信念を貫き通す仕組み
◇昨今、プロによる不祥事や事件を耳にします。建築士、企業家、
政治家、公務員など市民に大きな影響を与える人たちによる事件です。
市民にとって許せないことばかりです。
◇ところで、事件の加害者になるこのような人たちは、その職に就こう
としたときから、10年後、20年後に自己の利益のみを追求した
このような事件となる行為をしようと考えていたとは想像できません。
◇職に就いた頃は、他の人と同様、人の役に立とうと、高い理想を持って
いたに違いません。
そう考えると人間の弱さを感じざるを得ません。
◇では、どうしたら弱い私たちが信念を貫けるのでしょうか?
◇私が以前、相談を受けた方は、相談当初、上手くいかないことが
あると、耳の後方から「なぜ自分はダメなんだろう」という声が
聞こえて、焦って、身体が固くなりと自信を失ってしまうと訴えて
いました。
◇自信をつけるために、彼の過去の体験から自信に満ち溢れた場面を
思い出してもらいました。
◇学生時代、運動部に所属していた彼の思い出は、県大会で優勝した
場面でした。彼は、そこで、「よっしゃ!」と自信に溢れた声を
発して、聞いていたのでした。
◇私たちは、彼の自信を維持する為に「よっしゃ!」と言う言葉を
選びました。この言葉は、彼の自信のシンボルなのです。
◇彼が、自信を失いそうになり、ネガティブな声を聞きそうになると
「よっしゃ!」と言って、自信に溢れたあの場面を思い出すことに
努めたのでした。
◇その結果、今ではまわりの人々から更に深い信頼を得られまでに
彼の自信が功を奏しているようです。
◇彼自身も大変楽になったと言っています。実は、今でも時折トイレで
「よっしゃ!」を言っているようです。
◇私たちの理想や信念を貫く為には、気軽にありありとそれを呼び出す
仕組みをつくることが有効です。これがアンカーリングです。
「よっしゃ!」でもいいし、ガッツポーズでもなんでもいいのです。
◇あなたの新年の目標を達成した場面をイメージしながら、
好きな言葉でも、ポーズでも、あなただけのアンカーを創ってみたら
いかがでしょうか。
これで、目標達成はますます現実になることでしょう。
合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
井上郁夫(シニアコーチ・心理カウンセラー)

