冬の継続作戦!
『はじめに』
◇冬期講習の集客が大詰めに差し掛かった。この一週間でどのくらい
駆け込みがあるか。最近は集客時期がどんどんずれ込んで、講習開始
一週間前が一番の集客時期だ。だからこの一週間は、集客の仕込みを
するというよりも、1月の継続に向けて仕込みをすることだ。
『一般生を意識したルール作りを』
◇その昔、私が300名(中学生のみ)の教室を一人で管理していた
時に、冬期講習で一般生を177名集めて大変な思いをしたことがあ
る。一般生と在籍生がなかなか区別できなかった。だから一般生に対
する接点が中々持てなかった。
◇そこで考えたのが、講習生カードだ。授業が終わったら、一般生は
必ず室長のところにいって、室長の印を貰ってから帰るというルール
だ。このルールを徹底すれば、一般生が必ず私を探して来てくれるこ
とになる。
◇その当時は講師がすべて非常勤で、それも全て違う職業を持った社
会人で、なおかつ私よりも年上だったため、全ての教室の業務を私と
事務の二人で行なわなければならなかった。だから一般生のケアも含
めて、講師を巻き込んで継続させることが実質的に無理だった。
◇そこで考えたのが先の講習生カードだが、生徒と直接接点を持って
その日の授業や講師の評価を聞くことでコミュニケーションが必ず一
日一回は取れるようになった。結局、冬期講習の途中からこのカード
を使い始めたので、その年の継続は80名足らずで50%ちょっとだ
った。
◇しかし、このカードは威力があった。講習中に177名全員とコミ
ュニケーションが取れて、春期講習には多くの未継続生が帰ってきて
くれたのだ。
◇講習から通常授業への継続には、接点の多さがまず必要だ。これは
ルールを作ることで確保される。その次に講習での成果を確認するこ
と。そしてこの講習で発見出来た課題を提示し、1月から継続した場
合の解決策を示すこと。そしてその延長が生徒の夢の実現に繋がるこ
と。
◇これらのストーリーを組み立てて、生徒面談・父母面談を通じて伝
えていくことだ。そうすれば継続率はよくなるはずだ。
◇できれば講習前に補習やカウンセリングに呼んで、一般生とラポー
ルを高めておくことだ。そうすれば、継続作戦の時に話が早い。ぜひ、
一般生の継続について、この時期に職員とコンセンサスを取っておい
て欲しい。
『経営者の視点』
◇継続率を100%にしようと思ったら、前もっての準備をすること
だ。特に一般生がどういう風に行動するのか、ルールを決めておけば
在籍生と同様に接点が数多く持てる。ぜひ、一般生がコミュニケーシ
ョンを自ら取りに来てくれるルールを作って欲しい。
合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

