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« アルダス・ハックスリー || 「過去問」(中編) »

モチベーションのボタン1

◇モチベーションのボタンは、人それぞれだ。親と子どもでもそのボタンは違
う。親のモチベーションのボタンをそのまま子どもに押し付けても、子どもは、
全然響かないものだ。子どもには子どものモチベーションのボタンがあるもの
だ。

◇NLP(神経言語プログラム)の考え方に、価値観型の人間とビジョン型の
人間に分ける考え方がある。価値観型の人間は、日々の生き方が問題になって
いるので、その生き方に関わることにモチベーションのボタンがある。


◇ビジョン型の人間は、将来の自分のイメージに関わることにモチベーション
のボタンがある。この二つを少し意識して、子どもを見ていると、どっちの傾
向が強いか分かってくるものだ。その辺を手がかりにして、接し方を変えてみ
るといいかもしれない。

◇価値観型のA君に対しては、以下のような接し方が有効だ。

 お母さん:A君、最近どうなの?なんだか悩んでいるように見えるけど。
  A君 :え~?別に。
 お母さん:そう?何か変だけど。今日はどういう一日だった?
  A君 :え~?別に。普通だよ。
 お母さん:A君は、どういう時に今日は良い一日だったと感じるのよ。
  A君 :え~・・・。わかんないよ。何でそんなこと聞くのよ。
 お母さん:お母さんがA君を見ていると、A君が、自分を大切にしているな!
      と感じる時があるのよ。その時のA君の顔が好きなんだけどな。
      最近、どうもA君に元気がないように見えるのよ。
  A君 :そんなことないよ。
 お母さん:A君は、何を一番大切にしたいと思っているの?
  A君 :え~?・・・・。
 お母さん:A君が、自分の大切にしていることをコツコツと積み重ねていくだ
      けでお母さんは良いと思うわ。最近、A君は、無理して嫌なことや
      ってんじゃないの?
  A君 :そんなことないよ。強いて言えば、勉強が嫌だけどね。

◇A君にとって大切なことをお母さんが知ろうとすることが大切なことだ。価値
観型の人間は、なかなか自分が納得しなければ動かないものだ。無理強いをして
も無駄なものだから、共感を持って子どもと接しよう。そうすれば、子どもは、
お母さんの理解を得て、やる気になるものだ。次回は、ビジョン型の接し方を考
えてみたい。

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