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« 江國 香織 || 給与体系を変えて、社員の意識改革を促す! »

話してもらうことの効果

◇先日、私が講師を務める教師対象のセミナーの中で、
プレゼンテーションスキル体得の演習として、自己紹介を参加者にしていただきました。


◇1回目は、1分間で自分の人となりを、そして2回目には、
3分間という時間を設定して自己紹介していただきました。


◇そして、私自身に再発見がありました。
それは、1分より3分の方が話が深くなるということです。

◇1分の時は、ご自分の属性(年齢や経歴)の紹介で終わっていたものが、
3分になると、プライバシーにかかわる話が頻繁に出てくるようになり、
ご自分の失敗談やそのときの感情などを赤裸々に話していただけたのです。


◇時間が3倍の長さになったのだから、3倍の深さになるのは当然だろうと
思う方も多いことでしょう。


◇確かに、それは予測できることです。しかし、参加者は初対面の方が多い
ので、一般的にはちょっと深いご自分のお話をされることに抵抗感があると
思っていたわけで、時間が3倍になろうが、表面的な話題が3倍に広がる
だけだろうと私は高をくくっていたわけですが・・・。


◇聴衆である参加者がそれぞれのプレゼンテーションの中からその人
らしい良さを発見しようと真剣に聞いてくれるというちょっと非日常的な
環境が話す方の思考に刺激を与えてことも影響していたのかも知れません。


◇私は、この体験から、「話す機会を十分に与えられ」、「聞く者が真剣に
聞いている」としたら、人には、『自分をさらけ出したい。自分を理解して
ほしい。』という欲求があるということを改めて感じたわけです。


◇「相手が何を考えているのか分からない」と、悩むより、余裕を持って
相手の話を聞き、話し上手にするのが一番です。


◇前回お伝えした、バックトラック、ミラーリング、ペーシングを意識して、
相手が話しやすい雰囲気、環境を心がけてみてください。


◇もし、相手から「あなたに話をすると、話すつもりもないことまで
話してしまいます」なんてコメントをもらえたとしたら・・・


あなたは、何を得ることができるでしょうか?


合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
井上郁夫(シニアコーチ・心理カウンセラー)

http://www.management-brain.co.jp/

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