タゴール
間違いを犯すのを怖れて、戸を閉ざせば、真実も締め出されてしまう。
◇私たちの個人的な夢や目標がどこに繋がっているかで、その夢や目標
の強度が違ってくる。自分だけのことを目標にしていたり、夢にしてい
るだけでは、その夢も目標も自分自身を動かしていく際のエネルギーに
はそれほどならない。簡単に、障害物の前でひれ伏すことになるか、投
げ出してしまうことになる。
◇私たちの個人的な夢や目標が、他者や社会に繋がっているものならば、
その夢や目標の強度は、自分自身のための強度よりは、非常に強くなる
はずだ。
◇たとえば、ボクサーになろうとすることが、ただ単に個人的な夢であ
る以上のもの、みんなに人間の可能性を実感してもらうためにと思って
なるのか、貧しい子ども達の目標になるためにと思ってなるのかで、そ
の夢の強度は、全然違うはずだ。ボクサーになろうとする夢を未だ見ぬ
みんなが支えてくれるからだ。
◇これと同じことで、間違いを犯すのを恐れるのは、間違いが、単独で
存在すると思っているからだ。間違いが、どこにも繋がらないものだと
思うからだ。
◇今日の言霊も指摘するように、間違いは、真実に繋がっているものだ。
間違いを犯すことで、真実に少しずつ近くなっていくのに、その間違い
を恐れて、間違わないようにびくびくしていると、真実もどんどん遠の
いて、結局は、何も知りえることがなくなってしまう。
◇だから、間違いを恐れてはいけないのだ。間違いは、真実に繋がって
いる非常に重要な経験なのだ。そのことを念頭において、新しいこと、
難しいことにチャレンジしていくことだ。
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