乾杯!
昨今、教育界、子どもを取り巻く環境は、悲観的なニュースや話題ばかりで、将来の日本や世界はどうなってしまうのかと憂うつになっていました。しかし、巷では旧来的の元気な感性溢れる子どもたちがすくすく育っていました。
昨日、顧問先の授業見学に行ってきました。対象の方は、最近入社したばかりの方で、学生時代に塾でアルバイトしたものの社会人になってからは他の業種で働いていた方でした。
私は、今まで、何百人(回)授業を見てきた。が、昨日の授業は、久しぶりに感動の授業だったのです。何が・・・
以下は、この先生が前回までの先生から引き継いで、初めての小5の国語の授業中の生徒の発言と若干の先生の受け答えの場面です。
『先生ベートベンが攻めてくる!』
この教室には、子どもたちの読書感想を模造紙に表現した作品が貼ってあったのですが、テープが剥がれかけ、この発言をした壁際の生徒のところにたれてきたのでした。
『先生!新幹線乗ったことある?』「それは、あるよ~。」『いいな~!』
漢字テストで、新幹線という問題をきっかけとした生徒の発言でした。『いいな~!』という言葉に子どもらしい羨望の感情がこもっていて、私は言葉に言いあらわせないほどうれしい気持ちになりました。後で聞いた話ですが、この生徒には、電車の運転手をしている尊敬すべきおとうさんがいるそうです。
『先生!枝という時は、木へんなのに、なぜ幹という漢字は、木へんじゃないの?』
幹という漢字の書き取りの際のある生徒の発言でした。
『先生!手出して!』「ハイ!」『先生!結婚していないんだ!』
机間巡視の際の生徒からの何気ない発言でした。
なんと素敵な生徒たち、なんと素敵なクラス、何と素敵なお父さんお母さん。なんと素敵な前回までの先生、何と素敵な今回の先生。
こんな生徒たちが溢れていたら何も心配は要らないと思いました。そして、こんな素直な生徒たちの発言や発想ができる生徒の才能に、そんな生徒を見守る大人たちに乾杯です。
胃上食堂

