国木田 独歩
果実の熟する如く機熟して相会うところに、真の友情あり
◇人と人との出会いは偶然だ。会うべくして会うのだろうが、それは偶
然の産物だ。作為的に小細工をして人と会っても、そんな出会いは長続
きしないだろう。偶然の出会いをお互いが必然の出会いにしていけるか
どうかが、友情の要なのではないだろうか。
◇だから、そこには出会いの努力以上に出会った後の努力が必要になっ
てくる。お互いが努力をし合って、必然の出会いだといえるようにする
ことが重要なのだ。そういうお互いの共同作業があってはじめて、友情
が成立するといってもよいのではないだろうか。
◇だから私たちは、友情を獲得しようと思って焦ってはいけない。無理
やり誰かと友情を結ぶことは出来ないのだから。それよりは、誰かと友
情が結べるように、自分自身が他人にとって価値ある人間に成長するこ
とに専念しよう。他人がめぐり合ってよかった!と言ってくれるような
人間になろう。そうなれば、自ずと出会いはあるはずだから。
◇嘘で固めた友情ほど、簡単に出来、簡単に終わるものである。
合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

