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 現場の工夫を引き出す!

『はじめに』

◇学習塾は、局地戦だ。どんなに大きな学習塾でも、塾全体でその地で
戦っているわけではない。その地で戦っているのは、その地に着いた人
間が、その地の他の人間と戦っているのだ。だから、大手学習塾にも小
さな学習塾が勝てるのだ。しかし、勝つためには、その地で戦っている
人間の後方支援が重要になるのだが。

『現場が活き活きするために!』


◇学習塾は、大企業病になると、現場が死んで、本部が活き活きする。
現場が本部を見て仕事をしだすからだ。そして本部は現場に様々なこと
を要求するようになる。提出書式が増え、本部の指示・命令が増え、ル
ールが増えて、現場ががんじがらめになっていく。


◇本来は、本部が後方支援する機能なのに、現場が本部の後方支援のよ
うになってしまうのだ。こうなると、大手学習塾といえども、競争力が、
落ちてしまうことになる。各々の現場は、局地戦で勝てなくなっていく
のだ。戦う相手が競合他社やマーケットや顧客ではなくなり、本部にな
ってしまうからだ。現場は、顧客の方を向いていなくてはならないのに
本部の方ばかりを向いてしまうからだ。


◇現場を活き活きさせるためには、本部の機能を明確にすることだ。現
場がよりよく戦える環境作り、インフラ作りに本部が徹すれば、現場は
活き活きしてくるはずだ。


◇現場の創意工夫を奨励し、現場の責任者に自由に考えさせることだ。
目的は結果を出すことで、結果を出すためのルールを守ることではない
のだ。そのことを明確にすることだ。目的の共有が全てなのだ。手段の
共有に力をかけることはないのだ。このことを徹底して、会社で伝えて
いくことだ。


◇そうなれば、現場の責任者は、良いアイディアの盗み合いをしながら、
きっと自校舎を成長させていってくれるはずだ。現場の切磋琢磨を奨励
しよう。その後に、ベストプラクティスを本部が収集して、現場に紹介
していけばよいのだ。行動が先にありきだ。現場の自由を奪うような指
示は二の次にしたほうが良い。あくまでも、本部は、後方支援に徹する
ことだ。


◇中間管理職的精神の本部幹部を吹っ飛ばすことだ。社長の顔色を見て、
現場を指揮する人間を幹部なんかにしないことだ。中間管理職的な幹部
がいなくなった時に、現場に活力が戻ってくるだろう。


『経営者の視点』


◇現場に、自由にやらせる勇気を持つことだ。そのために、正しいこと
を社員に要求しよう。指示されたことを正しく行なう社員ではなく、状
況を正確に把握できて、何が正しいことかが分かる社員を育成しよう。
上の顔を見ないで、正しいことを行なえる社員を要求しよう。そのため
に、社長は辛抱強くならなくてはならないのだ。


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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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