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« 糸川 英夫 || エマソン »

コミュニュケーションの本質

◇顧問先で保護者会が始まった。先週末からお母さん方・お父さん方に
「子どものやる気を引き出す親のアプローチ」と出して、約60分お話
をした。先週は、3・5日で約100名の方に参加していただいて、楽
しいひとときを過ごすことが出来た。

◇顧問先で保護者会が始まった。先週末からお母さん方・お父さん方に
「子どものやる気を引き出す親のアプローチ」と出して、約60分お話
をした。先週は、3・5日で約100名の方に参加していただいて、楽
しいひとときを過ごすことが出来た。

◇私の話は、最初にコミュニケーションについて説明するところからス
タートする。まず、コミュニケーションが万能ではなく、発信者の意図
は、受信者に100%伝わることはほとんどないことを理解してもらう。

◇そして、コミュニケーションにおいては、発信者よりも受信者の方が、
力が強いことを実感してもらう。

◇そのために、私が言うことを参加者の皆さんに絵にしてもらって、ど
の絵も同じ絵にはならないことを体験してもらうようにしている。

◇私の言うことは、誰でも同じように聞いていたはずなのに、それを絵
にする皆さんは、私の言うことを人それぞれの考えや経験で聞くのだと
実感させるのだ。

◇絵にする参加者の皆さんの方が、私よりもどう解釈するのかの権利を
持っているから、みんなの絵はバラバラなものになってしまうというこ
とを理解させるために、絵を描いてもらうのだ。

◇これは、日常的に繰り返される「何度も同じことを言わせないでよ!」
という怒りの感情が、実は不当なものなのだ!ということを言うための
仕掛けなのだが、参加者のお母さんやお父さんは、案外素直に反省して
くれる。

◇次に1円玉の実際の大きさを丸で書いてもらう。大体の参加者は、実
際の1円玉の大きさよりも小さく書いてしまう。

◇それは、実際の価値が小さいからだが、日頃の先入観が、実際のもの
を素直に見せないことを実感してもらうために行なう。
 
◇自分の息子や娘は、「こういう子どもだから」と決め付けて、実際の
息子や娘のありのままの姿を見落としてしまうことを警告するために行
なうのだ。

◇子どもは日々成長しているものだから、実際の子どもと長年のイメー
ジの子どもでは、全然違うことがあるのだ。その点を注意してコミュニ
ケーションを取らないと大きな誤解が生じてしまうだろう。

◇導入の最後は、魚の絵を描いて文化的な思い込みについて実感しても
らう。大体魚の絵は、左を頭にして、尻尾は右に書くものだ。参加者の
95%以上の人が、そう描く。しかし、それは、学校で教えてもらって
いることではない。でもなぜかそう描くのだ。

◇大人や親のこの文化的な思い込みを意識しないで、コミュ二ケーショ
ンを取ると、子どものまだ何も染まっていない自由な発想を受け止める
ことが出来ない場合がある。そのために、魚の絵を例にして、注意を促
しているのだ。

◇こんな前半部分から子どものやる気を引き出すための考え方をお話す
るのだが、子育ては、コミュニケーションだから、そのコミュニケーシ
ョンの難しさについて、実感してもらうことを前半は中心に置いている。

◇コミュニケーションは、受信者の側に大きな権力があるのだというこ
とを自覚しながら、私たちは、子育てをすることだ。どう受け止められ
るのか、そのことを親として考えて、行動することが重要なことなのだ。


合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

http://www.management-brain.co.jp/

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