井深 大
アイディアが重要なのではない。
一つのアイディアをどうやって、具体的にしていくかが重要だ。
◇アイディアが、浮かぶ人とそうでない人の差は、なんだろうか。そし
て、そのアイディアが、現実になる人とそうでない人の差はなんだろう
か。私は、ここ数年、いつもこのことを考えてきた。
◇そして、一つの解答を思いついた。まずは、アイディアが浮かぶ人と
そうでない人の差は、過去の事例を覚えているかどうか、そしてその事
例が、現状に適応できるかどうかを考えるかどうかで、アイディアが浮
かぶか浮かばないかが決まるのということだ。
◇大体の人は天才ではないから、ゼロから何かを思い浮かべるよりも、
過去の事例を参考に、自分なりに考えるものだ。
◇次に、そのアイディアが、具体化するかどうかは、アイディアの本質
をよくつかんでいるかどうかで決まるように思う。アイディアは、その
時々で、規模や現実可能性が違うが、アイディアの本質さえ分かってい
れば、まず見取り図が思い浮かぶはずだ。
◇そして、その見取り図が思い浮かべば、材料がイメージできる。材料
がイメージできれば、その材料を使いこなせるかどうかを吟味できる。
◇そして、その吟味が終われば、誰がやるのかを考えることが出来る。
要するに、アイディアを具体化するためには、アイディアのスケッチが
出来ればよいのだ。
◇自分の夢を現実化するためには、夢のスケッチを明確にすることだ。
夢は誰でも見ることが出来るが、その夢のスケッチを描ける人はそうそ
ういない。
◇夢を夢のまま終わらせないためには、自分の夢の本質を自分でつかむ
ことだ。夢をシンプルに語れるかどうかだ。
合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

