忍耐強い無言の悲しみがある。

◇今日の言霊は、全てのことに当てはまるように思う。「民衆」を
もっと限定して「サラリーマン」や「生徒」や「親」や「子ども」、
はたまた「社長」や「上司」や「部下」といったところまで、全て
において「忍耐強い無言の悲しみ」があるのだ。

◇だから、私たちは、自分のこの「無言の悲しみ」にどう焦点を合
わせて生きていくのかで、いろいろなことが違ってくる。

◇また、他人や目の前の相手の「無言の悲しみ」をどう受け止める
のかで、人間関係のありようが違ってくる。

◇自分を見つめれば見つめるほど、この「無言の悲しみ」にどう付
き合っていったらいいのかが徐々にわかってくるから、私たちは、
自分の悲しみを意識的に背負えるようになる。

◇そうすると、他人の悲しみに対しても優しく接することが出来る
ようになって来る。自分の限界も他人の限界もともに許容できるよ
うになるのだ。

◇私たちは、ニコニコ笑っている顔の奥に、何がしかの悲しみが横
たわっていることを知るようになる。だからこそ、その笑顔は強く
美しい輝きに満ち溢れているのだ。

◇誰でもが悲しみを胸に生きていることを知れば、私たちは、自分
にも他人にも優しくなれるはずだ。

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