永井 荷風
自覚さえすれば、どんな生活にだって深い意味が出来る。
◇昔の私は、現状の生活に意味を見出せずに、いつもイライラしていた。
こんな仕事をするために大学を出たわけでもないし、勉強をしてきたわけ
でもないと嘆き悲しんでいた。
◇学校の教師になって、非行少年とともに歩み、子どもたちを一人前の大
人にしようという夢を持ちながらも、そういう現状ではないことに打ちひ
しがれていた。全く、自分のおかれた状況に意味を見出せないでいた。
◇そんな状況の末に、自分の中で諦めが生まれた。そして、違う夢が少し
ずつ自分の中に芽生えてきた。学校の教師になることと、自分の夢を実現
することとは、何のつながりもないことに気がついたのだ。
◇それ以来、私の生活には色々な意味があることに気づき始めた。そして、
昔の無意味な状況にも意味があったことを知って、今はその意味を汲み取
りながら(ちょっと遅かったかもしれないが)、自分の成長のエンジンにし
ている。
◇自分自身が、その状況とどう向かい合うのかで、状況の意味が違ってく
る。自分を取り巻くすべてのことは、何らかの意味があるのだ。その意味
を汲み取るためには、自分自身が、自分の何かを明確にしていることが必
要なのだ。それを自覚というのだ。
◇自覚が生まれれば、どんなことにも意味を見出せるはずだ。置かれた状
況から、自分の成長に寄与する意味を自分自身で汲み取ろう。それが、私
たちにとって意味のある現実との向き合い方だ。
合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

