モチベーションをどう高めるか!
『はじめに』
◇私たち学習塾の最大の課題は、生徒・保護者のモチベーションを
どう高めるかということだ。職員や協力者のモチベーションを高め
るのは、どの業種にも共通した課題だが、学習塾の場合は、この4
種類の顧客のモチベーションを高める必要があるから、非常に大変
だ。
『モチベーションの高め方』
◇モチベーションは、色々定義されるが、期待値(=賞賛の大き
さ)×可能性(勝算の確率の大きさ)と定義してみると、モチベー
ションを上げる際の指標になるかもしれない。どちらかが大きけれ
ば、それでもモチベーションは上がるし、両方大きければ、それだ
けモチベーションの高さは更に高くなる。
1.生徒のモチベーションを上げる
この定義にしたがって考えると、期待値とは、A :生徒本人
が自分を期待してくれるということ B:生徒が望むことが
達成されれば、生徒本人が思いっきり喜ぶということ C:
他人からの賞賛や評価が大きいということだ。だからまず期
待値を伝えることだ。それには、生徒面談が有効だ。そして、
可能性とは、達成したい目標に対してスキルを提示し、これ
からの達成ロードマップを提示して、生徒の達成可能性を示
すことだ。この二つをしっかり伝えて、生徒のモチベーショ
ンを上げること。自分には能力があるのだ!という実感を持
ってもらい、今からこういうスキルでこういう道のりで目標
を達成していくぞ!ということを意識させることだ。そうす
れば、生徒のモチベーションは上がるはずだ。
2.保護者のモチベーションを上げる
子どもに対する期待値を保護者と共有することだ。その際、
保護者の知らない子どもの良い点を新しい期待値として提示
できれば、さらに良い。保護者の目標が、達成可能かどうか
を生徒に行ったように提示して、保護者の子どもに対する期
待感を高めることが非常に重要なことだ。保護者をやる気に
させる面談や保護者会を目指すことが必要なのだ。ただ単な
る説明会では意味がない。
◇春期講習が終わりに近づいて、継続に不安のある生徒には、生徒
面談で今のことを意識してみると継続が上がるはずだ。また4月か
ら全生徒を対象に生徒面談を実施して、モチベーションを高めてか
ら、授業をスタートさせよう。生徒に対する仕込みとは、生徒のモ
チベーションを上げるということだ。
『経営者の視点』
◇生徒・保護者のモチベーションを高めることに現場を向かわせよ
う。まずこれが最大のポイントだ。生徒はモチベーションの高い塾
に必ず集まってくる。
◇そのためには、職員のモチベーションをどう高めるのかを考えよ
う。職員でも構造は同じなのだから、職員と必死にコミュニケーシ
ョンを取ることが重要だ。そして、社長の期待値をぜひ大きく伝え
よう。それが社員にとって一番やる気になるはずだ。
◇出入り業者を協力者として尊重しよう。どう遇するかが重要だ。
大切に遇すれば、評判になって、職員評価にかえってくる。経営者
の守備範囲を拡大してみると、関連するモチベーションは上がるか
もしれない。
合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

