マキァヴェリ
人間は一般に恩知らず、移り気、嘘つきで、
危険に対しては臆病、利益に対しては貪欲である。
◇私たちは、人間を信頼しなければならないが故に、人間と言うものを
しっかり知る必要がある。
◇ある人は、人間を知れば知るほど、人間は信頼に値するものではない
と言うかもしれないが、人間である私たちは、それでもなお人間を信頼
に値するものであると信じない限り、自己矛盾を犯してしまう。
◇人間とは、今日の言霊も言うように、どうしようもない動物だ。
◇自分が困っている時は誰かにすがり、自分の都合で嘘をついて他人を
勝手にだまし、自分がやりたくないものは、どうにかして逃れようとし、
自分が得たいものについては、どんなことがあっても欲しいと思う。人
間なんて、こんなものなのだ。
◇しかし、こんなものだからこそ、人間は、人間としての存在意義があ
るのだ。こんな惨めな人間だからこそ、必死にどうにかしたいと思って
いるのだ。
◇人間は、人間以上に立派になれはしないし、人間以下の魂のない生き
物にもなれない。そういう人間を人間が信頼できることに重要な希望が
あるし、信頼を裏切ってもなお人間を信頼できる余地があるのだ。
◇人間にがっかりしてはいけない。人間はこの程度のものなのだ。しか
し、自分も人間なんだ。そのことを忘れて、人間不信になることはない。
ダメな動物として人間を尊重することが私たちの生を豊かにしてくれる
のだ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

