ヘレン・ケラー
一番大事なことは、どんな環境が必要かということではなく、
どんな考えで毎日生活しているか、どんな理想を追い求めているか、
ということなのです。
◇私たちは、自分の置かれた環境を言い訳にして、自分の努力不足を問
題にしないところがある。本来の自分は、こんな人間ではないのだが、
周りの環境が環境だけに、そうなってしまうのだ!という言い訳を簡単
にしてしまう。周りの環境の所為にして、自分の能力の無さや努力不足
を封印してしまう。
◇それでは、環境が変わればどうなのか!というと、これがまた同じで、
ほとんどの場合、前の環境とそれほど変わる結果にはならない。
◇しかし、ほんの一部の人は、環境が変わって自分の能力を発揮する場
合があるが、それは、たまたま最初だけか、環境が変わって、今までの
自分を反省し、自分自身が問題だと気がついた人間だ。後者の場合であ
れば、その後も環境に関係なく、自分の能力を発揮しようとするだろう。
◇実は、環境を作るのは、自分も含めたそこにいるメンバーだ。だから、
環境の所為にして、自分のことを棚にあげても何も事態は、変わらない。
自分も環境を構成している一部だからだ。だから、今日の言霊が言うよ
うに、どんな環境が必要かということではなく、どんな志が必要なのか
を問うことなのだ。
◇自分の心のあり方や考え方が、環境を形作っていく。環境を鵜呑みす
ることはないのだ。だから、困難な状況にぶち当たって考えることは、
今この困難を乗り越えるために必要なことは、どんな心のあり方なのか、
どんな考え方なのかということだ。環境を嘆くことではないのだ。
◇私たちは、自分の外にある環境の中で生きるのではない。自分という
環境の中で生きているのだ。

