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学校の中に教育はあるのか!

【記事】受験料負担の自粛要請、私立中高連が改善策
 朝日新聞(2007年8/28)より以下抜粋

私立高校が費用を補助して生徒に大学を受けさせ、合格者数を「上乗
せ」していた問題で、日本私立中学高等学校連合会は27日、臨時の
運営役員会を開き、受験料の学校負担を自粛するなどの改善策をまと
めた。数日中に加盟校に送付する。

○同連合会には全国のほぼすべての私立高校1321校が加盟してい
る。改善策は、受験料負担の自粛のほか、合格実績を公表する際はの
べ人数なのか実人数なのかを明記するなど、誤解のない表記にするこ
とを求める。会長の田村哲夫・渋谷教育学園理事長は「何らかの宣言
をしないと、私立に対する不信感をかき立てることになる」と話した。
 
○これまでの大阪府や兵庫県の調査や朝日新聞のアンケートで、埼玉、
神奈川、静岡、滋賀、京都、大阪、兵庫の7府県の計56校に受験料
の補助制度があることが判明している。

*私からのコメント

◇最近の合格者水増し問題は、これである程度沈静化するだろうが、私
立高校の抱える問題の解決にはならないだろうと思う。


◇私立高校は、学力の高い生徒とそうではない生徒とでは、その扱いが、
実は大幅に違うことを今回の一連の報道は暴きだした。私立高校の生徒
募集は、大学合格実績に負うところが大きいが、それは、一部の優秀な
生徒を活用した、見せ掛けの実績だったということだ。


◇今回の報道では、受験料の肩代わりだけが、問題視されているが、そ
ういう生徒の大半は、多分特待生ではないのだろうか。授業料免除の特
待を受けながら、大学受験料も高校側が肩代わりしているという例がい
くつもあるはずだ。そういう状況をトータルで考えて、私立高校の評価
を下したほうが良いのではないだろうか。


◇学校は、学力の高い生徒には優しく、学力の低い生徒には冷たいと言
うことだ。これは、私立高校だけに限ったことではない。公立高校でも
同じだ。ただし、金銭的な支援があまりないだけだ。教育という名の下
に学力と言う評価軸で、生徒は格差をつけられて指導されてしまうのだ。


◇教育現場で実際何が行なわれているのか、このことを私たちは、さら
に突っ込んでみたほうが良い。学校の中に教育はあるのかと約30年前
にカール・べライターが、問いかけた問いに、私たちはどう答えられる
だろうか。

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