大学だけではなく全国の学校で、「命」を考える授業が広がってほしい。
【記事】「命」考える科目、同志社大が新設 女児殺害など受け
朝日新聞(12/10)より以下抜粋
『同志社大(京都市)は8日、京都府宇治市の女児殺害事件で法学部
に在籍していた萩野裕被告=退学処分=が殺人罪などに問われたこと
などから、命の大切さを学ぶ科目「今、いのちを考える」を07年度
から全学生を対象に始めることを明らかにした。
○「なぜ生きるのか」「なぜ殺してはならないのか」という問いを考
え、自分の考えを形作っていくことを目指すという。宗教、哲学、倫
理、心理などの各教員が担当し、同府京田辺市の京田辺キャンパスで
4~9月の春学期に週1時間開く。必修ではないが、学部や学年にか
かわらず、受講できる。
○JR宝塚線脱線事故などで学生が亡くなったことも開講につながっ
たという。同大学キリスト教文化センターの鈴木直人所長は「創立者
の新島襄が掲げた良心教育の原点に立ち返り、命の大切さをいろんな
角度から見つめ直したい」と話す。』
*私からのコメント
◇「命」が非常に軽くなってしまった。それは、日常生活が戦場と同
じようになってしまったと言うことなのか。「命」がこれほどまでも
軽くなってしまった原因は、色々あるだろうが。
◇人間の生の出発場面と死の終焉を日常生活の中から排除してしまっ
たことが、基本的に大きく影響しているように思う。だから、生活場
面で自然に営まれる生と死を実感できるような、そういう状況を設定
して、子どもの時代から十分に生身の人間を意識してほしいと思う。
そういう意味で、今回の同志社大学の試みに大きな期待を寄せたい。
但し、宗教的な意味合いを含ませるのならば、キリスト教だけではな
く、様々な宗教における、生と死の意味を紹介してほしいと思う。
◇人間は、死に向かって生を楽しむ生き物だ。そのことを人間個々の
あり方や行動規範にまで下ろして、しっかり教える講座を期待したい。
実践報告をぜひ行なってほしいと思う。
合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

