武者小路 実篤
与えられたる運命を、最もよく生かすということは
人間にとって大事なことである。
◇自分の身の丈を超えたいと昔は思っていた。でっかい男になって、
みんなから尊敬され、みんなから頼りにされる、そういう男になり
たいと思っていた。しかし、最近は、与えられた自分の使命を全う
したいと思うようになった。どうあがいても自分はガンジーにもキ
ング牧師にもリンカーンにもなれないのだ。ましてやクレオパトラ
にも楊貴妃にも小野小町にもなれないのだ。
◇私は、私以外の何ものにもなれないのだ。そう思うようになって
一番痛切に気がついたことは、自分の社会における存在理由だ。自
分には社会における存在理由がない!ということだ。そう思ったら、
ちょっと寂しくなったが、せっかく生きているのだから、自分でそ
の存在理由を発見しなくてはならないと思い直して色々と考えた。
◇その結果たどり着いたのが、自分の生を全うすることだ!という
考えだ。誰に言われるまでもなく自分で自分の生を生きていこうと
決めたのだ。
◇誰かが言うことだから正しいわけではない。正しいことをいうか
ら正しいのだ!と思うようになった。自分に与えられたチャンス=
生きている時間を精一杯過ごすことしかない!と思うようになった。
そうやって生きてきたら、それが自分を生かすことになったのだと
今では思う。
◇皆さんも自分の生き方を発見してみてはどうだろう。自分との対
話を始めてはどうだろう。
合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

