本多 光太郎
人間には待機の時代と断行の時代とがあります。
潜伏の時代と飛躍の時代とがあります。
じっと好機の到来を待つ間も大事ですが、ひとたび好機到来となれば
機敏にチャンスをつかまえる気力がなくてはなりません。
◇私たち凡人は、待つことが非常に苦手だ。努力の結果を直ぐに求めて
しまう。ちょっと努力をするだけで、結果が出ると思っている人が大勢
いる。
◇しかし、ちょっとした努力で出る結果は、多分目には見えない結果な
のだ。たとえば、山登りに喩えると、数ミリの前進なのだ。山の頂まで
到達するのに、その数ミリの前進を数千回、数万回も積み重ねて、それ
でも未だ届かない、そういうプロセスを経て、初めて努力が努力として
の結果になっていくのだ。
◇今日の言霊も言うように、人間には、結果の出ない時期と結果が出て
自分のステージが一つ上がる時期がある。結果の出ない時期は、努力の
蓄積をする時期、準備の時期だ。
◇この時期に、いくら結果を求めても自分の中で何かが満ちてこないか
ら結果など出ないのだ。それに対して、結果の出る時期は、努力の積み
重ねがしっかり出来て、自分の中で何かが満ちてくる時期だ。
◇この時期は、果敢に決断し、果敢に実行して、今までの努力を世に問
う時期なのだ。
◇こう考えると、チャンス到来とは、自分の中からチャンスが吹き出て
くることかもしれない。チャンスが、自分の中からやってくるまで、私
たちは、地道な努力を積み重ねて、自分の力の満ちるのを待っているし
かないものなのだ。
合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ
代表 中土井 鉄信

