こんな時どうしますか?
◇先日、お母さんが、相談に来た。
小学校3年生の息子の家庭訪問があったのだが、その中で、
学校の先生に、息子さんがもしかしたらいじめられているかもしれないと言われたというのだ。
息子に聞くべきか、聞かないべきか、どうしたらよいだろうか、という相談だ。
◇その息子さんは、普段は非常にひょうきんで、誰かれなく笑わしているお
茶目な子どもだそうだが、家庭では、いじめられていることは、全然言わな
いし、分からないらしい。
◇そこで、どういう風に聞けばよいのかと相談に来た。そして、もしいじめ
られているのならば、どういう風に対処したらよいだろうか、というのだ。
◇私は、まずこんな風にきいたらどうだろうかと答えた。
お母さん:この前の家庭訪問で、先生が、A君のこと心配してたけど。
子ども :え~・・・。何について?
お母さん:なんだか、お友だちに蹴られたり、
叩かれたりされることがあるんだって?
子ども :え~・・・。
お母さん:お母さんも、もしそのことが本当なら、
A君のこと心配なんだけどな。
子ども :ううん。大丈夫。そんなにやられてないから。
お母さん:どんな時に、蹴られたり、叩かれたりするの?
子ども :なんか、わからないよ。
お母さん:誰がA君にそんなことをするの?
子ども :B君とC君かな。
お母さん:いやじゃないの?
子ども :そんなに。
お母さん:いやだったら、お母さんに言ってね。
子ども :うん。
◇まず、お母さんが深刻な表情で聞かないこと。普通に学校の様子を聞きなが
ら、どういう時に、誰に叩かれたり、蹴られたりするのかを何気なくきくこと
だ。
◇子どもが、親にそういうことを言わないのには、訳がある。言ってしまって、
問題が大きくなったら困るのだ。だから、冷静に聞いて、子どもの逃げ場所を
お母さんにしておかなくてはならないのだ。
◇対処については、学校の先生にお母さんが知った範囲で報告して、学校でも
何か気がついたら直ぐに連絡をいただきたい旨を伝えることをアドバイスした。
◇いじめられているのか、ただ単にからかわれているのか、判断が難しいから、
大きな問題にならない程度で、学校の先生と連絡を取っていくことだ。そうい
うこまめなやり取りが、いじめの予防になるはずだ。
合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

