矢内原 伊作
歴史は単なる過去でも単なる永遠でもない、
寧ろ我々の現在を支えるものである。
◇私たち人間は、必ず何かと繋がって生きている。その繋がり方は二通
りあって、一つが今という同時代との繋がり。もう一つは通時的な繋が
りだ。
◇前者は、今生きている自分と誰か、または、何かとの有形無形な繋が
りのことだ。人間は一人で生きていると思っても、必ず何がしかの繋が
りの中で生かされているものだ。
◇後者は、自分の時間軸での繋がりのことだ。自分が今あるのは、その
前に自分が生まれた原因があってのことだし、今自分が日本という国に
暮らしているのは、日本という国が存在していたからだ。自分の過去や
自分の未来、そして自分の今は、大きな歴史の中で繋がりを持っている
ということなのだ。
◇人間は、一人では生きられないとよく言われるが、それは逆に言えば、
人間が生きている以上、誰かと繋がって生きているということだ。翻っ
て考えれば、自分の命は自分だけで決断できない重たいものだというこ
とだ。そのことを時には意識して、生きていくことが必要ではないだろ
うか。
合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

