「モチベーション」(前編)
だいたい小学4年生あたりから、私立中学入試に向けての受験勉強を始め
るご家庭が多いのではないか。昨今の中学受験ブームで、小3・小2から
という人も少なくないだろう。
受験に必要な単元はだいたい小5で一通り学習する。小6はそれらの単元
をもとに、入試に向けての総合的な力を高めていくという流れになる。
では、小4はどういう位置付けかというと、「基礎学力の定着」、「受験に
備えた学習習慣の確立」。大雑把に言うと、こんな感じだ。
初めて本格的に受験勉強を始める生徒がほとんどである。小学校の宿題
とはおそらく比べ物にならないくらいの宿題が塾から課される。
例えば、僕が担当する国語の場合、ざっとこんな宿題があった。
・漢字の学習。次回の授業で確認テスト実施。
・言葉の学習。次回の授業で確認テスト実施。
・授業で扱った文章の復習問題。
・音読
量自体はさほど多くはないが、毎日、少しずつやるように指示していた。
ノートに日付を書かせる、日付入りプリントを配布する、音読はご家庭
の方に聞いてもらう、などしていた。
それでもやはりなかなか上手くはいかない。モチベーションを維持する
のが大変なのだ。
小5、小6なら、「合格するためにこれをやってこい!」という、やり方
としては上手くないが、「受験・入試」をモチベーションにした指導でな
んとかなる場合が少なくない。
しかし、小4に向かって「受験」、「入試」なんて言葉を使っても、それ
に触発される生徒はあまりいない。
できたところを褒め、できてないところを励まし、明るくて面白い授業
を行い、授業以外でも積極的にコミュニケーションをとって、それで何
とか、という具合である。
勉強することが負担にならないように、モチベーションを上げること、
これが非常に難しく感じる。
さて、そんな小4に関することで、先日、ある中学受験塾の先生からこ
んな話を聞いて、なんだかちょっと悲しくなった。
○次回へ続く
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◇◇◇ Global Thinking and Local Acting ◇◇◇
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