相手を話し上手にする質問
◇昔から、初めてあった人から「趣味は何ですか?」と聞かれること程、
うんざりする質問はありませんでした。
◇小学校のころは、「切手収集」と答えていましたが、答えながら自分でも
何かすっきりしなかったのです。
◇趣味とは、何よりも夢中になれることで、それをやっている時は何より
充実していて、できれば高尚なものである。という認識でした。
◇それに該当するものが咄嗟にみつからないので、当たり障りのない
「切手収集」と答えたのです。しかし、私にとって切手収集が何より、
楽しいことでも、充実することでもなかったのです。
◇「趣味は何ですか?」という質問を好んでする人は、自分でしっかりと
した認識のある趣味を持っている人なのではないかと思います。なぜなら、
やむを得ず切手収集と答えた後、「君の趣味は?」と聞けば、待ってました。
と、ばかりに答えが返ってくるのです。
◇私たちは、多かれ少なかれ自分の関心で質問する傾向があります。質問に
使う言葉やフレーズにも偏りがあるのです。「趣味」ということばがしっくり
くる人が「趣味は?」と質問したところで、相手は同じようにしっくりと
「趣味」を理解していないかもしれません。
◇互いにしっくりとくる言葉やフレーズを使うことが必要になってきます。
つまり、わかりやすい質問をすることです。わかりやすい質問とは、即答
を求める質問ではありません。
◇聞きたいことを相手に理解してもらい、すぐに思考に入ることができる
ような質問です。言い換えれば、わかりやすい質問とは、平易な
(子どもにもわかる)言葉を使った質問です。
◇「あなたの趣味は何ですか?」と質問する代わりに
「時間の経つのも忘れてしまうほど夢中になれるときはどんな時ですか?」
◇「あなたの10年後のビジョンを聞かせて?」と質問する代わりに
「何でも思い通りになるとしたら、10年後の君はどうなっていたい?」
◇それぞれ上と下では印象が、だいぶ違うのではないでしょうか。そして、
下の質問の方が、スーと心に入ってくる感じがしませんか?
◇同じことを聞いているにも拘らず、質問の仕方によって、相手の気持ち
も回答も変わってくるのです。
◇この夏出会った人と、これから出会う人と良い関係作りに、
是非、平易な効果的な質問を心がけてみてください。
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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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