教育の質と量の問題は、両輪で考えるべき問題だ!
【記事】「教員増」でにらみあい、文科省と財務省
日経新聞(2007年11/26)より以下抜粋
3年で2万1000人の教員増員案を打ち出す文部科学省と、歳出増
を拒む財務省がにらみ合いを続けている。教育現場の期待は強いが、財
務省は「荒唐無稽(こうとうむけい)」と突き放す。文科省は学習内容の
“憲法”である次期学習指導要領の原案に「教員増が必要」と異例の文
言を盛り込むなど徹底抗戦の構え。予算の査定が本格化する年末にかけ
て両省の対立は激しさを増しそうだ。
○「予算や教職員数といった投入量の拡充では、公教育の信頼確保に向
けた解決にはならない」。財務省の審議会である財政制度等審議会は19
日公表した来年度予算の建議(意見書)で、こう言い切った。
*私からのコメント
◇今回の記事は、教育予算の問題のように考えられるが、それだけでは
ない。教育の優先順位の問題だ。記事の中にあるように、質的向上を制
度の中で考えた結果、教員増が必要だというのであれば、その通りだが、
その前に、他の予算を削って、教員増に予算を作ることも可能なはずだ。
◇全国学力テストの実施や教員の免許更新制と今回の教員増加問題は、
予算ということになれば、不可分の問題として考えたほうが良い。最近
の議論の中に一般社会人(教員免許を必要としない)の教員登用が議論さ
れている中で、免許更新制を推し進めようとしているのだから、実は免
許更新は大して効果のあることはでないのだ。全国学力テストにしても、
結果的にそれほど大した発見がなかったのだから、莫大な予算をとって
やる意味はあるのかどうか、もう一度考えたほうが良い。
◇それよりは、教育の質的向上には時間がかかる問題なのだから、量で
カバーした方が得策だと思う。その意味で、余計な予算を削って、教員
増に当てたほうが良いのではないだろうか。
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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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