塾経営、塾の起業コンサルタントが語るブログのトップへ戻る
« 2007年05月 || 2007年07月 »

2007年06月30日

自分のことは自分で決められるのです 

◇先日、学習塾に勤める20代の若者(Aさん)の相談を受けました。
もともとは、彼から積極的に相談をしてきたわけではないのですが、仕事の
上でお付き合いがあり、最近、元気のない様子が見えたので、
「もし良かったら、話を聞かせてくれない?」と会話の機会を提示したら、
「是非お願いをしたい。」ということで実現しました。

◇以下その時の会話です。
私:「最近、元気がないように感じているんだけれど。」

A:「そうなんです。最近、悩んでいるのです。」

私:「どんな悩みなんだい。」

A:「もともと、学校の教師になりたいと思っていたのですが、塾もいい
かなと思って、この業界に入ったのですけれども・・・。
最近、このまま塾を続けてやがては独立でもしたらいいのか、昔夢だっ
た学校の教師になったらいいのか困っているんです。」

私:「この時期に、何がきっかけで、この悩みを抱えるようになったの?」

A:「実は、今年の初め、教員採用試験を受けようと、勉強を始めたのです
が、最近、とにかく仕事が忙しくて、勉強どころじゃなくなっちゃっ
たんです。そこで、自分は、このまま仕事に没頭して、やがて独立するの
もいいのかな・・・。て思ったり、今すぐ仕事をやめて、勉強に打ち
込んだ方がいいのかな。と思ったりしているのです。」

私:「本当は何をしたいんだい?」

A:「学校の教員になりたいです。」

私:「それじゃあ、話はきまりじゃん。悩むことは何もないじゃん。」

A:「でも、今のままじゃとても勉強ができるような環境ではないし、塾で
何年か勤めて、いろいろなことを学ばせてもらったのに、何も恩返しが
できないんです。」

私:「後ろ髪を惹かれるような感じかい?」


A:「そうなんです。このままじゃやめられないって、言う感じです。」

私:「やり残していいることはどんなこと」

A:「~(省略)です。」

私:「今年か、来年のうちに学校の先生になりたいの?」

A:「いいえ。今の仕事が一段落して、納得したところでなれたらいいな~。
と、思っています。」
私:「まだ、君は若いから少なくとも10回位チャンスがあるもんね。」

A:「そうですよね。まだまだチャンスがありますね。それまで、やり残し
たことをやってみます。」


◇話を終えたときには、話し始めたときとはまったく違うさわやかな表情が
印象的でした。


◇その後の彼は、吹っ切れたように、誰が見ても人が変わった様子で日々の
業務に取り組んでいます。先日も電話で「今年の教員採用試験はあきらめま
した。」と明るい表情で報告してくれました。


◇彼は、周りの環境に支配されることなく、自分で自分をコントロールして
決断をしていたのです。


◇彼が、納得した形で、いつの日か学校の先生として教壇に立っていること
でしょう。彼の活躍が楽しみです。


◇人は自分で決断できる存在なのです。だから、意見を言うことより話を聞
くことが大切なのです。

井深 大

私は、実はたわいのない夢を大切にすることから革新が生まれると思っている。

◇こんな自分でいたいなあとたまに思う。こんな自分でいたならなあと
思う。自分に対する淡い夢を私たちは持っている。しかし、この淡い夢
は、多分このままでは実行に移されることなく、ある日気がつくとしぼ
んでしまって、遠い彼方へ行ってしまう。


◇私たちは、夢を見ては夢を夢のままで終わらせ、夢の実現をそれほど、
本気になって追い求めることはない。それは、夢を夢のままでよいと思
っているからだ。だから、夢を大切にして、自分の生きる生きがいには
しないのだ。自分の生きるエネルギーにはしないのだ。


◇しかし、夢を実現しようとする人もこの世の中には確かに存在する。
夢を大切にし、夢のために自分の人生を賭けてしまう人が、確かに存在
する。そういう人は、夢を自分の生きるエネルギーにしてしまう人だ。


◇だから、そういう人の夢は、一つではなく、次から次へと浮かんでく
るアイディアのようなものになる。大きな夢の実現を支える小さな夢が
必ずある。そういう夢を一つ一つ実現しながら大きな夢に挑んでいる。


◇私たちも夢を大切にしよう。夢を大切にするとは、夢を自分の生きる
エネルギーにするということだ。どんな小さな夢でもいい。その夢を自
分のものにしていこう。そうすれば、小さな夢は大きな夢につながって
いくようになる。

「2007年度教育サービス・感動創出リーダーセミナー」

あなたの塾を変えます!

%E3%82%B3%E3%83%94%E3%83%BC%20%EF%BD%9E%20%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC_%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8_01.jpg

%E3%82%B3%E3%83%94%E3%83%BC%20%EF%BD%9E%20%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC_%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8_02.jpg

%E3%82%B3%E3%83%94%E3%83%BC%20%EF%BD%9E%20%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC_%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8_03.jpg

%E3%82%B3%E3%83%94%E3%83%BC%20%EF%BD%9E%20%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC_%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8_04.jpg

%E3%82%B3%E3%83%94%E3%83%BC%20%EF%BD%9E%20%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC_%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8_05.jpg

%E3%82%B3%E3%83%94%E3%83%BC%20%EF%BD%9E%20%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC_%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8_06.jpg

%E3%82%B3%E3%83%94%E3%83%BC%20%EF%BD%9E%20%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC_%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8_07.jpg

%E3%82%B3%E3%83%94%E3%83%BC%20%EF%BD%9E%20%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC_%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8_08.jpg

%E3%82%B3%E3%83%94%E3%83%BC%20%EF%BD%9E%20%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC_%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8_09.jpg


今なら、昨年度セミナーの映像が収録されたCD-ROMを同封しています。
資料請求 ⇒ mailadm@management-brain.co.jp

2007年06月29日

理不尽な保護者を教育しよう!

【記事】「理不尽な親」接し方指南 新任教師に大阪市教委が研修

 朝日新聞(2007年6/24)より以下抜粋


○学校に理不尽な文句を言ったり無理な注文をつけたりする保護者に
対処するため、大阪市教委は7月、小学校に今春配属されたばかりの
新任の先生たちを対象に研修をする。上手な接し方やトラブル回避策
を伝授することで、保護者と良い関係をつくって欲しいと、初めて企
画した。

○研修は7月5日、授業が終わった後に教育センターに希望者を集め
て実施する。夏休み前に開かれる初めての保護者懇談会という設定で、
役割を演じながら問題点や解決策を自ら考える「ロールプレー」とい
う手法を採り入れるのが特徴だ。

○「クラス担任になったばかりの新人教師を、できれば代えてもらい
たいと思っている」親役は、担任が娘を呼び捨てにしていることが我
慢ならず、文句を言おうとやってくる。話しているうちに、だんだん
怒り始めるというシナリオだ。担任役は、相手の言い分を聞くばかり
ではなく、時には決然とした対応も必要になってくる。
 
○「モンスター・ペアレント」とも呼ばれる、過大な要求をする保護
者の存在は、大阪の学校でも問題化している。市教委によると、「う
ちの子に掃除をさせるな」「遅刻してしまうので、電話をして起こし
て欲しい」など様々な要求がある。4年前から、代理人として交渉す
る弁護士を採用し、年間10件ほど対応。具体事例を集めた手引書づ
くりも進めている。
 
○大阪市教育センターの後藤幸雄所長は「初期対応を誤ると、問題が
長引いてしまう。最初が肝心だということを認識させたい」と話して
いる。

*私からのコメント


◇昨今の学校いじめ、教員いじめは、行政だけではなく、保護者の間
でも凄いものがある。今回の記事もその一端だが、それにしても、こ
うもどうしようもない親が世間に多くなってしまったのはなぜだろう。


◇いろいろな要因が考えられるが、その一つの要因は、世間に流布し
ている「教育は、サービス業だ」という認識だと思う。


◇確かに、教育は、サービス業だが、それだけのものではない。サー
ビス業の中でも特殊なサービス業だ。教育サービスは、指導性という
ものが、キーワードになる。


◇サービス業の中に、この指導性があるものは、それほど多くはない。
医療関係と教育関係だけだろうか。この指導性がどういうことかとい
うと、たとえば、居酒屋さんならば、メニューにあるものならどんな
食べ合わせのものでも注文に応じてくれるはずだ。


◇たとえば、その食べ合わせで下痢になろうがなるまいが、居酒屋さ
んは気にする必要がない。注文したお客様の言う通りに受け付けるは
ずだ。つまり、お客様は神様です!の世界なのだ。


◇それでは、教育サービスではどうなのかと言うと、お客様の注文が、
お客様の健康を害することであれば、注文の時に指導が入り、その食
べ合わせでは下痢になるので、こういう食べ合わせがいいですよと、
アドバイスする。


◇お客様の言うことだけを聞いているものではなく、お客様が気がつ
かない様々なことを知って、お客様のために、お客様にとって、今は
厳しいが後々お客様の役に立つことを今することが、教育サービスな
のだ。だから、お客様に一方的に迎合して済まされるサービス業では
ないのだ。だから、教育サービスを実行する教師には、しっかりとし
た見識が必要なのだ。


◇こういう特質を持つ教育サービス業を最近は、よってたかって、接
客業のようなサービス業に仕立てているから、不見識な保護者が、理
不尽な要求をするようになるのだ。


◇ぜひ、最近の保護者の理不尽な要求に対しては、毅然とした態度で
教師が接してほしい。そして、保護者にもしっかりした指導をしてほ
しいものだ。子どもは親の背中をみて育つんだと!

トーマス・エジソン

もし自分にできることを全て実行すれば、
その結果に文字通りびっくり仰天することだろう。

◇人間に出来ることは、それほど多くはないかもしれないが、その多く
はないことを愚直にコツコツやっている人もそれほど多くはない。自分
に出来ることを全てやろうとすれば、それはそれで物凄いことになると
は思うが、そんな勇気を持っている人も、多分、それほど多くはいない
だろう。


◇私たち凡人の問題は、自分の出来ることもやらずに、出来ないことを
嘆いていることにある。


◇自分に出来ることはこれだけだから、これをコツコツやろうと覚悟を
決めてしまえば、私たちは、多分それなりに大したことが出来るはずだ
が、どうもあれやこれやと自分に対して欲があって、なかなか自分のや
るべきことが定まらない。


◇自分自身を宙に浮かせて、自分に何が出来るのかと迷っているのだ。


◇しかし、自分に何が出来るのかと迷う必要は本当はないのだ。自分に
出来ることは、このぐらいしかないと腹をくくってしまえば、それでい
いのだ。


◇自分には、無限の可能性があるから、今出来ることぐらいで、自分を
限定したくないと思うかもしれないが、それは、罠だ。自分を見つめな
いようにする罠だ。


◇無限の可能性なんて何かを実行に移さない限り、それはないのと同じ
なのだ。だから、今出来ることを愚直にやるだけなのだ。


◇自分に出来ることを徹底してやってみよう。そうすれば、次に自分の
出来ることが生まれるはずだ。それまでは、自分の今やれることに集中
することだ。それが、私たちの無限の可能性を保障してくれるのだから。

2007年06月28日

ジュール・ルナール

毎朝、目を覚ますたびに、お前はこう云ってもいいだろう。
目が見える。耳が聞こえる。体が動く。気分も悪くない。
有難い!人生は美しい。

◇誰が、目覚めを喜ばしいものだと思っているだろうか。誰が、一日の
始めを待ちに待ったものだと思っているだろうか。朝、目が覚めて、普
段と同じように仕事の準備をし、通勤電車に乗り、会社に向かう。


◇電車の中で、誰かが自分の足を踏み、誰かが自分の肩を押しのけて少
しでも良いポジションを取ろうとし、新聞を無理やり読もうとする誰か
のために、密集した空間がさらに窮屈になる。そんな日常を私たちは、
過ごしている。


◇そんな毎日を過ごしながら、それでも、ある人は、その毎日の中に意
味を見出しては、今日の来ることを積極的に受け止めて今日を最大限自
分のために活用し、今日を自分の生きている証にし、今日に感謝して一
日を終え、明日を待ち遠しいとばかりに眠りにつく。


◇片やある人は、そういう毎日を渋々受け入れ、早く今日という日が終
わることを祈り、明日という日が、少しでも遅くやってくることを祈っ
ている。


◇どちらも、一日という時間の長さは同じだけれども、その一日の価値
は、随分と違っているように思う。どうせくる毎日ならば、私たちは、
今日の言霊のように、すがすがしく一日を迎えたいものだ。


◇積極的に今日という日を受け入れたいものだ。目覚めてから何がある
かわからない今日という日にドキドキしたいものだ。そうなのだ。自分
に与えられた時間として今日という日があるのだ。せっかく用意された
自分の時間を楽しもうではないか。


合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

http://www.management-brain.co.jp/

2007年06月27日

本日、日本テレビ『リアルタイム』の取材を受けました。

本日(6月27日)、
日本テレビ系の報道番組『リアルタイム』(16:53~放送)

弊社 中土井代表が番組の取材を受けました。


放送時間帯は、

17:55~『リアルタイム』番組後半で放送予定。

湯川 秀樹

現実の根底にある自然法則に気付くのは達人で、
現実の根底にある自然の調和に気付くのは詩人である。

◇私たちが、詩人にあこがれるのは、詩人が日常の中にある、真理を感
動的に伝えてくれるからだ。私たちでは見えない日常を支える根本的な
もの、根本的なことを美しくも、力強い言葉で伝えてくれる人、それが
詩人だ。


◇そして、詩人は、その根本的なものやことに対して、戦いを挑んだり、
変革を促したりしながらも、結局は、その根本的なものやことと折り合
いをつけて、自然体で生きよと教えてくる。だから、詩人は、私たちの
傍にいてくれるのだ。


◇それに比べて、偉大な科学者は、自然法則を発見して、その法則を乗
り越えようと必死に様々なことを企て、その企てで私たち人間と文明を
引っ張っていってしまう人だ。


◇しかし、その企ては、最終的には、失敗に終わる企てだ。それは、至
極簡単な理由ゆえに、誰も意識することはなかった。


◇科学者の企てが必ずいつかは失敗する理由は、自然の法則を超えて、
地球の全てのものが、生きてはいけないものだからだ。自然を超えて、
人間の生がない以上、自然法則を超えた企ては、必ず失敗に終わるもの
なのだ。


