円地 文子
登らなければ、登りつづけなければ、決して坂の上へは出られないのだ。
◇今日の言霊は、誰でもが、頭の中では分かっていることだ。急坂にな
ればなるほど、今日の言霊が言っていることが理解できるはずだ。しか
し、それは、頭の中だけのことで、一旦現実になれば、身体が自然とブ
レーキをかけて、急坂を登ることに躊躇してしまう。
◇坂の途中で後ろを振り向いては、タクシーが来ないかと期待を寄せる
し、誰かが後ろから押してくれないかと思ってしまう。しかし、坂を登
るのは、この自分なのだ。どうしたって、自分で急坂を登らなくては、
坂の上に出られるものではないのだ。
◇人生という坂も同じだ。人生という坂を私たちは、登っていかなくて
はならない。誰も代わりに登ってはくれないのだ。淡い期待を持って、
自分の人生をふらふらと登っていくことはできない。そう思って生きて
いったほうが良い。
◇一旦登りはじめた坂は、最後まで登っていくしかないのだ。人生も一
旦はじまった以上、人生を全うするまで、生きていくしかないのだ。自
分が納得できる人生を歩もうとすることは、長い坂道を登り続けること
と同じなのかもしれない。自力で、私たちは、自分の目指す坂の上まで
登り切るしかないのだ。自分の都合の良いような幸運はやってくるもの
ではないからだ。
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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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