レオ・バスカーリア
幸せは香水のようなもの。他人にふりかけようとすると、自分にも2、3滴ふりかかる。
◇私たちは、悲しいかな幸せを独り占めしようとする。特に個人主義的
な考えが世界中に蔓延したここ100年間は、その傾向が強い。こんな
キャッチフレーズが、当たり前のように今も宣伝されている。
【自分が幸せにならない限り、他人を幸せにすることは出来ない!】
◇このキャッチフレーズを全面的に否定する訳ではないが、このキャッ
チフレーズがある限り、自分の幸せを最優先して、他人の幸せは二の次
になってしまうのではないか。
◇人生における自分の幸せを吟味する間もなく、このキャッチフレーズ
に親しんでしまったなら、若い人は幸せの独り占めの考え方から逃れら
れないような気がする。まず自分が幸せになろうと必死に幸せを追求し
ていっても、結局のところ幸せはやってこないからだ。
◇自分だけの幸せなんていう考えは、幸せの論理矛盾なのだ。幸せは、
複数形だ。他人の幸せと自分の幸せが、合致して初めて幸せになってい
くのだ。
◇だから、今日の言霊のように、他人を幸せにしようとすることを通し
て、自分まで幸せになってしまうものなのだ。だから、キャッチフレー
ズをこう言い換えたい。
【他人を幸せにしようと思わない限り、自分が幸せになるキャンスはや
って来ない!】と。
皆さんは、どう思うだろうか。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

