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船頭多くして船山に登る!

【記事】次代の教育など考える諮問機関 池坊文科副大臣、発足
 朝日新聞(2007年10/1)より以下抜粋

福田内閣でも留任した池坊保子・文部科学副大臣が9月末、二つの私
的諮問機関を発足させた。

○このうち、「次世代の教育を考える懇談会」は、政府の教育再生会
議や中央教育審議会(文科相の諮問機関)と一線を画し、長期的な視
点で教育のあり方を考えるのが目的という。
 
○副大臣が自ら選んだ15人のメンバーは多彩。安西祐一郎・慶応義
塾長や陰山英男・立命館小副校長ら教育関係者、北城恪太郎・日本I
BM最高顧問ら経済人、警察庁出身の竹花豊・元東京都副知事ら行政
経験者もいる。
 
○26日の初会合では、家庭と地域の教育力の低下が学校へ及ぼす影
響などを議論。半月に1回会合を開き、年度内に報告書をまとめる予
定だ。
 
○一方、神戸市で高校生が自殺した事件などを受けて、いじめと携帯
電話・インターネットの問題について考える会議も発足。いじめ自殺
が問題化した昨年11月にできた「子どもを守り育てる体制づくりの
ための有識者会議」が、携帯やネットの問題に特化して再編成された。
 
○28日の初会合で、群馬大の下田博次教授(社会情報学)は「携帯
電話の普及で、起きてから寝るまでずっとインターネットを使えるよ
うになった。この問題に家庭だけで対応するのは難しく、全く新しい
仕組みを作らないといけない」と述べた。会議は毎月1回程度開かれ、
報告書やアピールを出していく予定だ。

*私からのコメント

◇教育については、誰でもが様々なことが言えるから、どんな意見で
も言ったらいいのだが、教育に関する政府の諮問機関が、次から次へ
と作られるのは、いかがなものだろうか。それも、総理大臣の教育再
生会議から副大臣の「次世代の教育を考える懇談会」という諮問機関、
そして中央教育審議会と実に3種類の諮問機関がある。


◇こんなに諮問機関があって、各々答申を出し合って、その諮問機関
間で議論を重ねるならいざ知らず、そうでない限り、答申だらけにな
ってしまうような気がしている。ましてや、任期の定まらない大臣や
副大臣の諮問機関では、本当の意味で、長期的な視野にたった議論が
出来るだろうか。また、その答申の責任を誰が負えるのだろうか。そ
んな疑問を今回の記事で強くした。


◇国民の教育に対する意識高揚が狙いなら、それなりに効果もあるだ
ろうが、議論の深まりをもたない答申だけならば、まったく意味が無
いように思う。教育を人気取りの道具にしないで、政治家の皆さんは、
真摯に取り組んでほしいと思う。

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