◇その意味では、近代が、科学の時代だったことが、私たちには不幸な
ものだったのかもしれない。


◇今求められているのは、詩人の志向=思考だ。自然と共に調和する志向
=思考だ。この言霊が、科学者である湯川秀樹のものだという点を私た
ちは、忘れるべきではないと思う。


合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

http://www.management-brain.co.jp/

「場面設定」(前編)

職員室。質問なのか、それとも、個別に呼び出されたのか、中3の麻美が
なんだか納得いかない顔でM先生の話を聞いている。


怒られているのではない。ある英語の一文の和訳の説明を受けているのだ。

「えぇ、意味分かんない!そんなこと言う?」


M先生の和訳がすんなり頭の中に入ってこないようである。


もとの英文が何だかは分からなかったが、その英文の和訳はこうである。


『あなたはいくら必要ですか?』


麻美は「そんな日本語、普段、言うのか?」、「いったい、どんな場面で
使うのか?」と疑問に思ったらしい。


確かに。そういう疑問が湧いてきて当然だろうと僕も思う。


むしろ、他の生徒たちは麻美のような疑問をなぜ抱かないのか、いや、
もっと言えば、英語を教える先生達が、なぜ同様の疑問を持たないのか
が不思議でならない。

例えば、ある教材会社の塾用の英語の中1テキストには次のような例文
があった。


『 This isn’t a cat 』 (これは猫ではありません。)


「これは猫ではありません」。


こんなことを日常で言うことなんてあるのだろうか、ということを先生
はもっと考えてもいいのではないかと思う。


誤解しないでほしいのだが、『 This isn’t a cat 』を教える必要はな
いということではない。


中1の最初の段階では非常に重要な文法事項であるし、知っている単語
として「cat」は至極妥当だろう。


教える側にちょっとした工夫がほしいのだ。


英語は言語である。言語はコミュニケーションの手段である。


『 This isn’t a cat 』なら、こう言わざるを得ない場面、どうして
もこれを誰かに伝えなければならない状況があって、初めて『 This
isn’t a cat 』が生きると思うのだ。


だから、もし、日常での場面が思い浮かばないのなら、教師はその状
況を設定してやる必要があるのではないか。


例えば、この写真。


http://www.management-brain.co.jp/1.jpg


この写真の説明で『 This isn’t a cat 』と言うのなら、なんとなく
納得してくれるのではないか。


「これ、猫じゃねぇよな。じゃぁ、『猫じゃない』っていう言い方を勉
強しようぜ!」


『 This isn’t a cat 』。


どうだろうか?


こんな例は他にもある。例えば「受動態」。これも僕は前から疑問に思
っていた。


○次回へ続く

(登場する生徒名は全て仮名です。)

合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
荒木 崇(チーフ・コンサルタント)

http://www.management-brain.co.jp/

2007年06月26日

生活のリズムと勉強のリズム

◇夏休みを前に、もう一度、生活のリズムについて考えたい。色々な調査が示
すように、朝食を食べる児童・生徒の方が、朝食を食べない児童・生徒よりも
成績が上位にあるのは、なぜなのか。


◇それは、生活のリズムがあるからなのだ。一日のリズムをしっかり守ること
が実は、やるべきことをやる生活習慣になるからだ。だから、夏休みも学校が
あるときと同じように生活のリズムを崩さないようにしたい。

◇夏休みの時間割を習慣で決めよう。多少の変動は仕方がないが、起床から就
寝までの時間割を決めるのだ。たとえば、朝7時に起床、朝食は、7時30分。
8時から30分リラックスタイム。9時から10時まで、△△、10時10分
から11時10分まで○○。11時20分から12時20分まで、□□。12
時20分から13時まで昼食。


◇出来るだけ1時間単位か50分単位にして、細切れに何をやるのかを決めて
いけばよいのだ。その時に、遊びの時間と空白の時間を確保しておくことだ。
連続で同じことをやるときも、休憩を必ず入れることだ。


◇基本的には、ある単位の時間をリズミカルにこなしていくこと。そのための
時間割を作ることだ。一定のリズムで、一日を過ごすようなものであれば、良
いのだ。勉強時間を最大限に確保しようなどと、この際思わないほうが良い。


◇それよりは、勉強時間と遊びの時間・自由時間をメリハリを持って時間割を
作り、その時間割の実行を目指したほうが良い。内容の実行を目指すよりも、
時間割の実行を目指したほうがよい。時間を区切って一定のリズムで、何かを
やるということを目指したほうが良いのだ。


◇夏休みに生活のリズムを作れたら、9月から勉強のリズムも少しずつ出来て
くるようになる。この夏休みは、生活のリズムに気を配ろう。その方が、勉強
に対して、積極的になる近道かもしれない。


合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

http://www.management-brain.co.jp/

坂村 真民

今を生きて咲き 今を生きて散る 花たち
今を忘れて生き 今を忘れて過ごす 人間たち
ああ 花に恥ずかし 心いたむ日々

◇今日の言霊に解説などいらないのではないだろうか。私たちも花のよ
うに、今を精一杯生きて、今を打算の道具にしないようにしたい。与え
られた生を精一杯生きて、ただそれだけの人生を送っていければ良いの
ではないだろうか。


◇自分の小さな思惑や願いなど、他人にとっては大したものではないの
だから、そんな思惑のために、他人や今を犠牲にしないで、今を真正面
から受けとめて、ただただ生きていこうではないか。


◇私たちの日常は、様々な駆け引きの中にある。誰かがこう言うだろう
なあとか、誰かの態度をこう引き出したいなあとか、明日は相手がどう
出てくるだろうかとか、他人に自分はどう見られているのだろうかとか、
そういう思惑の中で、日常を送っている。


◇自分の生のことについては、全くといって良いほど意識して過ごして
はいない。花のように、自分に与えられた生を無心に全うしようとは思
っていないし、思えないような状況だ。


◇そんな私たちだからこそ自分の生に意味を見出して、その生を思いっ
きり全うしていこうと決意することだ。そうでもしなければ、花のよう
には生きられないだろう。無心には生きられないだろう。


◇ただただ生きよう。自分として生きよう。打算を捨てて生きてみよう。
そうすれば、私たちは、誰でも花のようになれるはずだ。


合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

http://www.management-brain.co.jp/

2007年06月25日

ジョン・F・ケネディ

思い切って悲惨な失敗をする勇気のある者は、大成功を収め得る。

◇失敗を望むものはいないはずだ。しかし、失敗を避けては成功はない。
大きな失敗を覚悟して、危険の中に飛び込んでこそ、大きな成功も可能
になるはずなのだ。


◇その大きな失敗を覚悟することを勇気というのだろうが、その勇気が、
なかなか凡人には持てるものではないのだ。それは、危険なイメージの
方が先にたって、成功のイメージを打ちのめすからだ。またもう一つは、
失敗が自分にとって、取り返しのつかないダメージになると思っている
からだ。


◇しかし、失敗は、自分にとってそれほど大きなダメージを負わせるよ
うなものではない。歴史を見れば明白なように、成功者で、失敗を犯さ
ない人間はいないのだ。度重なる失敗に対して、成功者は、その失敗を
自分のダメージだと思う以上に、自分の飛躍のチャンスだと思っている
ようだ。


◇失敗することは、それほど大したものではない。人生の中で命を落と
すような失敗さえしなければ、失敗は自分のエネルギーになる大切な機
会となるのだ。だから、失敗を犯してでも、成功を取りにいこう。


◇そのチャレンジが成功に終わっても、失敗に終わっても、どっちにし
ても、自分は飛躍することになる。その飛躍がすぐになのか、ちょっと
時間をおいてなのかの差だけだ。だからどんどんリスクを自分でとりに
行こう。火中の栗を拾いに行こう。

合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

http://www.management-brain.co.jp/

現実と理想の間=妥協の産物

『はじめに』


◇私たちは、現実を理想状態にしたいと日々努力を重ねている。塾経営
でも同じことで、理想のクラス人数・理想の授業・理想の保護者面談、
そういう理想を実現したいと思って現実と戦っている。しかし、そんな
に簡単に理想状態は実現できないから、ある程度のところで、妥協を余
儀なくされる。

◇この妥協は、どこの塾でも起こりえることだが、しかし、伸びる塾と
そうでない塾とでは、この妥協の仕方や妥協点の高さが、大幅に違って
いる。この6年間コンサルタントをやってきて、この実感は、非常に大
きい。アドバイスは同じなのに、結果が大幅に違ってきてしまうのは、
現実に対する理想の追い方に問題があるのだ。今回は、妥協の産物につ
いて考えたい。

『理想をどう目指すのか!』


◇理想を現実との妥協で実行していくことは、どこの塾でも同じことだ。
しかし、理想と現実の妥協する地点が、伸びている塾とそうでない塾で
は、明らかに違う。簡単に言うと伸びていない塾は、理想を追求するこ
とを簡単に諦めてしまって、直ぐ妥協してしまうのだ。


◇たとえば、初めて保護者会をやろうとする塾が、二つあったとする。
仮にA塾とB塾があったとする。A塾は、保護者会の企画を出す段階か
ら、他塾の調査をし、どんな内容の話なのか、出来るだけ調べて、企画
を出す。B塾は、全然見当がつかないから、最初から適当に思いつくま
まに企画を出す。


◇もう既にここで差がついているのだが、私のほうも色々アドバイスを
して、企画自体には、差がないようにもっていったとして次の段階だ。


◇A塾は、保護者会で話す内容と保護者会で渡す資料をどう作ろうかと
議論をする。そして、話す内容と資料の骨子を私に確認し、アドバイス
をもらい、そのアドバイスに基づいて改良を加えていく。当日までには、
数回のリハーサルがある。かたやB塾は、初めての会だから、上手くい
かなくてもよいと決めていて、教材会社に頼んで資料をコピーし、話す
内容は、個々人に任せて、当日を迎える。


◇まあ、簡単なたとえ話をすればこういうことだ。A塾は、自分たちが
出来る最大の努力をする。B塾は、適当に準備をして、適当に会を実行
する。当然、どちらも、初めてだから、それほど凄いものにはならない
かもしれないが、妥協点が、全然違うから、経験知の濃さが全く違う。


◇自分たちが出来る最大の努力を理想追求に向けているから、たとえ現
実に屈して妥協したとしても妥協点の高さが違ってくるのだ。当然、A
塾のほうが、B塾よりも良質な保護者会になり、地域評判は回を重ねる
毎に高まっていくのだ。


◇私たちは、妥協の産物の中でいつでも仕事をしているのだ。しかし、
その妥協点の高さによって、結果に差が出てしまう。このことを忘れて
はいけない。仕事の出来る人と出来ない人とでは、その仕事に対する執
念が違う。


◇それと同じように、伸びている塾は、執拗に理想を追い求め、伸びて
いない塾は、理想を追い求めることに対して淡白だ。夏期講習を前にし
て、業務の取り組み方をもう一度見直してみてはどうだろうか。

『経営者の視点』


◇経営者が、安易に妥協しているケースが、最近多い。経営者自身が簡
単に妥協していれば、社員は、それを見て、仕事を適当に切り上げてい
くことだろう。しぶとく現実と向き合って、理想追求の手を緩めてはい
けないように思う。


合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

http://www.management-brain.co.jp/

2007年06月23日

小学生のアンケートから

◇本日、小学生を持つ保護者を対象にお子さんとの効果的なコミュニケー
ションの方法をお伝えする講演を行います。その準備に様々な書籍や資料を
見てきましたが、小学生にとったあるアンケートの結果が大変興味深いもの
でした。

◇小学生は、「あなたが親と話をしないのはなぜですか?」という質問に
対してどんな回答を寄せたと思いますか。

◇半数以上の子どもが、「すぐ怒るから」と答えています。
続いて「わかってもらえないから」、「話したいことがないから」、
「親が忙しそうだから」、「親がうるさがるから」、「頼りにならないから」
とつづきます。

◇私も子育てに関するアドバイスを多方面しているものの改めて見てみる
と一人の親として「ドキッ!」としてしまいました。
とても100%大丈夫だとは言えません。

◇また、親の悩みとしてよく耳にすることに
「子どもが話をしてくれない。」
「学校で何があったのか、何を考えているのか、不安だ。」
というのがあります。

◇どちらの言い分が正しいのでしょうか?
多分双方が自分の考えが正しいと思っていることでしょう。
どうしたら双方が満足できるコミュニケーションが実現するのでしょうか?

◇多くの場合、会話の主導権を親が握っているのかもしれません。話題と
して持ち出されるのは親の関心ごと、会話のおちも親の期待や意見になって
いるのかも知れません。

◇そこで、親の関心ごとを一旦棚上げして、「お子さんの関心のあること」、
「話したいこと」をまず聞いてみたらどうでしょうか。

◇きっと、「すぐ怒ることはできなくなるでしょう」、「わかってもらえて
いると感じてくれるでしょう」、膝を交えて話を聞いていれば、「忙しい
から頼りにならない」からという理由は話をしない理由にはならない
ことでしょう。

◇親の関心ごとは、多分、お子さんの話す機会が増えることで自然と知る
ことができるようになることでしょう。それでも、関心ごとが聞けない
のなら、
「聞きたいのだけれど・・・」と話を振れば、話してくれることでしょう。

◇それでも、話してくれなければ、きっとお子さんにとって今は話したく
ないことなのです。しばらく聞くのは我慢しましょう。

◇読者の皆さんは、以上の話を、親子関係だけの問題でないことに気づかれ
ていることでしょう。
上司と部下、先輩と後輩、先生と生徒、と、様々なコミュニケーションに
おいても大切なことです。

◇相手の関心ごとに関心を持つ話の聴き方を心がけてみてください。
思った以上の効果があらわれるものですよ。


合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
井上郁夫(シニアコーチ・心理カウンセラー)

http://www.management-brain.co.jp/

ヘレン・ケラー

世界には苦しみがあふれているが、
苦しみを克服した人たちも同じくらいたくさんいる。

◇私たちは、自分の悲しみや苦しみを自分だけの不幸だと思って、途方
に暮れてしまうけれども、自分と同じように悲しんだり、苦しんだりし
ている人は、世界には五万といて、それでもみんな元気で一日を暮らし
ている。自分だけが、不幸ではないのだ。


◇だから、今の状態で、人生のすべてを判断しないことだ。人生の途中
で起こったことは、一生続くことはない。悲しみはいつかは喜びに変わ
るし、苦しみはいつかは楽しみに変わる。今という時間が、永遠に続く
ことはないのだ。


◇だから、自分に悲観しなくてもいいのだ。自分に悲観して、その場に
立ち尽くすぐらいなら、明日の自分を信じてだめな自分を乗り越えよう
ともがくことだ。


◇苦しみのある人生、悲しみのある人生だからこそ、私たちは、幸せに
なれるのだ。自分に降りかかるすべてのことを真正面から受け止めて、
それでもなお元気よく歩いていこう。生きている限り、私たちは、幸せ
を感じるものなのだから。

合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

http://www.management-brain.co.jp/

2007年06月22日

平林 たい子

大部分の男は、自分の価値に徹底することができない。
つねに、自分の値打を大きく見せるために気をくばっている。

◇自分の価値を自分では正確に知ることがなかなか出来ない。だから、
私たちは、出来るだけ自分の価値を大きく見せようと努力する。そうし
ないと自分のことを過小評価されてしまうからだ。


◇もし、自分の価値を正確に知っていれば、他人に過小評価されてもさ
れなくても構わないものだが、それが出来ないから、命一杯背伸びをし
て自分自身を大きくしようとするのだ。


◇しかし、そうやって、自分自身を大きく見せようとするとどうしても
無理が出てくる。その無理をどう受け止めるかで、自分自身を大きく見
せようとする努力の方向性が分かれる。


◇一つは、自分の価値を最後まで偽ろうと努力を重ねる方向と、もう一
つは、いつかは大きくなって自分自身の価値を本当に高めていく方向に
分かれるのだ。


◇だから、一概に自分自身の背伸びが悪いわけではない。背伸びをどう
活かすかを考えれば、自分の価値を大きく見せようとする努力は、本当
の自分の拡大に繋がっていくのだ。


◇人間だから、見栄も張りたい。人間だから、ちょっとは威張りもした
い。だから、見栄を張るなとも威張りもするなとも言わないが、それに
見合う人間になるように努力はしよう。

合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

http://www.management-brain.co.jp/

生徒と向かい合うことをどう保障するかが、問題なのだ!

