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受験生に最後を激励を!

『はじめに』

◇2008年が始まって3週間が経つが、受験生はどうだろうか。朝型
学習に切り替えているだろうか。受験生にとっては最後の追い込み時期
だから、生徒も教師も必死だろうが、教師としては、受験生への後押し
としてもう一工夫して、受験生を盛り上げることを考えた方がよい。今
回は、受験生の激励に関して考えたい。


『自信を与える一工夫を!』

◇受験生にとってのこの時期は、不安が増加する。保護者の不安もどん
どん増加して、家庭内は、一種の冷戦状態のようになっているとも限ら
ない状況だ。そんな時に、抽象論での激励は全く意味がない。具体的な
アドバイスが、必要なのだ。たとえば、塾の方で以下のことをやること
が重要だと思う。

 
1.受験までの家庭学習のスケジュールを個人別に示す。

 私が、現場にいた時は、学力レベル別に3種類のスケジュールを作っ
て、生徒名だけ変えて生徒に配っていた。「君のために作った家庭学習
計画表だ!」といって配るのだ。

2.具体的な学習内容を指示する。

 過去問指導は、すべての生徒の宿題にして1週間に1年分解かせて、
点数化し、レポートで提出する。それ以外に、英数国の今までやった
テキストや教科書の指定ページ・指定問題を表にして、上記の学習計
画表とリンクさせてやらせるのだ。当然、表にして配る。

3.上記二つのことを保護者に伝える。

 この時期の学習指示は、保護者にも伝える。保護者と受験生が、同
じ情報を共有することが大切なのだ。

4.授業中の問題レベルを順次下げる。

 入試までのシナリオ創りの一貫として、授業中にやる問題のレベル
を順次下げていって、実感として生徒たちに出来るようになったとい
うことを分からせる。いくら言葉で先生が、「出来るようになったよ。
君たちは!」と言っても説得力を持たない。それよりは、この時期、
入試問題をしっかり選択して、徐々に易しい問題にシフトしながら生
徒に自信をつけさせていく方が、よっぽどよい。

5.壮行会で、みんなを明るくする。

 私が、現役の時に壮行会で、いつも言っていたことは、「入試は手
続きだから、その手続きをしっかりやれば受かる。その手続きとは、
名前と受験番号とそして解答用紙に答えをはみ出さないように書けば
いいんだ!」ということだ。そして、受験生たちの1年間の学習の軌
跡を振り返って、「あの苦しい夏を思い出せ!あの夏に100時間も
の勉強に耐えたじゃないか!だから、君たちは、受験生として必ず選
ばれる!」というようなことを言って、最後に「消しゴムは3つ持っ
ていけ。丸い鉛筆はダメだ。角のある鉛筆を持っていけ」というよう
なことを言って、みんなと握手して送り出す。当然、合格グッズを渡
しながら。みんなの気持ちが、一丸となれば成功だと思う。

6.入試前日と当日に電話やメールを送る。

 入試前日に、電話を一人ひとりにかけて激励する。不安な生徒には、
当日の朝にも電話をかけた。また、昔は、レタックスという電報のよ
うな手書きで送れる郵便があったから、入試前日にみんなに激励文を
送って、合格を祈った。今で言えば、メールでもいいと思うが、最後
の最後まで生徒のことを忘れていないということを伝えた方がよい。

『経営者の視点』

◇仕事の締めくくりは、塾の場合は入試だ。その入試に対して職員が
どういう行動を取っていくのかが、塾としての成熟度だ。自然と受験
生ケアが出来る職員を育てよう。そうすれば、その校舎の競争力は、
格段と高まるはずだ。

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