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« 入試直前の精神的なケア || 「モチベーション」(前編) »

斎藤緑雨

人は常に機会を待てども機会は遂に人を待たず。

◇昔の私は、いつもチャンスを待っていた。チャンスさえ廻って来れば、
きっと大きな仕事が出来ると思っていた。このチャンスは、絶好の機会
という意味だけではない。好条件の仕事、頼りになる上司、優秀なスタ
ッフ等、自分にとって都合の良いもの全てだ。誰かが、私にそれらを与
えてくれれば、私は、大きな仕事が、注目に値する仕事が出来ると思っ
ていたのだ。


◇しかし、それは、負け犬の遠吠えに等しかった。待てど暮らせど、自
分に都合のよいチャンスは、廻って来なかった。「機会があれば、何で
も上手くやる自信はあります。今はその機会がないから、力が出ないの
です」という物言いは、自分の能力のなさを誤魔化す言い訳にしかなら
なかった。結局、自分の無能さを認めた時から、チャンスがつかめるよ
うになった。


◇チャンスは、待つものではないのだ。チャンスは、自分が必死に動き
回っている時に、ちょうど出会い頭のようにぶつかるようなものなのだ。
そして、その出会い頭でとっさに捕まえるようなものなのだ。


◇今日の言霊は、そんな意味のものだ。自分にチャンスを与えてくれと
誰かに、神様に祈ってみてもダメだ。それよりは、チャンスを自分から
捕まえようとすることだ。そのためには、自分で主体的に何かに取り組
むようにしなければならない。誰かに依存しているようでは、チャンス
を自分のものには出来ないものなのだ。

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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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