森田 正馬
青い眼鏡をかければ、世の中がすべて青く見え、
赤い眼鏡をかければ、すべてが赤く見える。
世の中は自分の心の反応である。人を憎めば人もまた自分につらく当たり、
人を愛すれば人もまた自分に親しむのである。
◇私たちは、誰でもが自分の心で世界を見ている。自分の心の色を今日の
言霊は、メガネという喩えで言っているのだが、心の色とは、人による反
応の違いのことだ。ある刺激に対してどういう反応をするのかは、人によ
って違う。
◇たとえば、誰かに注意されたとする。ある人は、不愉快になって、何で
私があの人に注意されなくちゃならないの!とばかり怒る。またある人は、
注意された内容に腹を立てる。またある人は、自分の至らなさに気がつく。
◇注意されたという事実は、人によっていかようにも意味が違ってくるの
だろう。その意味の違いを生んでいるのが、事実を受け止める心のありよ
うなのであり、そのことを心の色というのだ。
◇私たちが置かれた世界は、私たちの心が世界をどう受け止めるのかで、
全く違う姿に変貌する。仕事が上手くいかなくて、人間関係が上手くいか
なくて、毎日が苦痛の連続だと受け止める人もいるだろうし、そういう上
手くいかない状況を、人生とはそういうものだからと受け流す人もいるだ
ろう。また、こういう状況が後々の自分を創ってくれるものなのだと覚悟
を決める人もいるだろう。事実は、誰にとっても同じなのだ。その事実を
どう受け止めるかは、自分の心次第だ。
◇つまり、世界とどう向き合うかを決めるのは、自分の心次第なのだ。ど
んな世界ならば自分が一番活き活きするのか。自分が一番生き生きする世
界に私たちは、住みたいはずだ。だとすれば、そういう世界になるように、
自分自身が世界と向き合えばよいのだ。
合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

