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経営スタイルを見直そう!

『はじめに』

◇経営指導をしていると、様々な経営スタイルにめぐり会う。唯我独
尊スタイルもあれば、優柔不断スタイルもあり、そして理念型の夢想
スタイルもある。また、トップダウン型でもいろいろあって、見るか
らにトップダウンスタイルのものもあるけれども、ボトムアップ型に
見えながら、その実曖昧なトップダウンスタイルのものもある。

◇今回は、典型的な経営スタイルをあげて、自分のスタイルを自覚し
てもらおうと思う。

『経営スタイル』

1.唯我独尊スタイル

 この手の経営スタイルが、学習塾では一番多いのかもしれない。自
分の考えが一番で、従業員は自分の考えを実現するための道具だとば
かり思っている経営者だ。こういう経営スタイルは、伸びているうち
はいいが、停滞してくるとチームが分裂してしまう。経営者に求心力
がなくなるからだ。だから、伸びているうちに早く組織化をするべき
だ。

2.優柔不断スタイル

 唯我独尊スタイルとは正反対のスタイルだが、両方とも真のリーダ
ーシップが欠如しているという点では共通しているかもしれない。唯
我独尊スタイルは、従業員のことを気にすることはないから、強引で
強力な命令は出来るが、この優柔不断スタイルは、その逆で、従業員
に対して曖昧な指示で従業員を困らせることが多い。伸びそうで伸び
ない経営スタイルだ。

3.夢想スタイル

 この手のスタイルは、夢は大きいが、その夢を実現する現実的なス
キルを持っていない場合が多い。従業員が夢について来られないと従
業員の能力のなさを嘆くが、夢と現実の間に梯子を架けるスキルがな
いから、現状が改善されることが少ない。規模とスキルの間のギャッ
プが埋められないと苦しくなる経営スタイルだ。

4.トップダウンスタイル

 唯我独尊スタイルとこのトップダウンスタイルは、似ているようで
全く似ていない。トップダウンスタイルには、個人が組織を前提とし
ている。従業員に対してコンセンサスを取りながら、経営者の意向を
しっかり実現させるスタイルなのだ。この点が、唯我独尊スタイルと
違う点だ。俗に、トップダウンが、悪いように言われているが、それ
は、唯我独尊スタイルの傾向の強いものを言っているのだ。

5.曖昧なトップダウンスタイル

 一見ボトムアップ型に見えるが、リーダーシップの要素である言語
表現が、曖昧で、パッションに欠けるため、現場までの浸透力がない
ため、現場が自由にその言語表現を解釈して、勝手に現場を動かして
いる。しかし、経営者の思いは、強くあるから、是が非でもその思い
を遂げようとして、結局、自分の思いを通そうとするスタイル。従業
員と経営者の間に距離が出来てしまう。難局にさしかかってしまうと
案外脆いスタイル。


◇学習塾の経営者は、頭でっかちな方が多いので、経営スタイルの理
想型であるボトムアップ型を直ぐに求めやすいが、組織もないのにボ
トムアップ型の経営スタイルを求めてはいけない。トップダウンの健
全性をもう一度見直すべきだ。組織をしっかり形成するために、唯我
独尊を脱して、トップダウンスタイルをしっかり学ぶことだ。

『経営者の視点』

◇自分の経営スタイルを自覚し、自社の成長ステージにあった経営ス
タイルに自分自らを変えていこう。


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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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