マザー・テレサ
ほほえみ、ふれあいを忘れた人がいます。これはとても大きな貧困です。
◇最近の私たちは、どうだろうか。微笑みやふれあいを忘れていない
だろうか。
◇このところ続く学校でのいじめによる生徒の自殺の報道に触れると、
私たちの社会が段々と微笑みもふれあいもない貧困の状況になってい
ってしまうのではないかと心配になる。
◇何かを犠牲にして誰かと競争を繰り返して、その競争を勝ち抜こう
と必死になっている私たちは、物質的には、裕福かもしれないが、心
のありようは、マザー・テレサも指摘するように、非常に貧しい状況
の中にあるのかもしれない。
◇自分以外の人々にふれあい、微笑みあってはじめて、私たちは、自
分という存在も他人という存在も認め合うことができるのに、そうい
う心の交流を遮断しなければ競争に勝てないような、そんな状況にな
っている。
◇それは、人間として悲しいことではないのだろうか。そういう本質
的な出来事を蔑ろにしている現代は、実に貧しい時代なのかもしれな
い。
◇私たちは、豊かな時代を望んでいるはずだ。物質的だけではない精
神的な豊かさをも望んでいるはずだ。
◇そうだとしたら、部分競争を残しながらも、全面競争からは下りて、
お互いが連帯することが、大切なのではないだろうか。微笑みやふれ
あいを忘れた時代は、幸福な時代ではないはずだ。
合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

