ウィリアム・サローヤン
有能な人間は失敗から学ぶから有能なのである。
成功から学ぶものなどたかが知れている。
◇なぜ、成功から学ぶことがたかが知れているのだろうか。それは、自
分の成功から学んでも、自己拡大が出来ないからだ。もう既に自分の中
に成功の要素があるから、成功するのであって、成功から学ぶとなれば、
自分では気が付いていない多少のことを自覚するだけだからだ。
◇それに比べて、失敗から学ぶ方が大きな収穫になるのは、自己拡大す
る契機がそこにあるからだ。失敗は、自分の中に失敗の要素があって、
その失敗の要素を自覚し、なおかつ、その失敗を成功に結び付けるため
には、自分にとって未知の領域を自覚しなければならない。自分の中に、
未だない領域を自覚できるチャンスが失敗にはあるからだ。
◇だから、失敗を失敗のままに終わらせてはいけないのだ。もし失敗を
失敗のままに終わらせてしまえば、その失敗は、やらない方がよかった
ことになってしまう。それでは、時間の無駄遣いだ。
◇失敗が、失敗として価値を持つためには、失敗から多くのことを学ぶ
時だ。失敗を失敗だけに終わらせないようにする時だ。有能な人間は、
すべての時間を無駄にはしないものだ。
◇私たちは、失敗を恐れる必要はない。それよりは、失敗した時こそ、
失敗から学ぼうと勇気を出そう。失敗で落ち込んでもよいが、失敗から
学ぶことだけは忘れないでいよう。せっかく犯した失敗なんだから。
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◇◇◇Global Thinking and Local Acting◇◇◇
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