【記事】いじめの苦しみ 生徒語る 文科省会議
 朝日新聞(2007年6/18)より以下抜粋

いじめ問題の解決策をさぐるため文部科学省が設置した有識者会議
が10日、いじめを受けた中学生から大学生までの8人を招いて意見
を聞いた。教師の責任を問う声が上がった一方、「先生や校長に助け
られた」と話す参加者もおり、教師が果たす役割の重要性を強調する
意見も目立った。


○高知県の高2女子は小学生時代、上履きには毛虫を入れられ、筆箱
やペンをゴミ箱やトイレに捨てられたという。「先生に助けを求めた
が、見て見ぬふりをされた」。飛び降り自殺をしようとして寸前に通
りかかった父親に説得された経験にも触れ、「父が見つけるのが後
10秒遅れていたら、私はここにいない」と涙ながらに語った。


○京都府の高3男子は小学生の時に自分がいじめる側もいじめられる
側も経験した。「今考えると、いじめの感覚がないことが一番怖い。
すぐにやめさせるべきだ。体罰や出席停止は効果があると思う」と話
した。


○東京都の高1女子は中学1年のときに身体的特徴をからかわれ、公
園の遊具に「男みたい」と落書きされた。親に相談したところ、学校
も対応し、校長が「いじめを続けるのなら、本校におけない」と厳し
く指導したこともあり、いじめは解決したという。


○東京都の高3女子は中学時代に仲間はずれにされたことを通じて自
分を見直すことができたという。「学校には、いじめから逃げずに、
内面と向き合うことを促すことを求めたい」と話した。


○池坊保子文科副大臣は終了後、「教師の大切さを改めて感じた」と述
べ、研修では「子どもと向き合うことの大切さ」を強調すべきだ、と語
った。

*私からのコメント

◇いじめは、集団で人間が生きていく以上、なかなかなくならない問題だ。

◇人間の集団には、先般惜しくもなくなられた今村仁氏の言う、第三項
排除機能が、働いてしまうからだ。集団維持機能として、誰かを排除しよう
とする暴力的な働きが必然的にあるからだ。

◇しかし、その機能があるからといって、いじめを放置しておいて良いという
ものではない。悪質ないじめは、学校から徹底的に排除して学校を子どもたち
にとって安全な場所にしたほうが良い。

◇そのために、今回のように有識者会議を開くのは、一つの方法だと思うが、
しかし、有効なものではないように思う。

◇それは、前回取り上げた、学校の先生の業務の優先順位にかかわるからだ。

◇日教組の調査でもあるように、日本の学校の先生は、非常に業務が多い。
前回も書いたが、学校が何を目指すかを全体的に考えて、その中にいじめ対策
をおかない限り、有効な手段が実行できないように思うがどうだろう。

◇業務を整理して、生徒と向き合うことを保障しない限り、有識者会議の提案が、
絵に描いた餅になりかねない。

◇先生の仕事の全体像の中の一つにいじめの問題や社会性獲得の問題も入る
のではないだろうか。

そういう視点で、いじめ問題を解決していったほうがよいように思う。


合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

http://www.management-brain.co.jp/

2007年06月21日

チェーホフ

すでに生きてきたほうの人生が、つまり下書きであって、
もう一つのほうが清書だったらねえ。  

◇今日の言霊は、人生にやり直しがきけばよかったのになあと後悔して
いるようにも読めるが、私は人生の下敷きと清書はありだなと思ってい
る。私たちの人生は、前半部分が練習で、後半部分が本番のようなもの
だ。


◇まさしく、下書きと清書ではないか。しかし、自分の人生の前半が下
書きになるのには、条件がいる。それは、自分の人生を振り返って、今
現在の元になっているという自覚が自分に出てくるかどうかによるのだ。


◇その自覚があれば、自分の人生の前半部分を引き受けて、人生の後半
は、手直しが出来るからだ。今までの自分の人生を糧にして、後半部分
は、自覚的に生きられるからだ。


◇だから、前半部分の失敗を後半部分がカバーすることが出来るのだ。人
生における下書きと清書とは、そういうことだ。


◇自分に対する自覚が深くなればなるほど、人生のやり直しはいつでも出
来るものなのだ。自覚的に人生の絵が描けるようになっていくものだ。だ
から、しっかり下書きをして、清書に取り掛かろう。


合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

http://www.management-brain.co.jp/

2007年06月20日

横光 利一

天才だと自惚(うぬぼ)れたら自惚れただけ
不断の勉強をしなければならない。

◇この言霊は、コンプレックスの裏返しを言っているようにも思える。
こう言い直しても多分意味は同じなのではないだろうか。「自分のコン
プレックスの原因を自覚したら、自覚した深さだけ、その原因を乗り
越えるような努力をしなければならない。」


◇コンプレックスの自覚と天才だと自惚れることは、同じようなものだ。
どちらも自分に対して意識的にならないと出てこないものだ。天才の自
惚れは、無意識になされるかのように思われるだろうが、そうではない。


◇天才などと思う人間は、十分意識的なものだ。だから、自分を鼓舞す
る意味と自己肯定感を強くする意味をこめて、自惚れているのだ。そう
しなければ、不断の努力など出来ないからだ。


◇私たちは、自分自身に対する自覚を強く持てば持つほど、必死に勉強
をするようになる。現状の自分に対する肯定感と否定感が深くなるから
だ。肯定感が深まれば、自分の良い点をさらに強くするようになるし、
否定感が深まれば、自分の欠点を補おうとさらに自己開発に努めていく。


◇私たちの成長は、自分自身に対する自覚が深まった時から再びスター
トするものだ。

合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

http://www.management-brain.co.jp/

「対決」(後編)

○前回のあらすじ

授業前の空き教室で、自習をしている生徒がいた。
中2の涼子と香織、小6、中学受験生の翔平だ。

しばらくすると、涼子と香織のはしゃぎ声がする。
このままでは翔平の勉強の邪魔になる。

そこで、彼女たちにちょっと刺激を与えてやろうと思った。

「どうした、君たちのでかい声が聞こえてきたぞ!」


涼子が言う。


「もう、プリント終わっちゃった」。


「他に何かやることないのか?」


「う~ん、特にない」と香織。


教室の一番前の端で翔平は黙々と漢字を書いている。


「そうか、じゃ、ちょっと待ってろ」


職員室に戻り、3枚分のコピーを持って教室へ戻る。


「じゃぁ、今からこれをやりなさい」


涼子と香織に渡す。


「翔平もちょっとやってみようか。3人で競争な!」


そう言いながら翔平にも同じプリントを渡す。
小5の漢字書き取りテストである。全30問。


「涼子と香織は中2だから、完璧だよな。小学生の翔平より悪い点数って
ことはないよな」


わざとおどけて言ってみた。


「えぇ、チョープレッシャーじゃない!?ワタシ、駄目かも・・・」
と涼子。


「負けたらどうする?」と香織


翔平は何も言わず、ただニコッと微笑んだ。


「時間は7分。ヨーイドン!」

中学生にとって、小5の漢字の書き取りは「楽勝」かと思いきや、実はそ
うではない。


例えば、

気持ちを「レンメン」とつづる。

「ヨセ」へ落語を聴きにいく。

敵を「シリゾける」。


これらは全て小5範囲までの漢字だ。ちなみに「連綿」「寄席」「退ける」
である。


公立高校入試の漢字の書き取りは、ほぼ、どこの都道府県も小学校で習
う範囲からの出題である。


漢字。小学生範囲とはいえ、侮れないのである。

と、いうわけでこの勝負、最初から翔平が勝つのは分かっていた。中学受
験生の勉強の量は半端ではない。もちろん、漢字の学習量も。


中2の場合、定期テストでは教科書範囲の漢字を学習する。毎回の塾の漢
字テストでは小学校範囲から繰り返し学習させるのであるが、それでも、
やはり忘れてしまう。


結果、翔平は満点。涼子24点。香織25点だった。


「いやぁ、二人とも健闘したけれど、翔平には敵わなかったねぇ」


「だって、小学生は現役じゃん!私達、中学生だもん。ねぇ」


『ねぇ』で顔を見合わせる二人。


「お前らだって現役だろうが!間違えた漢字、やり直しして持って来いよ」


「はーーい」と意外と素直な二人。


翔平はやはりただニコニコと微笑むばかりであった。

(登場する生徒名は全て仮名です。)


合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
荒木 崇(チーフ・コンサルタント)

http://www.management-brain.co.jp/

2007年06月19日

反抗期とは

◇反抗期の相談が多いのだが、私は、反抗期があることは、大変喜ばしい
ことだと思っているから、それほどお母さんやお父さんは、嘆くことはな
いと思う。


◇まあ、突然反抗しだしたように思うから、お母さんもお父さんも慌てる
のだろうが、人間は、親から自律=自立する存在だから、親に対する反抗
は、自律=自立のスタートだと思ったほうが良いのだ。

◇人間は、生まれて数ヶ月経つと自分と他者を認知する。その最初の他者
が大概は親で、なおかつ生命維持の大本だから、子どもは、その他者を自
分の心の中に取り込んで、「内なる他者」として、自分のモデルにする。


◇そのモデルで出来上がった自分を「社会的な自我(ME)」といって、
社会生活を営む時の自分になるのだ。反抗期は、「内なる他者」と自分の
関係を問い直すことからスタートする。「自分は、親のものじゃない!自
分自身のものだ!」こんな原初的な問いが子どもの心の中で発せられる。


◇そして、「内なる他者」を否定して、新しい「内なる他者」を探し出す。
この時に、「内なる他者」(=親の価値観)の否定になるので、親に対し
て反抗するのだ。


◇今まで大切にしてきた自分のモデルの「内なる他者」を否定してしまう
のだから、外見も変わってくる。言葉遣いも変わってくるかもしれない。


◇親が大切にしてきた価値観を否定しようとするのだから、当然親との関
係も対立的になっていく。この時期に、親子の間では、精神的な「親殺し」、
「子殺し」があるのだ。そうやって子どもも実は親も自律=自立していく
のだ。だから、反抗期があることは良いことなのだ。


◇それでは、親は完全に否定されて、全く新しい人間を「内なる他者」に
するのかといえば、そうでもない。丸々親を「内なる他者」に掴みなおす
ことはないが、そうだからといって、全く親を消し去ってしまうこともな
い。


◇反抗期の後には、自然な形で、親との和解があり、「内なる他者」の構
成メンバーに親の要素もまたしっかり入っているものだ。だから、安心し
て反抗期を受止めてほしい。反抗の後には、和解が必ずあるのだ。自分と
は違う価値観を主張する子どもの成長をしっかり見守ってやろう。


合資会社 マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

http://www.management-brain.co.jp/

宮本 常一

道のシャンと歩けぬようなものは、人の上にたてぬ。
道を歩いている姿が一番人の眼につくものである。

◇リーダーは、常に視られている存在だ。だから、自然の振る舞いが、
しっかりしていればいるだけ、リーダーとしては、資質が十分ある。


◇今日の言霊も言うように、道を歩くその姿に、自然と自分の生きる
あり方や考え方が出てくると思う。猫背でしょぼくれて歩いているの
と、胸を張って堂々と歩いているのでは、どちらが前途が明るく見え
るだろうか。どちらが頼りがいがあるように見えるだろうか。


◇当然ながら、堂々と歩いている姿に、私たちは、頼もしさを感じる
し、前途が明るく感じられるだろう。歩くという行為は、それほど意
識して行なっている行為ではないから、普段からの積み重ねがものを
いう行為だ。その人の自然の振る舞いなのだ。


◇その自然の振る舞いが、その人の人としての実力を予想させるのだ。
だから、リーダーは、常に小さなことにも意識して自分のあり方を考
えるべきだ。歩き方一つ取ってみても、リーダーとしてどうなのか、
下の者から判断されてしまうのだ。


◇神は細部に宿る。リーダーは、色々ある細部から、リーダーとして
必要な細部を選んで、意識的に行動することだ。そうすれば、自然の
行動もそれなりにリーダーらしく見えてくるものだ。


合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

http://www.management-brain.co.jp

2007年06月18日

出前授業報告!

