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理不尽な保護者を教育しよう!

【記事】「理不尽な親」接し方指南 新任教師に大阪市教委が研修

 朝日新聞(2007年6/24)より以下抜粋


○学校に理不尽な文句を言ったり無理な注文をつけたりする保護者に
対処するため、大阪市教委は7月、小学校に今春配属されたばかりの
新任の先生たちを対象に研修をする。上手な接し方やトラブル回避策
を伝授することで、保護者と良い関係をつくって欲しいと、初めて企
画した。

○研修は7月5日、授業が終わった後に教育センターに希望者を集め
て実施する。夏休み前に開かれる初めての保護者懇談会という設定で、
役割を演じながら問題点や解決策を自ら考える「ロールプレー」とい
う手法を採り入れるのが特徴だ。

○「クラス担任になったばかりの新人教師を、できれば代えてもらい
たいと思っている」親役は、担任が娘を呼び捨てにしていることが我
慢ならず、文句を言おうとやってくる。話しているうちに、だんだん
怒り始めるというシナリオだ。担任役は、相手の言い分を聞くばかり
ではなく、時には決然とした対応も必要になってくる。
 
○「モンスター・ペアレント」とも呼ばれる、過大な要求をする保護
者の存在は、大阪の学校でも問題化している。市教委によると、「う
ちの子に掃除をさせるな」「遅刻してしまうので、電話をして起こし
て欲しい」など様々な要求がある。4年前から、代理人として交渉す
る弁護士を採用し、年間10件ほど対応。具体事例を集めた手引書づ
くりも進めている。
 
○大阪市教育センターの後藤幸雄所長は「初期対応を誤ると、問題が
長引いてしまう。最初が肝心だということを認識させたい」と話して
いる。

*私からのコメント


◇昨今の学校いじめ、教員いじめは、行政だけではなく、保護者の間
でも凄いものがある。今回の記事もその一端だが、それにしても、こ
うもどうしようもない親が世間に多くなってしまったのはなぜだろう。


◇いろいろな要因が考えられるが、その一つの要因は、世間に流布し
ている「教育は、サービス業だ」という認識だと思う。


◇確かに、教育は、サービス業だが、それだけのものではない。サー
ビス業の中でも特殊なサービス業だ。教育サービスは、指導性という
ものが、キーワードになる。


◇サービス業の中に、この指導性があるものは、それほど多くはない。
医療関係と教育関係だけだろうか。この指導性がどういうことかとい
うと、たとえば、居酒屋さんならば、メニューにあるものならどんな
食べ合わせのものでも注文に応じてくれるはずだ。


◇たとえば、その食べ合わせで下痢になろうがなるまいが、居酒屋さ
んは気にする必要がない。注文したお客様の言う通りに受け付けるは
ずだ。つまり、お客様は神様です!の世界なのだ。


◇それでは、教育サービスではどうなのかと言うと、お客様の注文が、
お客様の健康を害することであれば、注文の時に指導が入り、その食
べ合わせでは下痢になるので、こういう食べ合わせがいいですよと、
アドバイスする。


◇お客様の言うことだけを聞いているものではなく、お客様が気がつ
かない様々なことを知って、お客様のために、お客様にとって、今は
厳しいが後々お客様の役に立つことを今することが、教育サービスな
のだ。だから、お客様に一方的に迎合して済まされるサービス業では
ないのだ。だから、教育サービスを実行する教師には、しっかりとし
た見識が必要なのだ。


◇こういう特質を持つ教育サービス業を最近は、よってたかって、接
客業のようなサービス業に仕立てているから、不見識な保護者が、理
不尽な要求をするようになるのだ。


◇ぜひ、最近の保護者の理不尽な要求に対しては、毅然とした態度で
教師が接してほしい。そして、保護者にもしっかりした指導をしてほ
しいものだ。子どもは親の背中をみて育つんだと!

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