余計なお世話も時には必要かもしれないが!
【記事】「授乳中はTVつけない」 教育再生会議が子育て指南
朝日新聞(2007年5/5)より以下抜粋
『政府の教育再生会議は、子どもの保護者に対し、
子育ての留意点や教えるべき徳目などを盛り込んだ
緊急提言「『子育てを思う』保護者そして皆さんへ」を連休明けに
公表する。
「保護者は子守唄(うた)を歌い、おっぱいをあげ、
赤ちゃんの瞳をのぞいてください」
「授乳中や食事中はテレビをつけないように」などと勧めているが、家庭生活に口をはさむ部分もあるだけに反発の声が上がる可能性もある。
○提言はまた、「5歳くらいまでの時期は保護者の役割が極めて重要」
と強調。「2歳以下の子どもにはテレビ・ビデオを長時間見せない」
とし、乳幼児期には一緒に歌を歌うことや本の読み聞かせも提唱して
いる。
○インターネットや携帯電話について「世界中の悪とも直接つながっ
てしまう」と指摘した上で、ポルノなどの有害情報から子どもを守る
ことを呼びかけている。
○一方で、提言は「あいさつをする。うそをつかない」など「常識」
も奨励している。冒頭では「給食費未納問題や朝食抜きといった食育
の乱れなど『当たり前のこと』さえあいまいになってしまっている。
『当たり前のこと』の再確認から教育再生をスタートさせる」と強
調している。』
■「子育てを思う」保護者そして皆さんへ(案)要旨■
●保護者は子守唄を歌い、おっぱいをあげ、赤ちゃんの瞳をのぞく。
母乳が十分でなくても抱きしめるだけでもいい。
●授乳中や食事中はテレビをつけない。
幼児期はテレビ・ビデオを1人で見せない。
●早寝・早起き・朝ごはんの習慣化をはかる。
●インターネットや携帯は世界中の悪とも直接つながってしまう。
フィルタリングで子供たちを守る。
●最初は「あいさつをする」「うそをつかない」など
人としての基本を教える。
●PTAは父親も参加。
*私からのコメント
◇今回の子育て提言は、連休明けには見送りになってしまった。まあ、
あまりにもお節介な内容だから致し方ないが、しかし、最近の親の事
件のあまりにも幼稚な結末を見ると、この程度のお節介は、見逃さな
くてはならないのかと思うぐらいだ。
◇今回の教育再生会議の提言が、どういうつながりで子どもたちの教
育に関連してくるのか、私は、注目したい。今回のようにただ「子育
て提言」で終わるのであれば、あまりにも親を馬鹿にしていることに
なるが、これが日本の一つの文化的な変革を促すものであれば、私た
ちは、十分議論するに値するものになるはずだ。
◇子どもの教育も学力忠誠競争だけではなく、社会性の獲得と日本人
としてどう生きるのか、その日本人が、文化的な差異を越えて、どう
国際人として生きていくのかを、視野に入れた家庭教育として、「子
育て提言」があるのであれば、注目せざるを得ない。
◇大人を育てるための家庭教育として、提言されるのであれば、学校
教育以上に重要な文化的変革を促すことになるだろう。
◇親が子どもを教育して、親を作るのであるから、まず文化全体で、
親の教育を行うことは当然のことだ。この自覚を持って、教育再生会
議が、提言するのであれば、それは大いに期待したいところだ。まず
は、日本の文化をどうするのか、その視野を持って「子育て提言」を
して欲しいと思う。
合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

