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組織を創る!

『はじめに』

◇学習塾は知的労働の側面が強いので、各職員が大卒の場合が多い。
だからかどうかはわからないが、組織をピラミッドにしないで、すぐ
にフラットにして、最先端の組織構造を作ろうとする。本を読んで美
辞麗句に踊らされて、組織の本質を理解しないまま、フラットな組織
を創ってしまうので、無責任体制に陥ってしまう。

『組織とは』

◇組織とは業務命令があって、その命令の先に業務があって、その業
務をした結果がしっかり報告されて、その報告から評価があって完結
する、という一連の流れを創るものを言うのだ。

◇別の言い方をすれば、責任と業務分担が明確になって初めて組織が
あるといっても良い。誰かがどんな権限で何かを言う。その何かが職
員の行動の規定になっている。そういう環境を組織と言うのだ。この
ことを無視して、全員フラットにしてしまうと、どんなことが起きる
のか。

◇自分のやるべき仕事の目的がまずわからないから、自分の仕事を自
主的にやらない。そして誰に注意されるものでもなく、自覚を促され
るだけだから、個々バラバラな行動になってしまう。組織がフラット
でも皆が活躍できるのは、各職員に自立=自律性がある時だ。そして、
会社全体の目的が理解され、その目的を達成するための手段を各々持
っているときだ。そういう職員の能力レベルであるならば、フラット
な組織でも良いが、そうでなければ、ピラミッド型の組織で、組織の
何たるかを理解してもらった方が絶対的によい。

◇学習塾の成長過程において、組織の持つ意味合いも違ってくるのだ。
そのことを理解して組織を考えていくことだ。

『経営者の視点』

◇職員の業務能力・人格的度量を正確に把握しよう。そうしなければ、
組織を適正に作ることは出来ない。

合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

http://www.management-brain.co.jp/

2月12日号【顧客のニーズを形にしてみる!】をご覧になった読者様から
ご意見・ご感想をお寄せ頂きましたので掲載させていただきます。

【読者ご意見・ご感想】
この文章を読み、ある大手学習塾と同じ設計をすれば、成功するという
ロジックについて考えてみました。確かに、この老舗学習塾が行ったよ
うに、大手学習塾の真似をすれば、成功するかのようにも思えます。

しかし、ある大手学習塾と同じ設計をすれば、成功するというロジック
自体が正確ではないと思います。そのある大手学習塾が成功しているの
は、設計だけではなく、ブランド力や評判、講師陣の実力等、その全て
を包括したのがそのある大手学習塾です。もし上述の大手学習塾の真似
をし成功するというロジックを、より成功に近づかせるロジックにした
としたら、ある大手学習塾と全ての条件が同じならば、成功するだと思
います。そのようなことは、まず不可能です。その大手学習塾の戦術は
すでに持っているブランド力等を活用した設計をしているのかもしれま
せん。

そもそも確実に成功するロジックはありませんが、その塾にはその塾の
持ち味があり、基礎的な戦術を踏まえた上で、塾の持ち味を活かし、戦
略を立てることが自塾を成功へと導くロジックだと思いました。

※貴重なご意見・ご感想をお寄せいただき誠にありがとうございました。


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