個別指導の信頼度を数値で測れ!
『はじめに』
◇私どものコンサルタントの対象に、個別指導教室の立ち上げと設計、
そして教室運営があるが、その中で一番重視しているのが提案力だ。提
案が保護者・生徒に承認してもらえるためには、適切な教室運営が前提
だ。その教室運営が適切かどうかは、個別指導の数々の数値によって判
断が出来る。今回は、その数値を紹介したい。
『個別指導の数値の意味』
1.週回数=指導力への信頼
1コマ=90分だとすると中学生の平均コマ数は、2コマ以上で
なければ、指導力に疑問符がつくだろう。1コマ=60分であれ
ば、3コマ以上。
2.退学率=生徒対応の質
月の退学発生率が、0.5%以内であれば、生徒・保護者対応は、
まずまずだ。個別指導は、集団指導の教室よりも退学率は低くな
ければならない。FCの個別指導で、この退学率が非常に高いの
は、営業中心であることと教務指導が弱いからだ。
3.講習の提案率=責任者の信頼
講習の受講提案を個人別に分析しているだろうか。誰にどういう
提案をしたのかを集計して、その提案と実際の受講の格差を吟味
して欲しい。そうすれば提案の遵守率が出てくる。そうすると、
どのくらい提案通りに受講してくれたのか、くれなかったのかが
分かる。この率が、教室の責任者が常日頃生徒・保護者に満足を
与えていたのかどうかの指標になるのだ。個別指導で、ここまで
しっかりやっているところは中々いないと思う。現に私どもが指
導する前には大体の塾がやっていなかった。ぜひ、やってみて欲
しい。
◇個別指導は、集団指導以上に期待値が高い。個別に見てくれるという
期待値が、個別指導の売りだ。だから、それに見合った行動を毎日取ら
なくては信頼は勝ち得ない。その信頼を勝ち得ているのかどうかを判断
する指標が、色々な数値なのだ。数値に意味を持たせて、行動の一つ一
つの質を高めていこう。
『経営者の視点』
◇個別指導の本質は提案力だ。その提案が、スムーズに通るためには、
日々のコミュニケーションが大切だが、そのコミュニケーションには、
二種類ある。生徒・保護者を理解するためのものと教室サイドの提案・
指導だ。この両輪を回していって初めて、生徒が増加する。そのために
は、色々な数値に意味を持たせて、教室に良い意味でもプレッシャーを
かけ続けよう。それが、教室を良くするエンジンになるはずだ。
合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