『はじめに』

◇学習塾のコンサルタントで、顧問先の代講を引き受けたり、顧問先
で出前授業をしたりする人間は、多分それほどいないだろうと思うが、
どうだろう。


◇授業スキルだけを指導するコンサルタントならいざ知らず、総合的
にいろんなことをするコンサルタントが、よせばよいのに、昔取った
杵柄とばかり、先週の月曜日に、大阪の顧問先の塾で、出前授業をし
てきた。

◇ちょっと不完全燃焼で、申し訳なかったけれども、それなりに、そ
の顧問先の先生方には、参考になったのではないかと思う。


◇授業を見たり、授業をやってみたりすると、その塾の実力が良く分か
るのが、それは、日頃の生徒指導がしっかりしているかどうかにかか
わっている部分と、授業の型に関わっている部分がわかるからだ。


◇いくら良いサービスをしても、結局は、学習塾は、授業が勝負だ。
授業中に生徒にどういう風に食い込んでいるかが勝負なのだ。そこで、
今回は、授業の前提について考えてみたい。

『授業の前提』


◇授業の中身やプレゼンテーションの前に、授業を成り立たせるものに
ついて考えてみたい。まずは、教師の心構えから。


 1.授業で実現したいものは何か。
 
2.授業のルールを理解しているか。

 3.発問をする意味を理解しているか。

 4.板書をなぜするのか理解しているか。

 5.生徒がノートを取る意味を理解しているか。


◇授業の下手糞な先生は、多分上記のことをそれほど意識して授業をして
いないように思う。たとえば、授業中の生徒の姿勢に無頓着な先生は、な
ぜ、授業にルールがあるのかを意識していない先生だ。


◇出前授業をしたクラスは、生徒の姿勢が、非常に悪かった。板書を写す
時も、問題を解く時も、生徒の姿勢が悪いのだ。これでは、授業に集中す
ることはない。


◇また、出前授業のクラスは、発問しても生徒が考えようとする姿勢がな
かった。すぐに「わかりません!」と言って、その場をかわそうとしてい
た。発問をしたら、クラス全員に考えてほしいのだ。そして、指名された
生徒は、緊張感を持って答えてほしいのだ。


◇だから、発問をして、生徒にすぐにかわされそうになっても、粘り強く
発問をしなおして、生徒が考えるまで待つ。そういう姿勢が、先生には大
切なのだ。そういう姿勢がないから、生徒が、すぐに「わかりません!」
というのだ。そういう先生は、多分発問する意味が意識されてないと思う。


◇板書はなぜするのかも、簡単に触れておくと、生徒の理解を助ける為と
記憶に残す為だ。だから、理解を助ける為に板書をするのであれば、生徒
が、板書に注目し、話をしている先生に注目しているべきだ。


◇そういう指示が授業中にないと、生徒は、板書を写すので精一杯で、先
生の話を聞くことも板書を同時に見ることもないのだ。これでは、板書を
する意味がなくなってしまう。


◇ノートを取る意味も同様に、生徒の理解の助けの為に作業をさせること
と記憶してもらうことと後で読み返してもらうことだ。そのために、生徒
本人が、ノートを写すのだ。


◇最後に、授業で何を実現するのか、ということだが、それは、その教科
を好きになってもらうか、わかる、できるという実感をもってもらうこと
だ。そのために、授業を組み立てていくのだ。


◇自分の授業を通して、教科に対するモチベーションを上げてもらうこと
と、勉強全体に対してモチベーションを上げてもらうことだ。そういうこ
とを意識して授業に取り組んでほしい。


『経営者の視点』


◇フランス料理を食べに行って、接客は、非常に良かったけれど、料理が
今一だったら、皆さんはどうするだろうか。私は、残念ながらその店のリピ
ーターにはならない。


◇だから、授業の腕を磨くことだ。私は、若い頃から、同僚や先輩と授業を
張り合ってきて、また他流試合をしてきて、授業の腕を磨いてきた。そん
な研修をぜひ、してみてほしい。そうしないと自塾の隣に変な塾が来ても
影響を受けてしまうことになる。

合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

 http://www.management-brain.co.jp

本多 光太郎

人間には待機の時代と断行の時代とがあります。
潜伏の時代と飛躍の時代とがあります。

じっと好機の到来を待つ間も大事ですが、ひとたび好機到来となれば
機敏にチャンスをつかまえる気力がなくてはなりません。

◇私たち凡人は、待つことが非常に苦手だ。努力の結果を直ぐに求めて
しまう。ちょっと努力をするだけで、結果が出ると思っている人が大勢
いる。


◇しかし、ちょっとした努力で出る結果は、多分目には見えない結果な
のだ。たとえば、山登りに喩えると、数ミリの前進なのだ。山の頂まで
到達するのに、その数ミリの前進を数千回、数万回も積み重ねて、それ
でも未だ届かない、そういうプロセスを経て、初めて努力が努力として
の結果になっていくのだ。


◇今日の言霊も言うように、人間には、結果の出ない時期と結果が出て
自分のステージが一つ上がる時期がある。結果の出ない時期は、努力の
蓄積をする時期、準備の時期だ。


◇この時期に、いくら結果を求めても自分の中で何かが満ちてこないか
ら結果など出ないのだ。それに対して、結果の出る時期は、努力の積み
重ねがしっかり出来て、自分の中で何かが満ちてくる時期だ。


◇この時期は、果敢に決断し、果敢に実行して、今までの努力を世に問
う時期なのだ。


◇こう考えると、チャンス到来とは、自分の中からチャンスが吹き出て
くることかもしれない。チャンスが、自分の中からやってくるまで、私
たちは、地道な努力を積み重ねて、自分の力の満ちるのを待っているし
かないものなのだ。


合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

http://www.management-brain.co.jp/

2007年06月16日

声なき言葉が聞こえてくる

◇以前、Kさんから相談を受けました。職場のAさんが、いろいろ話を持ち
込んでくるのだそうです。


◇同僚が「こう言った。ああ言った。」「こんなことで悩んでいる。」と
いった具合なのだそうです。


◇その後、Aさんを交えて3人で食事をする機会を得ました。いろいろな
話をする中で、私が、コミュニケーションに関する専門家であることを知る
や、いつものようにそんな話題になったわけです。

Aさん「効果的なコミュニケーションをするためには、何が大切なんで
しょうね?」


私「コミュニケーションというと上手に話すことに気をとられがちですが、
まず相手の話を聞くことですね。」


Aさん「そうですよね。人の話を聞けないとだめですよね。私も話を聞く
ことが大切だと感じているのですが、なかなか職場で上手に話を聞
いてくれる人に出会えないんですよね!」


私「そういう職場が多いようですね。ところで、Aさんは、職場で話を聞く
ことが大事にされていないとどんなところで感じますか?」


Aさん「だって、私が話しをしても、ぜんぜん話を聞いてもらえている感じ
がしないのです。人と話していてもぜんぜん気持ちよくないんです
よ。」


思わず、Kさんと顔を見合ってしまいました。


◇「ぜんぜん気持ちよくないのです。」の声のトーン、表情、急に前のめり
に変わった姿勢から、


『誰も私の話をちゃんと聞いてくれていない。だから自分の欲求は満足でき
ていない。自分はさびしい。皆は自分の話をもっと聞くべきである。』と


聞こえたわけです。


◇これで、はっきりしました。Aさんは、自分の欲求を満足させるために
Kさんを頼っていたのでしょう。Kさんも何かを察したらしく、
「Aさんの話をちゃんと聞いてあげることにします。」と言っていました。


◇くつろいで話している時にこそ、その人の本音が出てくるものです。

本音を聞きたければ、要件は2つです。


①くつろいだ雰囲気を作るのです(傾聴の3つスキルで対応できます)

②言葉だけでなく、声のトーン、表情や態度を観察するのです


あなたは何から挑戦しますか?


合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
井上 郁夫(シニアコーチ・心理カウンセラー)

http://www.management-brain.co.jp/

山岡 荘八

人間はの、最も多くの人間を喜ばせたものが最も大きく栄えるものじゃ。

◇人間という漢字を見ると、よく出来ているなあと思う。人間の意味が、
この漢字の中に全て表されているからだ。人間は、人と人の間に生まれ、
人と人の間で成長し、人と人の間で自分を形成していくものだ。

◇だから、人間は、他人が前提になってはじめて人間となるものだ。
個人主義だけでは人間は人間とならないのだ。


◇この前提を最近の私たちは、全くと言っていいほど忘れてしまった。
現代では、あたかも、社会が、世界が、自分のためだけに存在している
かのように思っている人がいる。


◇他人さえも、自分のために生きているかのように考えている人がいる。
そんな時代だからこそ、今日の言霊を真剣に受け止めて、自分自身の日
常をもう一度振り返ってみてはどうだろうか。


◇人間は、元来、他人と共に生きて生かされてきたのだから、最終的には
他人に感謝しながら、その恩返しのために生を全うするものだったはずだ。
他人に喜びを与えることを第一義に生きていたはずだ。


◇だから、私たちは、他人の心から出た感謝の言葉に無上の喜びを感じる
のだ。それが、最近では、自分自身のためだけにあくせくして生きている。
他人の幸せよりは先に自分の幸せを追い求めることに必死になっている。


◇しかし、幸せは追い求めれば求めるほど、自分の手からこぼれていくも
のだ。だから、どんどん自分だけのことを考えてしまう。悪循環だ。


◇だから、そんな悪循環を断ち切るために、幸せの基準を他人の笑顔に置
いたらどうだろう。自分の幸せを拒否してみたらどうだろう。


◇自分はどうせ幸せにはならないのだから、他人を幸せにしてやろうと不
埒な考えをしてみてはどうだろう。幸せのベクトルを他人に向けてみては
どうだろう。そうしたら、この生き難い時代が面白くなってくるかもしれ
ない。一日一善だ!


合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

http://www.management-brain.co.jp/

2007年06月15日

宮沢 賢治

ほんとうにどんなつらいことでも
それがただしいみちを進む中でのできごとなら
峠の上りも下りもみんなほんとうの幸福に近づく一あしずつですから。

◇ビジネスの世界では、ビジョンや目標を持てとよく言われる。ビジョ
ンや目標があると努力する方向が明確になるからだ。そしてビジョンや
目標があると、苦しい時に、辛い時に、辛抱できるからだ。


◇だから、色々な人が、ビジョンや目標を持つことを薦めるのだが、し
かし、そのビジョンや目標が、なかなか自分のものとして受け止められ
ないものだ。


◇このビジョンは、本当に自分の心の底から出たものなのか、この目標
は本当に自分にとって正しいものなのか、そういう疑問が、いつでも湧
いてくる。


◇なんで、そういう疑問がいつでもついてまわるのかと言えば、そうい
うビジョンや目標が、簡単に達成されないからだ。現実が、私たちのビ
ジョンや目標を本物かどうか、いつも試しているからだ。「お前の思っ
ていることは、偽物ではないのか!」と現実が、いつでも自分を問い質
すからだ。


◇だから、ビジョンや目標を自分のものとして受け止められないのだ。
他人から与えられたビジョンや目標が直ぐに捨てられていくのは、そう
いう理由からだ。自分の心の底から思っているものではないからだ。


◇だから、私たちは、ビジョンや目標を簡単に持つことを拒否しよう。
現実に対して悪戦苦闘した末に、自分の心の底から出てくる言葉を待と
う。そうしなければ、今日の言霊のように、本当に自分に取って正しい
と思えるような思いが出てくるはずがない。


◇自分の心の底の言葉を自分でつかめれば、どんな辛いことでもどんな
に悲しいことでも、めげないで前に進んでいけるはずだ。だから、安易
なものを拒否しよう。きっとその方が、良い人生になるはずだ。自分の
人生を歩んでいるのだから。

合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

http://www.management-brain.co.jp/

学校の目指すところに向かって業務のプライオリティーを考えよう!

【記事】日本の先生、忙しい 部活や生徒会指導など11業務・・・
日教組調べ 読売新聞(2007年6/9)より以下抜粋

『授業以外に多様な仕事がある日本、補習や家庭との関係強化に特化
したフィンランド、授業以外の仕事がほとんどないフランス――。

日本教職員組合(日教組)の調査で、各国のこんな教師像が浮かび上がった。
日教組は「教師の仕事のあり方を広く考えてもらうきっかけにしたい」としている。

○調査は、昨年10月から今年2月、日、韓、米、英、仏、独、フィ
ンランドの計7か国で、教職員組合を通じて、公立小学校~高校の教
員各200人程度を対象に実施された。回収率は23%~54・5%。

 
○部活動など授業以外の18業務について、各国の教師がどれくらい
担当しているかを尋ねたところ、平均の担当業務数は、日本が11・
1で最多。以下、韓(9・3)、独(7・8)、英(6・3)、米(5
・0)、フィンランド(4・9)、仏(3・4)の順だった。

 
○国別に見ると、日本は「部活動やクラブ活動」(65・1%)、「生
徒会や委員会の指導」(73・4%)、「地域行事」(58・7%)、「食
習慣の指導」(67・9%)など11業務で、かかわっていると答えた
教師が7か国中最も多かった。
 

○学力水準が高いことで知られるフィンランドは、「補習」(70・4
%)と「保護者との電話連絡・保護者会」(87・3%)で7か国中
トップで、学力向上や家庭との関係を重視していることがうかがえる。
 

○韓国も日本と同様、多様な仕事を担っていたが、「進路指導」(69・
0%)はトップ。ドイツは授業以外の仕事は少ない中で「職業観育成の
教育」が40・3%でトップ、「進路指導」が45・2%で2番目に多
かった。』


*私からのコメント

◇学校の先生になる動機に、日本では部活動の指導を挙げる人がいる。
学校の先生になって、部活動を指導したいという志望で、教員採用試験
を受けるのだ。


◇だから、今回の日教組の調査は、なんとなくわかるような気がする。
学校の先生の多岐にわたる業務が、生徒と向き合うことを阻んでいるの
かもしれないし、逆に勉強以外での生徒との向き合いがあるから、まだ
学校が保たれているのかもしれないが、どちらにしても、もう少し、学
校の先生の業務を整理しないと生徒に対する指導が徹底されない可能性
がある。


◇学校が何を目指すのかで、業務の優先順位が違ってくる。教科を徹底
して教えることを第一義に置くか、それとも、生きる力を育むために、
委員会活動や部活動の指導を第一義に置くか考えても良いように思う。


◇学力だけをつけることが勉強ではない。この機会に、もう一度新しい
学校のあり方を考えても良いように思うが、どうだろう。


◇教育再生会議のように、旧来の教育=学校の図式を鵜呑みしたまま、
新しいことを提案するのではなく、まったくの白紙から、教育=学校を
考えてもよいのではないだろうか。


合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

http://www.management-brain.co.jp/

2007年06月14日

マキアヴェッリ

良い面を残そうとすれば、
どうしたって悪い面も同時に残さざるをえないのである

◇今日の言霊は、人間の本質を言いえているように思う。良い面も
悪い面もコインの表と裏の関係にあるのだ。良い面だけを強調しよ
うとしても、どうしても悪い面も共に強調されてしまうものなのだ。


