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子どもに夏休みを有意義に過ごさせるために

◇この日曜日に、群馬県と埼玉県の顧問先の保護者会で話をした。

この時のテーマが「子どもに夏休みを有意義にすごさせるために」ということで、
45分ほどの話だ。

◇まず、集まっていただいたお母さんやお父さんに、前屈をしてもらう。


中土井:長い話しが続いたので、皆さん立ってください。前屈をしましょう。
    私なんか、ほらこの通り、全然曲がりません!(笑い)それでは、
    一番嫌いな食べ物を思い出してください。強くイメージしてください。
    私は、苦いのでゴーヤが嫌いです。それでは嫌いなものを足元にイメ
    ージして、前屈してください。どうでしたか。次に、一番好きなもの
    をイメージしてください。私はラーメンが大好きです。好きなものを
    足元にイメージして前屈しましょう!どうですか。

◇まずは、こんなところから話をスタートさせて、場をリラックスさせる。こ
の前屈では、嫌いなものの時と好きなものの時では明らかに曲がり具合が違う
のだ。みんな驚くほどだ。そして、心と身体の関係を伝え、好きなことをする
時は、自然と身体が動くことを分かってもらう。

中土井:それでは、お母さん、お父さんが、お子さんに望む夏休みはどういう
    ものですか。こういう風に夏休みを過ごしてもらいたいというものを
    資料の中に書き込んでください。

◇書き込めた頃を見計らって、数人に指名し、発表していただいてから、この
書き込んだことをお子さんに伝えようと思っていましたかと聞いてみた。大概
のお母さん、お父さんは、自分で思っているだけだった。

中土井:夏休みをどう過ごしてほしいかということと、お子さんがどう過ごし
    たいかは、別物です。思っていることが違うかもしれません。だから、
    お子さんと話をすることです。まずこの質問をお子さんにしてください。 

 

中土井:夏休みに何を一番したいのか?こういう質問をしてください。直ぐに
    出ないかも知れませんので、気長に待つか、数回に分けて質問をする
    ことです。直ぐに答えを求めないことです。質問に答えが出てきたら、
    その答えを尊重してください。その次に、9月になったら、あなたは
    どういう人間になっていたいのか、聞いてください。この質問もすぐ
    に答えが出ないものですから、数回に分けて聞いてください。なかな
    か出ないものですから、お母さん、お父さんが、「私は、9月になっ
    たらあなたがこういう人間になっていて欲しい」ということを伝えて
    ください。

中土井:9月になったらどういう自分になっていたいのか、ここを意識させて
    ください。9月の自分がお子さんにイメージさせられたら、次に、そ
    ういう自分になるために、夏休みに何をしたいのか、棚卸をしてもら
    います。お子さんが、数個挙げられれば、次にお母さん、お父さんが、
    数個挙げてください。そして、その数個上がった中からお子さんに優
    先順位をつけてもらいます。先に、一番したいことを挙げてもらった
    ので、そのことは、優先しましょう。その1つと残り、4つぐらいで、
    優先順位を5つに絞ってください。この優先順位をつける時に、先に
    イメージしてもらった、9月の自分をいつでも思い出しながら、優先
    順位をつけるように促します。

中土井:そして、その優先順位が決まったら、次に夏休みの計画を作ります。
    子どもは理想主義者が多いので、計画がぎっしり詰まっている場合が
    あります。お母さん、お父さんが、間引きしてあげてください。緩や
    かな計画にして、子どもに出来そうな感じを与えることです。緩やか
    ならば、1回計画を実行できなくてもそれほど困りません。ぎっしり
    詰まった計画だと1回出来ないと全部に影響してしまうものなのです。
    だから、緩やかな計画を作ることです。

中土井:最後に計画が出来たら、実行の後押しですが、部分の評価を徹底して
    ください。一日の全体の評価をするのではなくて、一日の計画の中の
    ここが実行されたからOKだねとか、この部分は、非常に頑張ってい
    たのねとか、そういう評価をすることです。今日は出来た、出来ない
    だけの評価をしないということです。こういう点にも注意をしてもら
    いたいのですが、たとえば、勉強しているのかと覗いたら、絵を書い
    ていたとします。そうしたら、「絵なんか描いてないで勉強しなさい
    !」とは言わずに、「上手い!面白い絵だね!」と絵について言及し
    てみてください。また、何回も何回も絵を描いていて、勉強してなけ
    れば、絵を優先順位にいつから入れたのか、聞いてみるとよいと思い
    ます。人間は、好きなことをやるのです。または、自分で選んだこと
    をやるのです。だから、お子さんは、何を選んだのかを確認しながら、
    計画の実行を後押ししてあげて欲しいのです。

◇こんな話をして、夏休みの過ごし方について終わったのだが、一つその時に
注意したのが、この考えを実行して、直ぐに結果が出なくても気長に子どもに
接するということだ。

◇子どもに自主性を持たせるためには、子どもの価値観を尊重してあげる機会
を多く持つことだから、一回や二回で、子どもが劇的に変化するものではない。
ゆっくり、ゆっくり変化していくものだ。このことを忘れないようにしたい。


◇7月の10日までには、数回の話し合いの機会を持って、お子さんと夏休み
の計画を立ててみよう。一回や二回の話し合いで、直ぐに出来るわけがないと
いうことも忘れないで欲しい。 


合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

http://www.management-brain.co.jp/

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