尾崎 一雄
この頃、永生なんてどうでもいいと思うようになった。
どっちでもいいのである。
生きている間だけ生々と生きる、それでいいと思うようになった。
◇私たちは、生きている間だけ、生きているのだ。この単純な事実を
今から数千年前の人々は拡大して、生きている間の結果は、死後に判
決が下って、天国に行くか地獄に行くかだと考えた。
◇人間としてよりよく生きないと死後の世界で、大変な目に遭うぞ!と
脅かして、現世を守ろうとした。いや現世の鬱憤を晴らそうとした。死
んでしまってからも人間のしがらみを設定したのだ。
◇現代に生きる私たちは、死後の世界のことを考えて、今をよりよく生
きるという考え方から一歩進んで、今をよりよく生きなければ、生きて
いる間にも嫌なことがやってきて、自分を苦しめるぞ!と考えたほうが
良いのではないだろうか。
◇死後の世界は死後の世界で取っておいてもよいが、生きている限り、
生きていることに全力を尽くせる考え方を採用した方が良いのではない
だろうか。
◇私たちは、今を活き活き生きない限り、生きていることへのエネルギー
が充満しない。今生きることに力の出し惜しみをしていれば、そのうち、
持っている力が出なくなって、自分自身に元気がなくなってしまうだろう。
◇生きているうちに、死人のようになってしまうだろう。それでは、死後
の世界すらも語れなくなってしまうはずだ。だから、来世に向けて、力の
出し惜しみをすることはないのだ。今を必死に元気よく生きることに自分
を向わせよう。
合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

