アルダス・ハックスリー
天才の秘密は子供の時の精神を大人になっても持ち続けられるということだ。
つまり、それは自分の情熱を失わないということである。
◇天才の定義は、数多くあるだろうが、街の中の天才の定義としては、
この言霊の定義が、一番身近な定義のように思う。私たちは、歴史を覆
すほどの天才には、どうしたってなれないが、ある集団の中では、天才
的な何者かにはなれるはずだ。
◇小さな天才、どこにでもいるちょっと凡人とは毛色の違う天才には、
誰だってなれる。その時に重要なのが、大人の子ども心だ。子どもの時
は誰だって持っている常識から逸脱した考え方や行動力を大人になって
も保持して、子ども流の仕方でそれを活用するのではなく、大人流の仕
方でその子ども心を活用していくことだ。その時、その行動や発想が、
集団に新鮮な活力を与えるのだ。
◇そしてまた、子どもにいたっては、自分の欲しいものに対して、地団
駄まで踏んで絶対に欲しいと願うが、大人になると諦めが早く、自分で
欲しいものも、我慢して直ぐに諦めてしまう。そういう諦めの態度を子
どものように、粘って粘って自分のものにしたいという態度に変えてみ
よう。つまり、子どものような情熱を持とう。そうすれば、街の中の天
才になれるかもしれない。
◇街の中にいる天才は、子どものように集団に染まらない視点と情熱を
持っている人なのだ。そして、その視点と情熱を大人流で現実に活用す
ることなのだ。だから、小さな天才なら誰だってなれるはずだ。