◇人間には、良い面だけの人間もいなければ、悪い面だけの人間も
いない。良い面は、時として悪い面になり、悪い面は、時として良
い面になる。そういう相互交換的な性質を人間は持っているのだ。


◇それを私たちは個性と言ったりしているのだが、良い面だけを残
そうと努力しても無駄だということだ。逆に、悪い面だけを直そう
としてもこれまた無駄だということだ。


◇人間は、良い面も悪い面もあって、初めて人間なのだから、私た
ちは、良い面の自覚と悪い面の自覚を共にしておくことなのだ。そ
れさえしていれば、意識的に悪い面をグッと抑えることもできるだ
ろうし、良い面をはっきり出すことも出来るだろう。


◇その場に応じた対応ができるようになってくれば、悪い面が突如
として出てくることが減るはずだ。


◇私たちは、完全な存在として、良い面だけをもって生まれたわけ
ではないから、悪い面のあることを正直に認めて、良い面ともども
上手に付き合っていくべきだ。


◇悪い面もいい面も自分の大切な個性だ。そのことを私たちは、し
っかり認めて生きていこう。それが、人生を楽しむコツかもしれな
い。

合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

http://www.management-brain.co.jp/

2007年06月13日

エリック・ホッファー

自由とは、一部の人間にとってしたいことをする機会を意味するが、
多くの人間にとっては、したくないことをしないことを意味する。
成長できる者は、いかなる条件の下でも自由を感じるというのは、
おそらく真実であろう。

◇今日の言霊は、非常に難しいものだ。自由を自分の思い通りに使える
ものが、成長できる人間だというのだ。


◇エリック・ホッファーに言わせれば、自由とは、したいことをする機
会としたくないことをしない機会と両方を持ち合わせているものだが、
その両方の機会をどんな状況の中でも自由自在に使いこなす人が、成長
を勝ち得る人で、状況次第で、自由だとか不自由だとかいう人は、なか
なか成長を勝ち得ることは出来ない人だというのだ。


◇それは、自分の与えられた情況を自分でどう処理できるかを考える人
とそうでない人に分かれるからだ。その分かれ道が、成長の分かれ道な
のだ。


◇自分にとって、どんな状況でも成長の糧だと思う人と自分にとって好
都合な状況以外は、自分の成長の糧ではないと思ってしまう人とでは、
成長する機会が大きく異なる。


◇したくないことを自分の成長のための一つのきっかけだと考える人は、
成長の機会が多くあるが、したくないことはしないという自由を最大限
に活用する人は、どんどん自分の都合だけが優先されて、自分の成長の
機会をどんどん狭めてしまう。


◇不都合な機会が、私たちにとっての未知な領域なのだ。その領域を切
り捨てて、成長することなど出来るわけがないのだ。


◇自由という罠に私たちは、柔軟に対応するべきだ。そうして、自由を
自分の成長の糧となるように解釈し直すべきだ。与えられた機会の量は、
多分どんな人間でも同じだろう。


◇だとすれば、それを最大限自分の成長のために、使い切ろうではない
か。どんなときでも成長する自由を自分自身で持とうではないか。


合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

http://www.management-brain.co.jp/

「対決」(前編)

子供たちにとって学習塾という場所は、実は学校よりも多様な世界なの
かもしれないと思う。


空き教室で中学生が中間テストのための自習をしているかと思えば、同
じ教室で小学生が個別課題に取り組んでいる。


「この子、いっつも一番だよね、すごいね!」


小学生の模擬試験の順位表を見ながら中3の女の子たちが話している。


小学生にとっての中学生、中学生にとっての小学生。お互い、なんとな
く刺激になる部分もあったりするのではないか。

授業前、空き教室を覗くと、その日も中学生と小学生がその日も一つの
空間で自習をしていた。


中学生は2年生の涼子と香織。塾の数学の宿題プリントをやっているら
しい。


小学生は6年生の翔平。中学受験生だ。ノートに一生懸命、漢字を書い
ている。どうやら、前日行った漢字テストの間違い直しをしているよう
だ。

10分も経っただろうか。職員室で授業準備をしていると、自習教室か
らはしゃぎ声がする。明らかに涼子と香織の声である。


翔平は黙々と漢字を書いているというのに。


「どうした、君たちのでかい声が聞こえてきたぞ!」


涼子が言う。


「もう、プリント終わっちゃった」。


「他に何かやることないのか?」


「う~ん、特にない」と香織。


翔平の邪魔になるから、おしゃべりするな!

おしゃべりするんだったら、帰れ!


と言うこともできたのだろうが、せっかく翔平もいることだし、彼女
たちに刺激を与えてやろうと思った。


○後編に続く

(登場する生徒名は全て仮名です。)


合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
荒木 崇(チーフ・コンサルタント)

http://www.management-brain.co.jp/


2007年06月12日

子どもに夏休みを有意義に過ごさせるために

◇この日曜日に、群馬県と埼玉県の顧問先の保護者会で話をした。

この時のテーマが「子どもに夏休みを有意義にすごさせるために」ということで、
45分ほどの話だ。

◇まず、集まっていただいたお母さんやお父さんに、前屈をしてもらう。


中土井:長い話しが続いたので、皆さん立ってください。前屈をしましょう。
    私なんか、ほらこの通り、全然曲がりません!(笑い)それでは、
    一番嫌いな食べ物を思い出してください。強くイメージしてください。
    私は、苦いのでゴーヤが嫌いです。それでは嫌いなものを足元にイメ
    ージして、前屈してください。どうでしたか。次に、一番好きなもの
    をイメージしてください。私はラーメンが大好きです。好きなものを
    足元にイメージして前屈しましょう!どうですか。

◇まずは、こんなところから話をスタートさせて、場をリラックスさせる。こ
の前屈では、嫌いなものの時と好きなものの時では明らかに曲がり具合が違う
のだ。みんな驚くほどだ。そして、心と身体の関係を伝え、好きなことをする
時は、自然と身体が動くことを分かってもらう。

中土井:それでは、お母さん、お父さんが、お子さんに望む夏休みはどういう
    ものですか。こういう風に夏休みを過ごしてもらいたいというものを
    資料の中に書き込んでください。

◇書き込めた頃を見計らって、数人に指名し、発表していただいてから、この
書き込んだことをお子さんに伝えようと思っていましたかと聞いてみた。大概
のお母さん、お父さんは、自分で思っているだけだった。

中土井:夏休みをどう過ごしてほしいかということと、お子さんがどう過ごし
    たいかは、別物です。思っていることが違うかもしれません。だから、
    お子さんと話をすることです。まずこの質問をお子さんにしてください。 

 

中土井:夏休みに何を一番したいのか?こういう質問をしてください。直ぐに
    出ないかも知れませんので、気長に待つか、数回に分けて質問をする
    ことです。直ぐに答えを求めないことです。質問に答えが出てきたら、
    その答えを尊重してください。その次に、9月になったら、あなたは
    どういう人間になっていたいのか、聞いてください。この質問もすぐ
    に答えが出ないものですから、数回に分けて聞いてください。なかな
    か出ないものですから、お母さん、お父さんが、「私は、9月になっ
    たらあなたがこういう人間になっていて欲しい」ということを伝えて
    ください。

中土井:9月になったらどういう自分になっていたいのか、ここを意識させて
    ください。9月の自分がお子さんにイメージさせられたら、次に、そ
    ういう自分になるために、夏休みに何をしたいのか、棚卸をしてもら
    います。お子さんが、数個挙げられれば、次にお母さん、お父さんが、
    数個挙げてください。そして、その数個上がった中からお子さんに優
    先順位をつけてもらいます。先に、一番したいことを挙げてもらった
    ので、そのことは、優先しましょう。その1つと残り、4つぐらいで、
    優先順位を5つに絞ってください。この優先順位をつける時に、先に
    イメージしてもらった、9月の自分をいつでも思い出しながら、優先
    順位をつけるように促します。

中土井:そして、その優先順位が決まったら、次に夏休みの計画を作ります。
    子どもは理想主義者が多いので、計画がぎっしり詰まっている場合が
    あります。お母さん、お父さんが、間引きしてあげてください。緩や
    かな計画にして、子どもに出来そうな感じを与えることです。緩やか
    ならば、1回計画を実行できなくてもそれほど困りません。ぎっしり
    詰まった計画だと1回出来ないと全部に影響してしまうものなのです。
    だから、緩やかな計画を作ることです。

中土井:最後に計画が出来たら、実行の後押しですが、部分の評価を徹底して
    ください。一日の全体の評価をするのではなくて、一日の計画の中の
    ここが実行されたからOKだねとか、この部分は、非常に頑張ってい
    たのねとか、そういう評価をすることです。今日は出来た、出来ない
    だけの評価をしないということです。こういう点にも注意をしてもら
    いたいのですが、たとえば、勉強しているのかと覗いたら、絵を書い
    ていたとします。そうしたら、「絵なんか描いてないで勉強しなさい
    !」とは言わずに、「上手い!面白い絵だね!」と絵について言及し
    てみてください。また、何回も何回も絵を描いていて、勉強してなけ
    れば、絵を優先順位にいつから入れたのか、聞いてみるとよいと思い
    ます。人間は、好きなことをやるのです。または、自分で選んだこと
    をやるのです。だから、お子さんは、何を選んだのかを確認しながら、
    計画の実行を後押ししてあげて欲しいのです。

◇こんな話をして、夏休みの過ごし方について終わったのだが、一つその時に
注意したのが、この考えを実行して、直ぐに結果が出なくても気長に子どもに
接するということだ。

◇子どもに自主性を持たせるためには、子どもの価値観を尊重してあげる機会
を多く持つことだから、一回や二回で、子どもが劇的に変化するものではない。
ゆっくり、ゆっくり変化していくものだ。このことを忘れないようにしたい。


◇7月の10日までには、数回の話し合いの機会を持って、お子さんと夏休み
の計画を立ててみよう。一回や二回の話し合いで、直ぐに出来るわけがないと
いうことも忘れないで欲しい。 


合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

http://www.management-brain.co.jp/

ヘレン・ケラー

元気を出しなさい。今日の失敗ではなく、
明日訪れるかも知れない成功について考えるのです。

◇元気を出すというのは、エネルギーを自分の中に取り入れる行為だ。
まず、自分のエネルギーを他人に与え(=元気を出す)、他人から新た
なエネルギーを引き出し、そのエネルギーを自分のものとする、そう
いう循環を元気を出すというのだ。


◇だから、元気を出すという行為は、自分だけの行為ではない。他人を
巻き込んだ、こう言っては何だが、お節介な行為なのだ。


◇しかし、そういったお節介な行為を通して、私たちは、お互いにエネ
ルギー交換をしているのだから、元気を出す行為は、非常に重要なこと
なのだ。


◇だから、私たちは、いつでも元気なほうが良い。失敗したって、気分
が落ち込んでいようが、元気を振り絞って、明日に向かったほうが、明
日の自分の何かが良くなるものだ。だから、どんな時にも元気を自分の
姿勢にしたいものだ。


◇今日の言霊は、元気を出すための源として、失敗に心を囚われるので
はなく、成功に心を向けろ!と言っているのだ。失敗に心が囚われてい
れば、元気なんて出るものではないから、失敗から成功に心を向けて、
成功の喜びを元気の元にせよ!と言っているのだ。


◇成功にウキウキしよう。苦しい時こそ、成功を思い浮かべよう。それ
だけで、元気になってしまう。そういう単純さを私たちは、元気の源に
したいものだ。物知り顔で、人生を送ってもそんなに楽しいことはない。


合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

http://www.management-brain.co.jp/

2007年06月11日

武者小路 実篤

他人に要求することを先ず自分に要求せよ。

◇私たちは、往々にして他人に対して注文をつけたがる。何でこんな
ことも分からないのだ!と他人を責める。何で、こんなことも出来な
いのだ!と他人を叱責する。何で他人に気が配れないのだ!と他人を
なじる。

◇自分に注文をつけなければいない場面で、必ずといっていいほど、
他人に注文をつけて、事たれりとしてしまう。他人に対して自分を守
って、その代わりに他人を攻撃してしまうのだ。


◇何で、こんなこともやらせられないのだろうとは思わないし、何で
こんなことも分からせられないのだろうとも思わない。何で、自分が
駄目なんだろうとは、思えないのだ。


◇自分にまず色々な要求を出さない限り、自分の向上はないのだから、
他人が自分のために動いてくれることはない。他人だって、自分のた
めに生きているのだ。


◇それを他人に自分のために生きるよりも、私のために生きろといっ
たところで、よっぽどそれを言う自分に魅力がない限り、他人もお人
よしのように動くことはないのだ。


◇他人に向けるベクトルをまずは自分に向けてみよう。自分の向上が
他人のエネルギーになると考えよう。自分の人間力を磨かない限り、
他人は、自分を認めてくれることはない。まずは、自分に注文をつけ
ることだ。

合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

http://www.management-brain.co.jp/

給与体系を変えて、社員の意識改革を促す!

