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夏期講習の結果報告

『はじめに』

◇夏期講習の集客に関して、ほぼ結果が出た頃だろう。一般生(講習生)
の集客と在籍生の参加に関して、私どもの顧問先では、今年は例年以上
に、好調だったようだ。ただし2・3の例外を除いては。

◇私どもの顧問先で、例年並かそれ以下だったところの敗因分析を簡単
にすると、

1.準備段階でのミス(夏期講習の告知が遅れた、宣伝が遅れた等々)
2.業務管理が抜けた(途中のチェックが甘かった、業務に抜けがあっ
た等々)
3.集客意欲が行動にならなかった(額に汗かいて行動しなかった等々)
4.突発的事態が発生した(リーダーが病気になり戦線離脱等々)
5.講師の手配が出来なかった(講師不足で、集客停止等々)

上記の要因が、複数重なって、集客に失敗した顧問先が、2・3あった
が、それでも大敗は免れている。また、今回は顧問先の9社ほどで、夏
期講習のチラシをMBA主導で作り上げたが、これも功を奏して、一般
生の集客に随分と寄与した。これも大負けしない要因だったのかもしれ
ない。


『夏期講習の結果報告』


◇個別指導塾のAは、設計を変更して2年目だが、昨対比151%の売
り上げを記録した。一昨年から比べると3.5倍の売り上げになった。
当然、生徒数も昨対比140%、一昨年から比べると198%と伸びて
いる。一番のポイントは、個別指導なので、面談力=提案力の向上と在
籍生に対しての満足度の向上だ。


◇個別指導のB塾は、過去最高の売り上げと一般生集客を勝ち取った。
この塾も夏期講習の設計を変更して、2年目なので、売り上げは、それ
ほど大幅な伸張はないが、(昨対比105%。一昨年の売り上げで比べ
ると165%)一般生の集客は、昨対比2.5倍になった。


◇ただし、この塾は、全学年が好調かと言うとそうではない。5~7月
に在籍生の生徒指導等にミスが重なったため、ミスを犯した中学生の各
学年で集まりが悪かった。この中学生に関しては、夏期講習中に建て直
しをする。成功要因を挙げるならば、地道なイベント活動と的確な学習
指導で、口コミを誘引したことだ。


◇集団指導のC塾は、昨年から秀英予備校が目の前に進出してきたが、
創業以来の生徒数を確保した。全ての設計を昨年変更し、付加価値とし
てイベントと読書感想文を年間を通じて実施した結果、地域評判が高ま
って、チラシと口コミで、生徒数が、昨年の120%に達した。不安要
因としては、生徒数の増大が、サービスの質を低下させる状況が生まれ
つつある。踏ん張りどころだ。


◇集団指導塾のD塾は、今年から夏期講習の設計とオペレーションを変
更した。例年、低料金で夏期講習を実施してきたが、今年は大幅に値上
げした。当初、この受講料の大幅値上げの提案は、D塾でなかなか受け
入れてもらえなかったが、在籍生には、全く影響なしと判断し、強行突
破した。


◇一般生の集客に関しては、昨年並みには来ると踏んでいたが、D塾の
経営幹部は、こんなに値上げして一般生がくるかどうか、非常に不安だ
ったそうだ。そして、蓋を開けた結果、一般生は、例年並みに来た。未
だ集計途中だが、昨対比99%前後。全体の売上げは、130%以上に
なる予定だ。

『経営者の視点』


◇夏期講習の総括をするために、成功要因と失敗要因を、経営者は明確
にしておこう。職員に様々なことを考えさせなければならないが、経営
者自身が、自分で結論をある程度用意しておかないと職員との議論が深
まらない。そして、経営者の意識を伝えられない。夏期講習の成功や失
敗は、通常業務の見直し、冬期講習の実施の際の参考になることだ。し
っかりした総括をする準備を進めよう。

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