長所と短所
◇3月に入って埼玉・群馬・栃木で、お母さんやお父さんに子どもと
のコミュニケーションについてお話をしている。その中で人間の長所
や短所について説明するのだが、なぜかお父さんの喰いつきが非
常に良い。そうだ!そうだ!と言わんとばかりの頷きだ。今回は、
この長所と短所について書こうと思う。
◇たとえば、元気のよい子どもと落ち着きのない子ども。どちらも特性は同じ
だ。運動場で元気のよい子どもは何も問題はない。しかし、お葬式で元気が
よい子どもは、問題児になってしまう。落ち着きのない子どもと言われてしまう。
◇どちらの子どもも元気がよいのだが、状況にその元気のよさがマッチしてい
る場合を長所、マッチしていない場合を短所だと私たちは思うのだ。状況に置
ける行動の適応度によって、長所になるか短所になるかが決まるのだ。つまり、
長所や短所は表裏一体と言えよう。状況に適応できるような行動を取れるよう
にすることが、私たち親にとっては重要なことなのである。
◇子どもの短所を直そうと親が必死になるのはよくわかるが、実は、子どもの
短所を直そうとすればするほど、本来子どもが持っている長所が失われてしま
う可能性が多い。状況に応じた行動を促すことが大切だろう。
◇そのためには、状況に適応した行動を取った時に子どもを承認していこう。
状況に適った子供の行動に親の関心が向けられるようになれば、子どもは自
ずと状況適応をするようになる。結果、短所よりも長所が目立つようになるので
ある。
合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井鉄信
http://www.management-brain.co.jp/