『はじめに』


◇MBAでは、学習塾のコンサルタントとして、様々なことをお手伝い
している。その幅の広さは、皆さんの予想以上に大きいかもしれない。


◇生徒集客から給与体系の設計まで、学習塾経営に関することは、ほと
んど行なっている。今回は、その中でもあまりこのメルマガで触れてい
ない、給与体系について考えたい。

『業績連動制を考える』


◇私どもが、設計する給与体系の特徴は、毎月給与が変動するというこ
とだ。考え方は、生活保障給(=基本給+職務給)と業績給の二つに分
けて、業績給を毎月の働きの結果に応じて変動させるというものだ。


◇この業績給の評価項目を職員に明示し、毎月その個人別の係数を発表
していく。この業績係数の発表を積み重ねていくとで評価項目に対する
意識が高まって、仕事の質が上がる。顧問先で、8社ほど導入している
が、そのほとんどの会社で、職員の意識が高まっている。


◇業績給の評価項目だが、大体の導入塾では、生徒の月別目標数、退学
率、各個人の授業持ちコマ数、体験者数、入会者数で、数値換算して、
各項目を乗じて係数としている。


◇その係数の最低ラインと最高ラインを決めて、業績給に反映している
のだが、その目安は、業績給の50%~150%だ。あまり変動幅が大
きすぎるとやる気を殺ぐ結果になってしまうので、注意が必要なのだ。

◇次に、賞与の考え方だが、

1.全社業績 

 2.部門業績

 3.個人情意

 4.業績係数平均


という4領域で、査定をする。職位・職務によって、上記の項目の比率
を変えて、メリハリをつけるのだ。


◇たとえば、部長兼室長は、全社業績が、50%。部門業績は、担当校
舎の業績だから、40%、そして個人情意と業績係数の平均は、各5%
として、計算するのだ。


◇明確な数値で、賞与が出るので、フィードバックもしやすく、次回の
賞与に関してのアドバイスも明確に出来るのだ。


◇また、職員に対しての公平感も重要なことだが、業績を数値化してい
るので、その理解も得やすい。また個人情意として人事考課があるので、
個人のプロセスも評価の対象になる。結果が出ていなくても、それなり
にフィードバックしやすいものになっている。


◇また、賞与は、個人主義と所属の集団主義のバランスで数値化してい
るので、この点も重要なことだ。成果主義の導入が失敗したのは、極端
な個人主義だったからだ。日本人の特質として個人主義と集団主義のバ
ランスをしっかりとる給与体系を考えることだ。

『経営者の視点』


◇やる気の源泉は、処遇だ。その処遇の論拠が明確であれば、それだけ
職員の頑張りのベクトルが一致しやすい。業績向上の仕組みつくりに給
与体系を考えてみてもよいかもしれない。


合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

http://www.management-brain.co.jp/

2007年06月09日

話してもらうことの効果

◇先日、私が講師を務める教師対象のセミナーの中で、
プレゼンテーションスキル体得の演習として、自己紹介を参加者にしていただきました。


◇1回目は、1分間で自分の人となりを、そして2回目には、
3分間という時間を設定して自己紹介していただきました。


◇そして、私自身に再発見がありました。
それは、1分より3分の方が話が深くなるということです。

◇1分の時は、ご自分の属性(年齢や経歴)の紹介で終わっていたものが、
3分になると、プライバシーにかかわる話が頻繁に出てくるようになり、
ご自分の失敗談やそのときの感情などを赤裸々に話していただけたのです。


◇時間が3倍の長さになったのだから、3倍の深さになるのは当然だろうと
思う方も多いことでしょう。


◇確かに、それは予測できることです。しかし、参加者は初対面の方が多い
ので、一般的にはちょっと深いご自分のお話をされることに抵抗感があると
思っていたわけで、時間が3倍になろうが、表面的な話題が3倍に広がる
だけだろうと私は高をくくっていたわけですが・・・。


◇聴衆である参加者がそれぞれのプレゼンテーションの中からその人
らしい良さを発見しようと真剣に聞いてくれるというちょっと非日常的な
環境が話す方の思考に刺激を与えてことも影響していたのかも知れません。


◇私は、この体験から、「話す機会を十分に与えられ」、「聞く者が真剣に
聞いている」としたら、人には、『自分をさらけ出したい。自分を理解して
ほしい。』という欲求があるということを改めて感じたわけです。


◇「相手が何を考えているのか分からない」と、悩むより、余裕を持って
相手の話を聞き、話し上手にするのが一番です。


◇前回お伝えした、バックトラック、ミラーリング、ペーシングを意識して、
相手が話しやすい雰囲気、環境を心がけてみてください。


◇もし、相手から「あなたに話をすると、話すつもりもないことまで
話してしまいます」なんてコメントをもらえたとしたら・・・


あなたは、何を得ることができるでしょうか?


合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
井上郁夫(シニアコーチ・心理カウンセラー)

http://www.management-brain.co.jp/

江國 香織

人の居場所なんてね、誰かの胸の中にしかないのよ。

◇今日の言霊は、生きていく覚悟を言っているように思う。所詮、私た
ちは、生きている間は、どこにも居場所などないのだ。


◇一生懸命に、自分の居場所を作ろうとし、探そうとしても、結局は自
分の心の中に居場所を確保するか、死んでから誰かの記憶に残っていく
だけなのだ。


◇だから、自分の居場所がないと嘆くことはない。居場所など、生きて
いる間には求めても求められないのだから。


◇だから、居場所を探そうとするよりも、居場所を作ろうとするよりも、
そんなことに拘らないで、自分の思うままに突っ走ったほうが良い。


◇後先など考えずに、自分の信じることに賭けて、自分の生を全うしよ
うと生きたほうが良い。意識して、自分の居場所を作ろうとしても、自
分が小さくなるだけだ。それよりも、自分の未知なる部分に自分を賭け
よう!思いっきり人生を生きよう!


◇自分に残されたものは、自分自身だ。自分というものを思いっきり使
い尽くして、自分の居場所など必要としない生き方を貫こう!所詮、ど
こにも自分の居場所などないのだから。


合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

http://www.management-brain.co.jp/

2007年06月08日

隠された意図を私たちは、発見しなければならない!

【記事】大学や学校に「競争原理導入」 教育再生会議第2次報告

朝日新聞(2007年6/1)より以下抜粋

『政府の教育再生会議(野依良治座長)は1日、総会を開き、
安倍首相に第2次報告を提出した。

大学など学校間に競争原理を導入することで予算配分の適正化や
教員の資質向上をめざすことを提言。

授業時数(コマ数)を増やすために、必要に応じて夏休みや土曜日
を活用することも打ち出した。

個人の価値観にかかわる分野では、
現在の「道徳の時間」を「徳育」として教科化することも提唱している。

○この日の報告は今年1月の第1次報告を具体化したもので、その
内容は6月中に閣議決定する政府の「骨太の方針」に盛り込まれる。
安倍首相は1日夜、首相官邸で記者団に「こうすれば日本の教育は
良い方向に変わっていくという提言をいただいた」と語った。

○第2次報告には、第1次報告の目玉の一つだった「ゆとり教育の
見直し」のための授業時数10%増の具体策として、夏休みや朝の
15分、土曜の活用が盛り込まれた。土曜授業については、週5日
制を基本としつつ、教育委員会や学校の裁量で必要に応じて補習な
どを実施できるとしている。


○学校への競争原理導入は第2次報告の柱の一つで、成果に応じて
国が予算配分する仕組み作りを要請している。学校間の競争によっ
てレベルの底上げを図る狙いがあるが、学校間格差が拡大する恐れ
もある。


○大学・大学院について「選択と集中による重点投資」と明記。国
立大学法人運営費交付金は「基盤的経費を確実に措置する」とする
一方で、研究・教育などの評価に基づいて「大幅な傾斜配分を実現
する」とした。また、教員の人事・給与の年功序列をやめ、業績に
連動した給与体系の導入を求めている。


○小中学校では「地域の実情に留意」したうえで、教育委員会の独
自判断で学校選択制を導入できるようにし、児童・生徒が多く集ま
った学校に予算配分を厚くする仕組みを検討。教員給与は勤務評定
を踏まえた給与体系にすることを提言し、08年4月をめどに教員
給与特別措置法を改正することを打ち出した。


○首相がこだわる「高い規範意識」の育成をめざす方策も盛り込ま
れた。子どもの凶悪犯罪やいじめ、学級崩壊などが頻発しているこ
とから「規範意識や公共心を身につけ、心と体の調和の取れた人間
になることが重要」と指摘。そのために「徳育」の教科化を打ち出
した。点数評価はしないが、文科省検定の教科書を使用するとして
おり、道徳や規範の枠組みを国が「検定」することに異論も出そう
だ。
 

○家族や子育てに関しては、中学校、高校の家庭科で「生命や家族
の大切さ、子育ての意義・楽しさを理解する機会を拡充する」と表
記。ただ、母乳育児や子守歌の効用をうたった「子育て提言」は、
政府・与党内からも異論が噴き出し、最終的に断念した。』


■第2次報告のポイント

■教育委員会や学校の裁量で、夏休み活用、朝の15分授業、
土曜授業を実施して授業時数(コマ数)を10%増やす

■公立学校教員給与は評価を踏まえた体系にする

■教育委員会に「学校問題解決支援チーム」を設置、
課題のある子どもや保護者との意思疎通に問題がある場合に解決に当たる

■現在の「道徳の時間」を徳育として教科化する

■全国学力調査の学力不振校に改善計画書を提出させ、
国や教委は特別支援を行う

■幼児教育の将来の無償化を総合的に検討する

■大学・大学院での9月入学の大幅促進のため、
学校教育法施行規則を改正する

■複数の大学が大学院などを共同設置できる仕組みを創設し、
国立大を大胆に再編統合する

■国立大学法人運営費交付金は、基礎的な部分を確実に措置すると同時に、
各大学の努力と成果を踏まえた配分になるよう新たな方法を検討する

*私からのコメント

◇この17年間の教育行政の流れの中で、今回の答申が、何を意味する
のか、包括的に検討しなければならないように思うが、結局、国が目指
したここ17年の教育改善ならびに改革は、80年代中盤に外圧で屈し
た学力偏重の教育をもう一度元に戻そうとすることだったように思われ
て仕方がない。


◇1975年当時の現代化カリキュラムに徐々に戻して、その上で、教
育の複線化を潜在的に推し進めていくような流れにしたいのだと思うが、
どうだろうか。


◇結局、教育制度を戦前の大衆教育とエリート教育の複線化の現代版に
したいのだ。だから、義務教育にまで、競争原理を導入して、複線化の
下地を形成しようとしているのだ。


◇そうでない限り、高度に成熟した日本で、国家維持の基盤である義務
教育のインフラをズタズタにしてまで、競争原理を導入するわけがない。


◇エリートの養成を最優先させて、教育基盤が多少は崩れても、国際社
会の中で、日本が生き延びていくリーダーを養成しようとしているのだ。


◇しかし、その狙いは果たして日本のためになるのか!?そのことを徹
底的に議論したほうが良いのに、その狙いを隠蔽して学力低下解消問題
や教員の質向上の問題や教育の質の向上の問題にすり替えながら進行さ
せているから、そのような議論には正面からはならないのだ。こんなイ
ンチキがあっていいのだろうか。


◇またこの答申の中で、競争原理の導入をどういう視点で考えているの
か見えない。競争原理の導入にどんなメリットとどんなデメリットがあ
るのか、議論を重ねただろうか。非常に疑問が残る。何を基準にした競
争原理の導入だろうか。


◇少なくても、有識者といわれる方々が、議論しているのだろうから、
何人かの方は、国家の横暴に対して批判的な視点を持って、会議等に臨
まれているはずだから(そんな人は、選ばれるわけがないか!)、そん
なに教育行政の言いなりになっているわけではないだろう。


◇今までの学校教育の中で、弊害と思われているものの解消のために競
争原理の導入になるだろうから、その弊害を解消するような競争基準を
選んで欲しいものだ。


◇答申の中で、「成果」 という文言があったが、その「成果」とは、
何を指すのか。この「成果」の基準を価値転換してしまったら、非常に
有意義なものになるように思う。


◇たとえば、答申が念頭においている「成果」とは、学力向上(=テス
トの点数向上)だろうが、生徒のモチベーション向上に対するものだっ
たり、地域活動の推進状況だったりすれば、どうだろうか。


◇児童・生徒の学校における活動・児童・生徒の地域における活動が、
活発化することが、学校の評価軸になれば、国家の教育行政の狙いを超
えて、国家の一員としてさらに良い教育効果をもたらすように思うが、
どうだろうか。


◇安易な競争原理の導入は、一元的な価値が支配するから、実は、画一
的な教育になり、画一的な構成員を創り出してしまう。こんなことは、
20世紀を生きてきた教育学者であれば、誰でもが知っている学術的な
真理だ。


◇それなのに、そういうことに触れない答申を私たちは、安易に信じて
はいけない。触れないのには、大きな意味があるのだ。教育再生会議に
は、大きな意図が隠されているかもしれない。その意図を私たちは、明
確にしながら、答申案を議論するべきだと思う。


合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

http://www.management-brain.co.jp/

チャールズ・M・シュルツ

人生は、まるで十段変速自転車のようだ。使わないギアばかりある。

◇私たちは、自分の能力を最大限に思う存分に使っているだろうか。
毎日毎日が、当然来るものと思って、一日を中途半端に送っては、
自分の人生を適当にやり過ごそうとしていないだろうか。


◇「本気を出せば出来るんだけどね」という負け惜しみを私たちは、
何回となく言葉にして、自分の敗北を誤魔化そうとしなかっただろ
うか。


◇私たちに与えられた人生という最大の贈り物を思う存分に自分の
ものとしているだろうか。


◇今日の言霊も言うように、自分の人生において、自分に与えられ
た数々の才能や能力を使わずに私たちは生きているように思う。


◇もしも、それらの才能なり能力を余すことなく使ってやろうと決
意すれば、私たちの人生は、どういう風になるだろう。


◇きっと、自分の置かれた状況に劇的な変化が訪れるはずだ。どん
な状況でも、自分は大丈夫だという自信がつくからだ。


◇自分自身を最大限使って自分の人生を切り開こうとすれば、大概
の状況は、乗り越えられる。自分が作った状況だからだ。


◇自分の人生なのだ。自分の力を出し惜しみすることなく、一日一
日を完全燃焼しよう。自分の持てる全てのものを自分の人生にかけ
よう!中途半端な一日を過ごすことなく生きよう。


合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

http://www.management-brain.co.jp/

2007年06月07日

ココ・シャネル

かけがえのない人間になるためには、常に他人と違っていなければならない。

◇つい最近、ミスユニバースで一位になった日本の二十歳の女性が、テ
レビのインタビューで、「世界に一人しかいない自分に誇りを感じていま
す」というようなことを語っていたが、自分としての価値を自分自身で、
これほどまでに自覚していることに私は、感動してしまった。世界一に
なる人はやはりどこか違うのだなあと思った。


◇かけがえない人間になるというのは、どういうことだろか。常に他人と
違うということはどういうことだろうか。


◇もう既に私たちは、生きている限り、他人と同じではないのに、どうし
てココ・シャネルは、あえて他人と違うことを強調するのだろうか。それ
は、他人に流されず、自分自身の意見を持って、生きることを強調したい
がためだと私は思う。


◇他人の意見に流されて生きるのは、案外簡単なことだ。現実の荒波を直
接かぶることもない。だから、他人の陰に隠れて、安穏と生きていくのは、
心地のよいことかもしれない。


◇しかし、そうだとすれば、自分の自分らしさが、どこにも出ることはな
い。自分の場所が、誰かに代わられても何も変わらないということになっ
てしまう。自分が生きてきた証が何もないことになってしまう。こんな人
生ではつまらないはずだ。


◇かけがえのない人生を歩むことが私たちの生き方ではないのだろうか。
そうだとすれば、かけがえのない人間として、自分の意見を他人に流され
ずに一度は言うことだ。


◇他人と違っているとは、他人の陰に隠れることなく、自分で荒波を受け
ることを覚悟することなのだ。


合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

http://www.management-brain.co.jp/

2007年06月06日

「歌詞」(後編)

