兄弟間での無意識の格差
◇こんな事実は、認めたくないだろうが、
兄弟(姉妹)がいる家庭は、愛情がその兄弟に平等に振り分けられてはいない。
親は無意識に、兄弟(姉妹)間に格差をつけて育ててしまう。
◇昔はそれでも、極力兄弟(姉妹)間で平等にしようと思って、
親も努力していたが、最近は、そんな努力をしない親が非常に多くなった。
学習塾などでは、お金をかけて元が取れる子どもにお金をかけ、
元が取れない子どもには、お金をかけないと堂々という親がいるぐらいだ。
◇子どもは、非常に敏感だから、親のそういう無意識の態度が、伝わってし
まう。自分には、親は期待をかけてないな!と実感すれば、子どもはやる気
をなくして、親の感心を引くことだけに力を注ぐか、無気力になって、親に
心配をかけようとする。
◇また、兄弟間で、格差があまりにも露骨だと、親に期待をかけてもらって
いる兄弟の一人をねたみ、足を引っ張ろうとする。子どもにとっては、親の
関心や愛情の対象になることが重要だからだ。
◇だから、子育てに関して、兄弟(姉妹)間で格差が出てしまうことを親は
意識して、極力意識的に愛情を振り分けることだ。子ども一人ひとりの良い
点を意識化して、認めていくことだ。あまりに偏った態度を取らないように
注意したい。
◇親の愛情は、兄弟間で、そんなに格差はないと建前で考える必要はない。
ついつい無意識のうちで、偏ってしまうのが、人間の愛情だ。そのことを素
直に認めて、子どもと対峙していかなくてはならないのだ。
◇男親と女親で状況によって、役割分担できるようにしておいてもいいかも
しれない。ただし、固定してはいけない。バランスよく変幻自在に役割分担
が出来るように夫婦のコミュニケーションをとっておこう。
合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

