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改革のリスクと現状維持のリスクを読み間違えてはいけない!

『はじめに』

◇私どものコンサルは、現状維持を心良しとしないから、大改革を提案
する。業績好調の塾の更なる発展のために、お手伝いをしている時は、
改革のリスクを超える改革の成果を説明するだけで、大改革に踏み切っ
てもらえるが、業績不調な塾の場合は、リスク要因に思考が引っ張られ
て、なかなか大改革に踏み切れない。

◇この9月に、年度途中にも関わらずコース設計の変更をした顧問先の
結果を今回は、書いてみたい。大改革が、実は、それほどリスクになら
ないことを知ってもらいたいからだ。

『はじめに』

◇私どものコンサルは、現状維持を心良しとしないから、大改革を提案
する。業績好調の塾の更なる発展のために、お手伝いをしている時は、
改革のリスクを超える改革の成果を説明するだけで、大改革に踏み切っ
てもらえるが、業績不調な塾の場合は、リスク要因に思考が引っ張られ
て、なかなか大改革に踏み切れない。

◇この9月に、年度途中にも関わらずコース設計の変更をした顧問先の
結果を今回は、書いてみたい。大改革が、実は、それほどリスクになら
ないことを知ってもらいたいからだ。


『リスクは、レアケース?!』

◇創業3年目のその塾は、非常に厳しいコース設計をしていた。だから、
9月からコース設計を変更して、通いやすく、学習効果の出るものにし
ようと提案をした。

 N :9月から週2回4教科で、選択を週1回のコース設計にしまし
ょうよ。科目は、基本コースが、英数理社の4教科で、選択は、
国語でどうでしょうか。

 I :えっ!国語を選択にするのですか。今までうちは、理社が、選
択で、国語は、本科コースでやっていたんです。国語の要求度
合いは、高いのですよ。国語を選択にして、理社を本科コース
に入れても、クレームになったり、必要ないって言われますよ。

 N :国語の要求度合いが高いのであれば、なおのことを選択にして、
理社を本科に組み込みましょう。理社を選択にしていれば、選
択率が、向上しませんよ。

 I :そんなことしたら、生徒が辞めてしまいませんか。

 N :やめないと思いますよ。


◇こんな会話が続いて、結局は、私に根負けして、I塾長は、9月から
コース設計を変えて、集客し出した。そして、先週、コース設計の変更
結果を聞いてみた。

 I :ほぼ全員が、週3回のコースに移行しました。誰からもクレー
ムはでませんでした。国語は、要求度が高いので、ほぼ全員受
講してくれました。正直ドキドキしていましたが、何も関係あ
りませんでした。

◇改革の時は、リスクを勘案して色々と心配するが、そのリスクは、改
革案が、現実的に考え抜かれれば抜かれるほど、杞憂に終わる。それは、
設計の段階で、大きなロジックが作られているからだ。

◇リスクは、レアケースの場合がほとんどなのに、レアケースを主要因
に考えて、改革案を検討するからだ。8割がたの顧客が承認する改革案
ならば、改革した後の効果性を考えれば、実行に移すべきなのだ。

◇改革は、経験知との戦いだ。経験知から物事の本質を抽出できれば、
改革の成否が多分わかるだろう。生半可な経験知が、私たちを苦しめる
のだ。このことを私たちは、忘れてはいけないと思う。


『経営者の視点』

◇情報のバイアスに敏感になろう。クレームが1件来たからと言って、
失敗ではないのだ。まだ見ぬ顧客の獲得競争をしている私たちは、ロジ
ックを駆使して、まだ見ぬ顧客の心性を予測し、効果的な施策を打って
いくべきなのだ。


合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

http://www.management-brain.co.jp/

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