○前回のあらすじ

詩の授業で、歌詞を用いて比喩などの表現技法を教えたことがある。

比喩や体言止めなどの解説をまず行い、「これらの表現技法が使われている部分を探してみよう!」と言いながら、あらかじめ用意しておいた歌詞のコピーを配布した。

生徒の食いつきも悪くはないだろうと思ったのだが、実際はそれほどでも
なかった。


生徒はたんたんと線を引く。目を輝かせて、というわけではない。


「やはり、彼らには古かったか・・・」


用意した歌詞を見ながらふと思った。

盗んだバイクで走り出す

行く先も解らぬまま

暗い夜の帳の中へ

尾崎豊さんの「15の夜」。


僕が好きだったのと、生徒たちが15になる。それだけの理由で、深い意
味はなかった。


今思えば、そういう選択の仕方からして間違っている。


上に挙げた歌詞の部分は一応、「倒置法」だが、それよりもなによりも、
生徒たちには歌詞の意味がほとんど不可能だったように思う。


なぜ、他人のバイクを盗んじゃうのか。


しかも、行き先は不明。


夜の「帳」なんて、これも古い表現だ。

最近、新聞で、最近の若者の気質について、ちょうど尾崎さんの歌詞を用
いて取り上げられていた。


確か、「反抗心」とか「大人社会への苛立ち」とか、そういった感情を若
者たちは失いつつあるといった内容だったように思う。


尾崎さんの歌の詞にあるような、「バイクを盗んで走り出す」のも「校舎
の窓ガラスを壊す」のも他人に迷惑をかける悪い行為で、まったく共感で
きないとのことだった。


そういうことではないのだが、まぁ、もっとも、おっしゃるとおりの正論
ではある。

授業後、ベテランのU先生にこの日の授業の話をした。


「試みは悪くはないとは思うけど、尾崎豊は入試や定期テストでは出題さ
れないからね」


U先生は続ける。


「尾崎をやった後に、さらに何を彼らに教えるかだね」

興味付けはそれとして、塾の授業として重要な部分が欠落していたという
ことだ。


往々にして陥りがちな「教師の自己満足」に気付くきっかけとなった尾崎
豊であった。


(登場する生徒名は全て仮名です。)


合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
荒木 崇(チーフ・コンサルタント)

http://www.management-brain.co.jp/

井深 大

アイディアが重要なのではない。
一つのアイディアをどうやって、具体的にしていくかが重要だ。

◇アイディアが、浮かぶ人とそうでない人の差は、なんだろうか。そし
て、そのアイディアが、現実になる人とそうでない人の差はなんだろう
か。私は、ここ数年、いつもこのことを考えてきた。


◇そして、一つの解答を思いついた。まずは、アイディアが浮かぶ人と
そうでない人の差は、過去の事例を覚えているかどうか、そしてその事
例が、現状に適応できるかどうかを考えるかどうかで、アイディアが浮
かぶか浮かばないかが決まるのということだ。


◇大体の人は天才ではないから、ゼロから何かを思い浮かべるよりも、
過去の事例を参考に、自分なりに考えるものだ。


◇次に、そのアイディアが、具体化するかどうかは、アイディアの本質
をよくつかんでいるかどうかで決まるように思う。アイディアは、その
時々で、規模や現実可能性が違うが、アイディアの本質さえ分かってい
れば、まず見取り図が思い浮かぶはずだ。


◇そして、その見取り図が思い浮かべば、材料がイメージできる。材料
がイメージできれば、その材料を使いこなせるかどうかを吟味できる。


◇そして、その吟味が終われば、誰がやるのかを考えることが出来る。
要するに、アイディアを具体化するためには、アイディアのスケッチが
出来ればよいのだ。


◇自分の夢を現実化するためには、夢のスケッチを明確にすることだ。
夢は誰でも見ることが出来るが、その夢のスケッチを描ける人はそうそ
ういない。


◇夢を夢のまま終わらせないためには、自分の夢の本質を自分でつかむ
ことだ。夢をシンプルに語れるかどうかだ。


合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

http://www.management-brain.co.jp/

2007年06月05日

中学生の息子・娘が、言うことを聞かない!

◇親は勉強して欲しいと思っているが、子どもは、親の心子知らずで、全く
勉強に向かわない。そういう現実が、日本には山ほどあるはずだ。


◇今回は、そういう状況になった時に親はどうすればよいのか、考えてみた
い。特効薬ではないが、漢方薬的にじわじわ効いてくるかもしれない、そん
なアプローチだ。

◇子どもが、中学生になれば、色々なものに関心が向かうから、親の言うと
おりにならなくなる。子どもには子どもの重要にしている価値観が、徐々に
出来始めてくる時期だ。


◇それは、今までの子どもの価値観≒親の価値観という構図が壊れて、徐々
に子ども固有の価値観を作ろうとする時期なのだ。俗に反抗期といわれる時
期だ。


◇こういう時には、子どもに今までの親の価値観を押し付けてもあまり効果
はない。それよりも、子どもの価値観や感情を聴いていくことに徹すること
だ。反抗期の子どもは、非常に不安定になっているから、子どものことを真
剣に受け止めることで、子どもに安心感を与えることが大切なのだ。


 お母さん:最近、勉強に身が入っていないみたいだけどどうしたの?


 子ども :え~・・・。別に。


 お母さん:そう?お母さんは、あなたが勉強に向かっていないように
       見えるんだけど。


 子ども :え~・・・。


 お母さん:お母さんも中学時代は、勉強なんか好きなほうではなかったけど、
       あなたはどうなの?


 子ども :え~・・・。わかんないよ。


 お母さん:何してるのが好きなのよ?


 子ども :なんか、わからないよ。


 お母さん:お母さんのことうるさいな?と思っているでしょ?!


 子ども :なんだよそれ?!


 お母さん:お母さんの質問に全然答えてくれないから。


 子ども :そんなことないよ。


 お母さん:じゃあ、何しているのが一番好きなのよ?


 子ども :え~・・・。何かなあ?

◇たとえば、こんな会話を機会がある度にしてみるといい。子どもの価値観
や感情を理解しようとすることだ。直接的に勉強をしなさいというよりも、
お互いの価値観に対する違いを認め合うことで、お互いに信頼感が高まる。


◇そして、勉強についても話をできるようになる。このことのほうが、遠回
りのように見えるが近道なのだ。

 
◇子どもは、勉強をやらなくてはならないのだという深層意識があるものだ
から、何かの拍子に勉強をやりだすものだ。そのきっかけを作ることが親の
重要な役目だ。そうだとすれば、子どもの気持ちを安定させるアプローチ
を取ることが一番大切なことなのだ。


合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

http://www.management-brain.co.jp/

湯川 秀樹

現実のほかにどこに真実があるかと問うことなかれ。
真実はやがて現実となるのである。

◇今日の言霊の「真実はやがて現実となる」というフレーズは、非常に
重いものだ。自分の通ってきた道が、自分の真実であり、今の現実を形
作っているのだ。


◇だから、私たちは、現実を真実として受け止めるほかないのだ。そ
れを、こんな現実は自分が招いたものではないとか、自分が望んだも
のではないとか、嘆いてみても仕方ないのだ。


◇どうあがいてみても、自分の前にある現実が、自分にとっての真実
なのだ。


◇だから、まずは、自分の目の前の現実をしっかり受け止めよう。今
までの自分の真実として現実を受け止めて、その次に自分自身を振り
返ってみよう。そうしない限り、私たちは、自分の現実を自分自身で
コントロールできるわけがない。


◇自分の望む現実にしたければ、自分の望む自分になるように、努力
しなければならない。それは、自分の中の真実を自分自身で磨いてい
かなければならないということだ。


◇そうしなければ、自分の現実は、誰かに左右される現実のまま、自
分自身で満足のいかないものとしてずっと自分の前に立ちはだかって
いるだけだろう。


◇自分の中の真実が現実になるのだ。現実を他人の所為にしてはいけ
ない。現実は、どんな時でも自分のものだ。自分の望む現実にしたい
のであれば、自分の真実を鍛えよう。それが、私たちの生きる道なの
だ。


合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

http://www.management-brain.co.jp/

2007年06月04日

大原 健士郎

人間の気持ちは、その時々に変化する。今が幸せであれば、
過去の全てはバラ色に、有意義に目に映る。しかし、今が不幸であれば、
過去は全て灰色で無意味に思えるものである。
その意味では、過去を笑うべきではないし、過去を泣くべきではない。

◇今日の言霊は、その通りだが、その通りではないように思う。どうい
うことかというと、過去は、今の状態を映す鏡だから、過去のどんなこ
とも今の状態によって、如何様にも意味合いが変わる。


◇だから、過去に縛られてはいけないというのは、その通りだ。だから、
過去に拘って、自虐的になることもないし、過去を引きずって苦しむこ
ともない。


◇しかし、過去を笑って元気を確保してもいいだろうし、過去の辛さを
思って、今に希望を見出すこともいいだろう。過去を自由に使いこなし
て今の自分に活力を与えることが出来るなら、それでもいいだろう。


◇過去の事実は、絶対に変えられないから、そんな過去の事実に拘るこ
とはないが、過去の事実を解釈する自分の視点は、如何様にも変えられ
るのだから、過去を活用して、今に役立たせれば、それはそれでいいの
だ。


◇私たちが、生きていくということは、色々な材料を組み合わせて、自
分の幸せのために、他人の幸せのために、意味を創造していくというこ
とだ。


◇だとすれば、どんなものでも、自由に使えるようになることが大切な
のだ。自分の過去も現在も未来も自由に使って、自分の生を全うすれば
よいのだ。


合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

http://www.management-brain.co.jp/

「当然」という意識が、差を生む!

『はじめに』


◇集団指導の講習と個別指導の講習では、講習の考え方が、少し違っ
ている場合が多い。


◇もともと個別指導しか経験のない方は、明光型の個別指導に近いの
で、個別指導の講習の参加率は、低いものだと思っているし、反対に、
集団指導の経験を持って、個別指導の講習に臨むと講習の参加率は、
高くなる。その違いはなんだろうか。


◇その違いは、「当然」という意識の違いなのだ。今回は、個別指導
の講習の考え方に対する提案をしていきたい。

『個別指導の講習』


◇個別指導は、なぜか、月4週を前提にしている。それは、明光義塾
がそうしているからなのか、授業料が分かりやすいからなのか、それ
とも個人別のものだから誰でもが平等になるからなのか、その辺の事
情は分からないが、月4週が原則だ。


◇この原則だと、各季の講習が、実は、それほど儲からない。通常月
の授業が邪魔をして、講習の授業が、潤沢に取れないからだ。


◇だから、私は、個別指導の設計をする時に、年間の授業回数を42
回に設定する。集団指導の塾を経験している方ならわかると思うが、
基本的に集団指導の塾は、月4週もの授業をやることはない。


◇それに倣って、年間48回という回数を止めて、しかも、論理的に
整合性の取れるように、全曜日同一回数にし、月平均3.5週の授業回
数に設定する。


◇この考え方で、講習を設計すると、講習の授業回数がまず多く取れ
る。7月を3週分の通常授業にし、8月も3週分の通常授業にするだ
けで、講習の授業回数は、多くなる。


◇そして、講習期間中だけ、通常の時間量よりも大きくしていけば、
さらに通常授業の量は削減されて、講習の授業回数を多く取れる。こ
ういう仕組みを考えてまずは講習を設計してみることだ。


◇次に、提案の仕方だが、大概の個別指導の提案が、親切すぎるよう
に思う。教科別に、やる単元を並べて、提案しているが、そんな分か
りやすい提案をしていると、どんどん保護者に判断されて、保護者主
導になってしまうはずだ。


◇単元名を明示し、保護者に伝えても、それほど効果はない。それよ
りは、生徒の学習状況を伝え、今後の指針を伝え、講習後の効果を伝
えればよいのだ。数学は、苦手だから英語よりも5時間分多くやりま
すよ、という感じの提案が、意外とスムーズに通るものだ。


◇また、提案が、教科均一なものが多いが、それは手抜きか、それと
も学習のことを知らない素人だと判断されてしまう。


◇たとえば、中学3年生だと英語10コマ、数学10コマ、国語10
コマ、理科10コマ、社会10コマ合計50コマという提案を良く見
るが、こんな均一な提案は、個別指導の提案としては、意味がない。
個人別に教科の強弱をつけてこそ、個別指導なのだ。その辺を考えて、
提案するべきだ。

◇最後に講習費の考え方だが、教室の通常授業単価の2.5倍は、全体
で取れるはずだ。春期講習は、1~1.5倍というところだろうが、夏期
講習や冬期講習は、2.5倍以上は取れるはずだ。その辺を目安にしてみ
てはどうだろう。


『経営者の視点』


◇今までの「当然」という意識を変革してみてはどうだろう。集団指
導の夏期講習の参加率は、95%以上。個別指導は、大体60%がいい
ところだが、しっかり講習参加に取り組めば、80%以上が参加する
はずだ。


◇受験生以外は参加しないのが「当然」と思ってはいけない。集団指
導の塾の講習は、ほぼ全員が出るのだから。

合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

http://www.management-brain.co.jp/

2007年06月02日

他人の潜在意識と仲良くする方法

◇読者の皆さんの中にも、きっと落ち込んだという経験がありますよね。

私もよく落ち込んだものです。

仕事がうまくいかないとき、他人からの評価が自分の望むものでなかったとき、
教員採用試験に落ちたとき、などなど。


◇そんな時、どなたかにアドバイスされたのが、
「人は落ち込むと、同じような人間を求める。しかし、それでは傷をなめあうだけで、
落ち込みが深まるばかりである。そんな時こそ、今輝いている元気な人と進んで話すことだと・・・」

◇理屈はそうかもしれません。しかし、本当に落ち込んでいるときに、
そんなことをしたら自分自身が破壊されそうです。
きっと眩しすぎて、きっとパワフルな声につぶされそうになって、その場を
逃げ出したくなることでしょう。


