小学生の遊ぶところは?
【記事】小学生の9割が習い事 学習塾は4人に1人
朝日新聞(2007年4/17)より以下抜粋
『習い事をしている小学生は学習塾を含めると9割にのぼり、
一番人気は男児が「水泳」、女児が「楽器・音楽」――。
第一生命経済研究所の調査でこんな結果が出た。
○調査は昨年12月、全国の小学生の子どもを持つ保護者に
郵送で実施。612人から回答を得た。
○習い事をしている割合は、男児が89%、女児が93%で、人気ラン
キングは以下の通りだった。学習塾には、男女とも4人に1人が通って
いる。
○調査を行った的場康子・主任研究員は「低学年はスポーツ関係が多く、
高学年になるにつれて学習塾に通う人が多くなる。近年は、英語を習う
児童も増えているようだ」と話す。
○子どもの生活環境に関する不安についても聞いたところ、「子どもが
安心して遊ぶ場所が少ない」という項目について、「(どちらかといえば)
そう思う」と不安感を示した人が84%にのぼった。「地域が安全でな
くなってきている」には79%、「学校が安全でなくなってきている」
についても62%の保護者が、不安感を示した。
■小学生の習い事人気ランキング■
男児 女児
1位 水泳(34%) 楽器・音楽(40%)
2位 学習塾(25%) 水泳(28%)
3位 サッカー(16%) 学習塾(24%)
4位 英語(15%) 習字(21%)
5位 野球(14%) 英語(19%)
カッコ内は習っている子どもの割合(複数回答)。第一生命経済研究所調べ
*私からのコメント
◇地域社会の教育力がなくなって、小学生の習い事が増えた。
今から40年前の子どもたちは、そんなに習い事をしていたようには思えない。
◇私の話で恐縮だが、今から39年前の小学1年生だった私は、お絵描きを
習い、サンタに会いたくて英会話を習っていたが、草野球や友人との遊びが
多くなって、小学2年生では、何も習っていない。
◇3年生になって、卓球がしたくてそろばん塾に通ったが、遊び感覚だった。
私の友人のほとんどが、習い事をそんなにしていなかった。それは、経済状
態の貧しさもあるのだろうが、それ以上に、学校の延長線上に友人との遊び
の空間があったからだ。学校が開放されていて、自由に子どもたちだけで遊
べたのだ。そんな時間や空間を作るべきだ。
◇子どもが、地域で安心して遊べる空間をもう一度再生するべきだ。それは、
子どもたち自身の教育力を高めるためになる。子どもたちが、大人の手を借
りないで、遊び合うこと、喧嘩し合うことを通して、人間関係を構築する機
会を作るべきだ。
◇大人の管理の手の届かない子どもだけの遊び空間を再生しなければならない。
子どもに自主と自律と自治の経験を保障しなければならない。
合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

