嘘をつく子どもに対して1
◇以前、こんな質問を保護者の方にいただいた。
「うちの子どもは、時々嘘をつくので、安心して子どもの話を聞いていられないんです」と。
◇私は、保儀者の方に、お子さんの年齢を聞いてから、私なりの回答をした
のだが、一般に子どもの嘘と言っても、年齢によって嘘をつく意味が全然
違っている。幼児の嘘と児童の嘘、そして中学生以上の嘘とでは嘘の意味が違うのだ。
◇幼児の嘘であれば、空想を単に現実のように言ってしまうものから、お母
さんやお父さんに注目して欲しいために嘘をつくというものまで、自分の感
情的なことを中心に嘘が生まれる場合が多い。だから、幼児の場合の嘘は、
それほど神経質にならなくてもよい。
◇それに対して、小学生ぐらいになると、友人や知人と自分との関係で、嘘
をつくというものや、自分の自己顕示欲のために嘘をつくというものになっ
てくる。この辺から、嘘の意味を教えて、嘘をつくと自分がどういうことに
なるのかを教えていくことが重要だ。嘘の効用は、簡単にわかるが、嘘をつ
くことによるマイナスを意識させることが、この時期から必要になってくる。
◇そして、中学生以上になると明らかに、人を騙して何かを得ようとするも
のから、自己保身を意図してその場から逃れようとするものまで、実にバラ
エティーに富んでくる。中学生の嘘は紋切り型の対応ではなくて、慎重に個
々の状況を考えながらの対応になるだろう。
◇それでは、嘘をつく子どもにはどう対応すれば良いのか。それは、次回に
したい。
合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