◇逆に、歓喜あふれる時、落ち込んでいる人と話したなら、湿っぽくなり、
幸せ気分も吹っ飛んでしまうことでしょう。

◇私たちは、自分に似た状況にある人に共感を覚えるものです。私たちの
潜在意識(普段、影を潜め本人自身も気がつかない意識)は、自分と同じ人
を求めているのです。


◇コーチングは、相手の潜在意識にアクセスして、相手の中にある答えを
導き出すコミュニケーションなのです。つまり相手の潜在意識と仲良くする
必要があります。


◇この潜在意識と仲良くする方法が、コーチングにおける傾聴の3つの
スキルです。


・相手と同じ言葉を使って、「あなたと同じだよ!」と伝えるバックトラック
(相手の言葉を繰り返し真似るスキル)、


・相手と同じ行動をして「あなたと同じだよ!」と伝えるミラーリング
(相手の表情や身体の動きを真似るスキル)、


・相手と同じ感情になり「あなたと同じだよ!」と伝えるペーシング
(相手の話すスピードやトーンを真似るスキル)です。


◇バックトラックは思考、ミラーリングは行動、ペーシングは感情を相手と
一致させているのです。思考、行動、感情が一致した相手は、もう自分自身
なのです。だから安心して相手に話すことができるのです。
まるで独り言を話すかのように・・・。


◇形態模写で有名なコロッケという芸能人がいます。彼は、もしかしたら
偉大な傾聴のスキルの持ち主かもしれないと思うのは私だけでしょうか。

合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
井上郁夫(シニアコーチ・心理カウンセラー)

http://www.management-brain.co.jp/

大山 倍達

金を失うことは小さい事である。信用を失うことは大きい事である。
勇気を失うことは自分を失う事である。

◇私たちには、数々の所有物がある。そのうちでもお金は、非常に大切
な要素だが、そのお金をもし失ったとしても、それは取り返しのつかない
ことではない。


◇いつかは必ず取り戻せるものだ。だから、お金を失うのは、そんなに大
きな損失にはならない。


◇それでは、信用はどうだろうか。信用は、お金以上に私たちには、重要
なものだが、しかし、その信用も、お金と同じくらい獲得するのは難しい。


◇そして、お金と同じぐらい簡単に失ってしまうものだ。しかし、お金と
信用が違うのは、一旦失ってしまった信用を回復するのには、お金を獲得
する以上に、非常に大きな労力と時間がかかるということだ。人間は、一
旦信用出来なくなるとなかなか信用しないものだから。


◇それでは、勇気はどうだろうか。勇気は、私たちを危険から守ってくれる
エネルギーだ。自分自身を失ってしまいそうな時に、勇気が自分自身を守っ
てくれるものだ。


◇他人の言いなりになろうとする時に、長いものに巻かれそうになって、自
分自身を裏切ろうとする時に、勇気が本来の自分を取り戻させてくれるもの
だ。その勇気を失ってしまったら、取り返しがつかないことになるだろう。
自分自身を守ることが出来ないのだから。


◇だから、勇気だけは失わないようにしなければならない。勇気は、自分の
エネルギーなのだ。そのことを忘れてはいけない。勇気を大切にしなければ
ならないのだ。


合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

http://www.management-brain.co.jp/

2007年06月01日

生徒が集まる講習設計とは。

学習塾で「生徒が集まる条件」はいくつかあります。あなたはいくつ思いつきますか?

例えば、良い授業。


楽しく、学力がつく授業ができる先生がいれば、生徒は集まるでしょう。

例えば、チラシ。


大量の折込チラシを投入すれば、今以上に生徒は集まるでしょう。

しかし、授業力を上げるのはそう簡単でないことはご存知のとおりです。

時間がかかるのです。


大量にチラシをまくためには、「お金」が必要です。

資本が潤沢なら問題はないでしょう。

しかしながら、たいていの塾では予算が限られていることでしょう。

時間もお金もかけずに生徒を集めたいならば、「頭」を使えばいいのです。


ここで、一つ質問があります。


「中学3年生の1日の通常授業時間の平均分数」をご存知ですか?


首都圏大手集団学習塾の授業時間の平均は「約150分」です。


この「150分」の意味を考えます。


大手学習塾での平均ということは、「150分」が授業時間のスタンドードとなっていることを意味します。


つまり、150分以上の授業時間では「長いから」と敬遠される可能性が高いのです。


「50分×3コマ」と「60分×3コマ」の設定では、前者のほうが「生徒が集まりやすい」設計になるのです。

話を戻します。


時間もお金もかけずに生徒を集めたいならば、「授業設計」に力を入れてみましょう。


「生徒が集まりやすい設計」をとことん考えてみるのです。

貴塾でも、今年度の夏期講習の設計がそろそろ終了していることと思います。


さて、その設計は「生徒が集まる設計」でしょうか?もう一度、設計内容を吟味して下さい。


弊社では、今年度も「夏期講習パッケージ」を販売いたします。「集団指導」、


「個別指導」それぞれで弊社がお勧めする夏期講習の設計をまとめました。


このパッケージを購入いただくと、あなたは(あなたの塾では)次の効果が期待できます。(各塾により効果は異なります。)


⇒今年度の夏期講習ですぐに使え、一般生の集客効果が高まります。

⇒在籍生の講習参加率が高まります。

⇒集客しやすい講習設計の要素が理解できます。

⇒全国レベルの視点で講習設計を吟味できます。

⇒講習パンフレット、講習案内文が、改定するだけで引き続き使用できます。

パッケージの内容は以下のとおりです。

<集団指導編>
・夏期講習設計解説
・夏期講習集団指導パンフレット3種類
・夏期講習のご案内2種類


<個別指導編>
・夏期講習設計解説
・夏期講習個別指導パンフレット3種類
・夏期講習のご案内
・個別受講ガイド原稿
・夏期講習受講確認書

夏期講習設計解説以外はすべて「ワード版」でのご提供です。

貴塾のお名前、料金など、修正していただく必要があることをご了承ください。

<料金>

・集団指導編 1万5千円
・個別指導編 1万5千円
・両方セット 2万7千円


・支払い方法は銀行振込みとさせていただきます。
振込み手数料はお客様のご負担となります。ご了承下さい。

・弊社によるカスタマイズをご希望の方は別料金となります。
別途ご相談下さい。


<ご提供方法>

・Eメールにて送信

(CD-ROMをご希望の方はお伝えください。

別途、宅配料(800円)・CD-ROM代(100円)がかかります。)


<お申し込み方法>

Eメールにて。mailadm@management-brain.co.jp宛に、

件名「夏期講習パッケージ」としてお申し込みください。


また、以下の内容をお伝えください。

・貴塾名
・お名前
・お電話番号
・ご送付先メールアドレス
(CD-ROMご希望の方は、ご送付先ご住所)
・ご希望の商品名(集団指導 ・ 個別指導 ・ 両方)


・お申込後3日以内に弊社より必ず確認のメールをいたします。

確認メールに銀行振込み先の口座が記載されておりますので、ご入金ください。

入金を確認いたしましたら、メールにてパッケージを送信いたします。


・弊社からの確認メールが届かない場合は何らかのトラブルで
お申込のメールが届かなかった可能性がございます。

その際はお手数ですが、もう一度お申込のメールを再送してください。

[お申込はコチラ] mailadm@management-brain.co.jp


6月20日までの限定販売とさせていただきます。


生徒が集まる「講習設計」を、是非ご利用ください。

6月1日号 「効果的なテスト対策を考える」

■巻頭所感                       
■Pick Up教育ニュース&ポイント                   
■達人の小技:見せる                                    
■MBA特集:効果的なテスト対策を考える                         
■月刊塾経営の視点:2007年6月度                                                  
■イノさんのコミュニケーション道場:第27ラウンド「叱ることの意味」                               
■数で読む教育:子育てや学校教育に関するアンケート調査  

5月19日、学習塾業界に衝撃が走りました。

ベネッセが東京個別指導学院にTOB(株式公開買い付け)を宣言し、
東京個別指導学院もこのTOBに賛同を示しました。

3500億円の売り上げを誇るベネッセが、120億円の東京個別指導学院を子会社化し、進研ゼミの拠点作りに乗り出すのです。

今までは、秀英予備校が塾業界の黒舟といわれてきましたが、
ベネッセこそ、塾業界の黒舟なのです。とうとう真打登場です。

ベネッセは、明光義塾も取り込むかもしれません。

そういう可能性は、否定できないように思います。

この大きな流れに対抗するためには地域に絶対的に根を張った
塾経営をするしかありません。

そこで、今号で、定期テスト対策を特集としました。

学習塾は地域における局地戦です。校舎ごとの闘いです。

地域に根ざした塾経営をしっかりしていれば、
大きな黒舟が来ても恐れることはありません。

ぜひ今号の特集を参考にしていただき、自塾のコア・コンピタンスをテスト対策
授業構築に向けてください。

また、夏期講習の下準備の時期として6月を位置づけていただき、
しっかりした在籍生・保護者に対する情宣活動に力を入れてください。

マネジメント・ブレイン・アソシエイツ 代表 中土井鉄信

夏目 漱石

自らを尊しと思わぬものは奴隷なり。

◇今日の言霊は、プライドに関わるものだが、実生活において、そのプ
ライドがプラスに働くよりもマイナスに働くことのほうが多いと思わな
いだろうか。


◇小さなプライドが邪魔をして、なかなか前に進まないとか、プライド
の高さが、あの人の欠点だとか、そういう言い方がすぐ思いつくように、
プライドに関しては、あまり良い印象はないのではないだろうか。


◇私は、この言霊を「自分自身の意見や決断を持たない人間は、奴隷だ!」
と考えたい。結局、自分の意見を自分自身が尊重しない限り、自分自身で
生きていることにはならないではないか。


◇そういう自分の思いを大切にしないで、それで生きていくというのは、
人間としてどうなのだろうか。誰かの奴隷になっているだけなのではな
いだろうか。そうこの言霊を解した。


◇確かに、自分自身に拘りすぎて、物事を不自由にしか考えられない人
もいるし、自分自身の全てを大切に思いすぎて、他人の忠告を聞かない
心の狭い人もいるが、そういう意味のプライドならば困りものだが、自
分の生き方や自分の行為に対して自分自身を大切にするということは、
非常に大切なことだし、自分の自分らしさを尊重することになるはずだ。


◇自分の何を大切にするのか、その何に拘って自分らしさを追及していく
ことが出来るのか、そういう思いをプライドと言うならば、私は、プライドは
あったほうがよいと思っている。


◇自分が自ら進んで自分の人生を歩め!この言霊はそう言っているのだと思う。

合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

http://www.management-brain.co.jp/

絶対評価の導入の是非をもう一度問うたらどうだろう!

【記事】内申書評価に「補正」 教委の対策広がる

朝日新聞(2007年5/28)より以下抜粋

『公立高校の入試で中学校が提出する調査書(内申書)の評定(成績)
を、高校や教育委員会側が「補正」する取り組みが始まっている。

背景には、各中学校が独自の基準で生徒を評価する「絶対評価」が
広まったことがある。評価基準の「甘い」学校と「辛い」学校との間で評定がばらつき、
不公平感が出たことを解消する狙いがある。


○千葉県では来春の08年度の県立高校入試から、県教委が設定した
「標準値」と各中学校の評定の平均値の差をもとに、各高校が受験生
の評定を計算し直すことになる。中学校の平均値が「標準値」を超え
れば、その分、同校出身の受験生の評定を引き下げ、低かった場合は
引き上げる。

 
○千葉県教委が絶対評価を導入したのは03年度入試。中学校側は教
科ごとに独自基準を設け、基準への到達度によって1~5の評定で調
査書を作る。それまでの「相対評価」であった、評定ごとの人数枠は
なくなった。
 

○これによって、評価基準を低く設定して4や5を多くつける「甘い」
学校が増加したと言われ、「辛い」学校の保護者や受験生から「不公
平」との声が上がっていた。
 

○また、「入試資料としての信頼性に疑問がある」と考える高校も増
加。従来の推薦入試にあたる「特色化選抜」で、調査書と面接だけで
は学力が判定できないと考え、独自に試験を行う高校が出てきていた。

 
○このような取り組みは千葉県だけではない。熊本県教委は06年度
入試から、調査書の評定(4~20)を、学力検査の得点(0~50
点)に従って補正するよう各高校に指示している。例えば、評定が2
0の生徒は、学力検査が満点に近ければそのまま、0点なら補正後の
評定値は12になる。補正を行うようになってから、保護者らからの
不満の声は減ったという。
 

○補正ではないが、東京都や神奈川県も対策をしている。東京都教委
は、ほぼすべての中学校の調査書の平均値をホームページで公開。高
すぎる中学校の校長には、各区市町村の教委が指導などをする。神奈
川県教委は、中学校が評定をする際に参考となる資料を配ったり、研
修をしたりして、評定に偏りが出ないようにしているという。
 

○調査書を絶対評価で評定すること自体を疑問視する声もある。全国
で唯一、相対評価を使い続けている大阪府教委は「入試は成績順に上
から順位を付ける『相対評価』。絶対評価を使えば、調査書が入試の
資料として機能しない可能性がある」と指摘する。

 
○文部科学省児童生徒課は「調査書の扱いは各都道府県教委が決める
こと」とした上で、「千葉県教委には取り組みの結果を報告してもら
う。効果があれば全国に周知したい」と話している。』

*私からのコメント

◇今回の記事は、明らかに、絶対評価導入に対する失敗を表している。
高校入試の資料に絶対評価は、不向きなのだ。そんなことは、絶対評
価を導入する前からわかっていた。


◇しかし、文科省は、それを導入して、教育改革を断行したのだ。だ
から、今後行われるこの手の改革の方向性は、まずは、絶対評価から
相対評価へという流れか、絶対評価を高校の選抜資料に使わなくなる
流れしかない。


◇多分、文科省としては、学力向上を掲げているから、絶対評価を選
抜資料としては使わないか、比率を少なくして、絶対評価の弊害を抑
制しているという方向で考えているだろうが、各県の試みを参考にし
ながら、絶対評価を維持しつつ、実質的には、相対評価への変更も視
野に入れていることだろう。


◇とにかく、どういう方向にしても、このまま絶対評価を高校の選抜
資料には、素直に使うことはなくなるだろうと思う。


◇だから、この辺で、2002年の教育改革を総括してみてはどうだ
ろう。何を目指した教育改革だったのか、またその教育改革は、結果
として何を日本にもたらしたのか、その辺を改革の対象になった項目
で検討してみてはどうだろう。


◇2002年の教育改革の各項目で、導入する前から疑問視されてい
たものについては、特に厳格に吟味をする必要があると思う。政策転
換をするための仕掛けとしてそれらの項目があったはずだから。

合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

http://www.management-brain.co.jp/

塾の起業、経営に役立つMBAのメルマガへの登録はこちらから

MBAをお気に入りに追加する 塾経営のサクセスネットMBAのホームページはこちらへ

カレンダー

2010年08月
Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
塾の起業、塾経営についてお電話ください。045-651-6922まで。